朝、目が覚めると曇り。
これでは写真にならない。
気温は-9℃、表示は-8度になっているが1度ほど狂っているので
正しい気温は-9℃の方が近い。
さて、どうするか迷ったが写真にならないと仕方ないので早く帰ることにする。
いつもなら踊り場湿原から下に降りていくのだが、今日は時間もあるし
県道40号線を降りて、以前から気にかかっていた
蓼の海公園に寄ってみようと行って見た。
蓼の海は小さな人工のため池のようで今の季節、
氷が張ってあまり写真にはならなさそうだ。
少し下ると色々な施設があった。
夏は賑やかなのだろう。
時間は7時40分、ここで雪が舞う中朝食を摂った。
もう帰るつもりだったが、雪も降ってきたし気が変わり
木曽馬の里へ行って見ようかと思い立った。
こんな遠くまで来ているのだからすぐに帰ってはもったいない。
諏訪湖SAで温泉に入った。
ここは便利でよく帰る時に利用する。
着いたのは9時頃で、親子が入っていたくらいでゆっくりできた。
木曽へは高速を使わずに塩尻ICR19号線を走ってみた。
なにかいい被写体はないかと走ったのだが何も見つけられず・・・
開田高原の近く、地蔵峠から行って見ようと思ったら冬季通行止めだ。
昔、20年以上も前、写友と秋に来たことがあるが
11月3日だったので寒かったのを思い出した。
凄い霜でいい写真が撮れた。
峠道の入口にたくさんのお地蔵さんが並んでいた。
昔はこの道を通って開田高原に入っていたのだろうけれど
今はトンネルが出来て便利が良くなった。
木曽馬の里へ着いたのは11時半頃。
観光客はまばらで、というよりほとんどいない。
カメラマンが1・2人ほど。
ここでも大阪ナンバーの車に出会った。
雪がかなり降ってきていい感じ。
少し多すぎるかな(+_+)
残念ながら木曽馬は放牧されていなかった。
白樺がきれいなので白樺をメインに撮ってきた。
F22 1/15
70-200mm F5.6 1/250
シャッタースピードを変えて撮った2枚の写真。
どちらがいいのか。
どちらも捨てがたい。
全編白樺林の写真になってしまったが好きな写真は撮れた。
12時半くらいまで歩き回り帰路につく。
木曽馬の里を出てナビの通りに少し雪に覆われた
轍のない道をゆっくりと下っていくと
いきなり滑り出した。
こんな時、気を付けてはいても思わずブレーキを踏んでしまう。
止まらない。
なぜだ。
なんとか大事にはならずに済んだ。
どうやら雪の下は氷だったようだ。
どこへもぶつけずに済んでほっとした。
十分気を付けて走っていたんだけどね。
こんなこともありましたね。
白川氷柱群も撮ってみたいと走っていて標識の方へ入ると轍があり、
ゆっくり入っていくとガチャンとタイヤが滑って車の底をぶつけたみたいだ。
よく見ると轍が凍って堅くなっているようだ。
恐る恐る車を走らせゆっくりと走らせていくと通行止めの表示。
おいおい、こんなことは入口に書いておけよと突っ込みを入れる。
これが帰ってから下裏を覗くとエンジンの下のカバーがめくれていて
修理に出すとそれを止めていたボルトが折れて、完全な修理は無理だと・・(*_*;
何をしにあの道に入ったのやら・・・悔やんでも悔やみきれない。
4WDなので少しは下裏が高いのだが役に立たなかった。
本道路に戻り少し走るとなんと、右川向に氷柱群があるではないか。
がっかり。
目で見ると山の赤土が落ちてきて下のほうの氷が汚くて
カメラを出さなかったが、コンパクトカメラで撮っただけだけど
帰ってきてパソコンで見ると赤土の色がほとんど見えなて
なかなかきれいだ。
カメラを出せばよかったと後悔。
場所は「けやきの湯」のところ。
ここから帰路につく。
今回の撮影行もなかなか良かった。
出発前は天気が心配で間際まで行こうか行くまいかと悩んでいるのだが
行けば何かに当たる。
運よくサンピラーにも会えたしダイヤモンドダストにも会えたし良しとしよう。
信州は遠いのでお金もかかるし、体力もいるが、
思い切っていけば何かに会える。
この次はいつ行けるかな。
この項終わり。