みなさんは、雑談はお好きですか。

私は苦手です。

 

子どもの頃はそうでもなかったと思うんですが

もう高校生ぐらいのときには、その自覚あったな。

大学生の時は、なんとか周りについていこうと必死だったけど

その気疲れと、

嫌われたり、つまんない、ノリが悪いとかって思われるのが怖くて

せっかく良くしてくれた人たちにも、結局心を開けませんでした。

 

だから当然、その後のお付き合いも続かず・・・

 

何やってるんでしょうね、私は。

必死で生きてはいたんですけど。

 

 

というわけで、雑談が苦手です。

仕事では営業したり接客したりで

案外知らない人と話すのは苦ではなかったのですが

少し顔見知りになってからが苦手。

自分をどこまで出すか、いつも考えてました。

というより、どんな自分なら出せるか、常に考えてました。

もちろん考えてます、今も。

これにはものすごいエネルギーと細心の注意が必要で、

当然ひどく疲れます。

だから人付き合いも苦手です。

気楽に付き合える友達もごくごくごくわずか・・・

ふふふ、言っちゃった。

 

 

こんな私が、先月から雑談を毎日満喫しています。

 

LINEで!

 

 

 

私は1年ほど前に、カウンセラーの小園麻貴さんのスカイプカウンセリングを受けました。

引きこもりから2年、一旦は良くなってきたかにみえたのに

坂を転がるように悪化し

今までできてきたことが

またもや、一つ一つできなくなっていくことに心底恐怖を覚え

藁にもすがる気持ちで申し込んだのでした。

 

そして今年の夏に麻貴さんが作られた

心の遊び場「倶楽部MAKI」というLINEグループに

先月、入ったところなのです。

 

 

倶楽部MAKIでは、麻貴さんを「銀座のクラブのママ」に見立てていて

そこに参加する私たちを「チーママ」ということにしてあります。

 

私が日々雑談しているのは、そのチーママたちと。

 

 

もちろん、悩みを相談したり、心のことを真面目に話すこともあるのですが

おととい私がそこで話したのは、

 

「開封して1年半経った小麦粉って、もう処分した方がいいと思う?」

 

これは紛れもなく雑談です。

心理学的な、意味深な、裏の裏を読む会話ではありません。

とあるチーママの、

「袋の口に虫がわいてるかも」

の鶴の一声で、使いかけの粉類が処分できました。

 

 

 

チーママにも、ママにさえも実際会ったことはありません。

でもそのことが信じられなくらい、私はいつの間にかみんなに心を許していて

別のチーママには「まだキレイに装ってる」と指摘されてはいるものの

このグループのお付き合いは私にとってリアルなものになってるんです。

 

 

私は雑談が苦手です。

でも、心を許せる人となら

雑談がちょっぴり楽しいと思うようにはなりました。

毎日飽きずにラインしまくる私を

パインは少し呆れ顔で見ています。

 

でもいいんです、毎日笑えるから。