それでは京都旅に話を戻しましょう！
楽しいタクシー運転手さんのおかげで
すっかりリラックスした気持ちになり
良い気分でお店に到着。
今回伺ったのはこちらのお店：
こぢんまりした、とっても可愛らしいお店でした。
予約は苦手でも、前もってお電話しておくと
あたたかくお迎えくださる度が高まる気が。
安心して伺えるのは確かですし。
初めてのお店でドキドキしていたのもあり
まだクセ付いていないのもありで
素敵なお店の外観写真を撮るのをすっかり忘れてしまう・・
エアコンも効き過ぎていないし
（寒がりの私には心底ありがたい）
おまけにすりガラスで、でも明るいお部屋なのが
なんとも居心地がいい。
外を通る人の視線も気になりません。
（子どもの頃から神経過敏）
ハレの日ですから
メイン料理のついたメニューにしようか！と
お魚のランチコースをいただくことにしました。
食べ切れるかなあ！
さっそく運ばれてきた
綺麗な前菜プレート。
夫氏は楽しそうにビールを飲みます。いいねえ。
ハムでしょうか、モルタデッラでしょうか。
お皿に散らされたバルサミコをぬぐって食べてしまうよ笑
程なくして
サクサクつぶつぶのグリッシーニと
しっかりとあたたかいくるみパンが運ばれます。
袋入りのグリッシーニ、ありますよね？
あれはどうも口の中の唾液が全部持っていかれて
なんとなく遠慮してしまうのですが
こちらは問答無用に完食。
今食べたらお腹いっぱいになっちゃうなと思いつつ
こんなあったかいうちに、今食べなきゃ
バチが当たる気しかしない、と
くるみパンをいきおいよくちぎって口に放り込む。
ああ、なんて幸せな味。
そしてビールに合いすぎます。
いよいよやってきたパスタ。
私の選んだものは
ホタテとエビのクリームソース。
セコンドのシェフさん、
パスタを猛特訓されたんですって・・！
さっそくひと口すくって。
お・い・し〜〜〜
ソースが全然しつこくないし、魚介の味もしみじみ味わえて
ずっと食べていたいくらい。
夫氏はベーコンとトマトソースのパスタを頼んでいて
これは美味いから絶対食えというのでひと口頂いたら
超絶美味なベーコンのボリュームが嬉しくて、食べでがあって、
ソースの酸味がこれまたいい。
（そしてもれなく写真を忘れる）
この喜びをお伝えしなきゃ！と
サーブしてくださった方に
「このクリームソース、本当に美味しいです」
「こっちのベーコンもすっごく美味しいです！」
と気合を入れてお伝えしたら、
お店の方は
「シェフに伝えますね！」と喜んでくださいましたが
私があんまりいちいち美味しい美味しいというのがおかしかったのか
隣でお食事されていた
どうやらご常連らしい紳士が
くすくすと笑われているのがチラリと見えました。
へへへ、どうも、失礼、お騒がせしました。
ご常連紳士は前菜とパスタに、
赤と白のグラスワインを
ゆっくり楽しんでいらっしゃいました。
いいなあ、そういう落ち着いた佇まい。
隣で食事しているこちらも気持ちいい。
さあ、少食の私はそろそろお腹がいっぱいになってきましたが
今日はもう一皿あるの！
お魚！
このお魚・・・イサキだったかしら（失礼）
レモンをしっかりきかせた
オーブン焼きです。
身がふわふわに柔らかくて
レモンの香りが爽やかで
パン粉がカリカリ香ばしくて
無言、ノンストップで夫より素早く完食。
お魚最高！
食後はデザートプレート。
カラメルのかかったカタラーナ、美味しかったあ〜〜〜
のに、根性の足らない私はお腹がいっぱいで
デザートを完食できずギブアップ。
血液検査の数値がアレな夫が
瞬時に平らげてくれました。
ううう・・・今日だけな、今日だけ。
今日は許そう。これを残すのは失礼だ。
ああ、今日のランチは本当に最高！
本当に美味しかったし、
自分が食事を楽しめたし、
何より夫がとても楽しそうに
休日の外食を満喫したらしいことが
心底嬉しかったです。
ご馳走してくれたのは夫ですが
なんだか、自分が
ご馳走してあげたみたいに嬉しかった（笑）
よかったなあ。
帰り際、お店の方が見送ってくださりながら
「今日はイレギュラーなメニューだったんですけど
通常営業の時もまた、ぜひいらしてくださいね」
はい、もちろん！伺いますとも。
すっかり満足してお店を出ると
すぐ向かいは小さな小さなお漬物屋さん。
夫氏は好物の奈良漬を久しぶりに買い、
とても親切そうなお店のお母さんに帰り道を尋ねつつ
静かでのんびりした路地を
腹ごなしに少し歩いてみることにしました。
こちらのお店、京都にいらっしゃったら
繁華街からは少し離れますが
その分とても静かでゆったりしていますから
ちょっと足を伸ばして
のんびりお食事を楽しまれるのに
すごくおすすめです。
・・・お腹が元気って本当に楽しいね！
これで去年のランチリベンジ、完了だ！！