歳を取るごとに
体型は多少重力によって
下がって来ましたけれど、
私は若い頃から体重は
あまり変わっていません![]()
ずっと標準的な体重で
健康に問題はないけれど、
美容的にはもう少し
スマートならいいのにと
思ってきたし、
これ以上太りたくないと
思っていました。
でも、
この1年の間に
2人の親を見送った事で、
体型に対するものの見方が
大きく変わりました。
若い頃は
とてもスマートだった私の母も
元々コロコロしていた夫の母も、
年齢を重ねて最近は
2人とも同じような見た目の
ぽっちゃり体型に
なっていました。
2人とも病気知らずで
いたって元気だと
周囲も本人もずっと
思っていましたが、
がんが発覚してからは
食べても食べてもみるみるうちに
体重が減ってしまい、
最期は水も喉を通らなくなり
骨と皮だけになって
亡くなりました![]()
ぺたんこの薄い体で
お布団に寝ている
2人を眺めていて、
太れるって、
そして好きなものが
美味しく食べられるって
なんて健康で、
有り難くて幸せな事なんだろうと
つくづく思いました。
親の介護と看取りを通して
膝や腰が悪くなるほど
体が悪くなるほど
太っているのでなければ、
多少メタボでも
ぽっちゃり体型でも
むしろ、
最期はそっちの方が
いいのではないか
と
感じました![]()
私の母と
夫の母の場合は
健康な時に体に蓄えた
脂肪や筋肉のお陰で
体力があって、
飲まず食わずでも
1か月もの間
生き長らえる事が
出来たように、
感じています![]()
ふっくらしていた顔も
亡くなった後は2人して
スッとスマートになり、
不思議な事に
昔のようにシワのない
若々しくて品のある
美しい顔になって、
参列された方々を
驚かせていました![]()
もしもこれから私が
年齢相応に
多少ぽちゃぽちゃしてきても、
それが健康的な範囲内ならば
受け入れて福々しく
好きなものを
美味しく食べて、
元気に生きていきたいと
思います![]()