最近アイドリング不調、冷間時暖気中にエンストが出るようになりました。
先週出かけた時に、とうとうエンジンチェックランプが点灯しました。
帰宅してダイアグのチェック
沢山入っていますが、ミスファイアの複数気筒検出、O2センサーでリーンリミット、そんな所です。
ミスファイアが出たと言うことは、点火確認信号が帰って来ていないと言う事だと思うので、前から気になっていた『イグニッションコイル』を交換します。
1998年式、一回も交換されていないので、今回はまずイグニッションコイルを交換します。
部品はいつもの『ポルシェ小僧』さんで購入
NGK系列のイグニッションコイルが欲しかったのですが、もう製造していないのか幾ら調べても出てこないので諦めました。
そこで現在純正部品で付いているBERE製にしました。
もっと安いのもありますが、こういうところはケチるとロクな事ないので。
モノが届いて安心。まず箱がしっかりとしてる☺️
梱包もコネクタ部分もしっかりとしてる。製品管理がキチンとしていますよね。
見て!この美しさ。
とても良く出来ています。
これにして良かった☺️
プラグもケチらず交換。
さて、作業に入りますがポルシェ996はリアエンジン。そして水平対向エンジンなので、ボンネット開けて上からとはいきません。
リフトアップする必要はありませんが、下から丸見えって訳にもいきません。
下からやろうにもエキパイが邪魔するので、まるっきり視界に入らない体制で手探りで😅
工具もエクステンションバーとユニバーサルジョイントを上手く組み合わせての作業となります。
僕は元々整備士なので、この位の事はできます。
まるっきり知らない方は苦労するかもしれません。
出来ない事はありませんが、色々と工夫が必要です。
特に、1番、4番シリンダーは厳しいです。
取り外した部品との比較。
だいぶ頭の部分が大きいです。
どんなに同じ物だと知っていても、取り付ける前に寸法や端子等々並べて確認しましょう。
それがプロってもんです。
全てのイグニッションコイルにクラックがありました。
26年間お疲れ様でした。
プラグがね、う〜んちょいと燃料薄い色なのが気になります。
しばらく様子をみます。
そうそう、イグニッションコイルのヘッド部分が大きくなった事でこの遮熱板に干渉してしまい取付けできません。エキパイの熱がモロに当たるので、ちょっと加工する必要がありますので後日作業します。
アイドリングは落ち着きました。
ただ、とても調子が良くなったとかはありません。
元々アイドリング領域でしか不具合無かったので。
しばらく様子見ですね。
備忘録 走行距離61,666km
ナローとは言え、なかなかのグラマーなカレラちゃん。美しい。