母が亡くなってからというもの
どういうわけか、
着物が猛烈に着たくて
たまらないのです。
そんな訳で、
最近は外出する時
ちょこちょこ着物を着て
お出かけしています👘
母と祖母の遺した着物を着て
歩いていると、
母や祖母と歩いているような
そんな気持ちがして、
しみじみと幸せを
感じるのです![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
私の恩師は
母の古い友人なので
明日は着物を着ようと思い
私が箪笥を開けると、
着物たちが我も我もと
先を争うように、
「①私はまだ一度も
袖を通していませんよね![!?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/094.png)
![!?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/094.png)
今度こそ
私を着てください❗」
「②私は今の季節しか
着られない
紗袷ですよ![!?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/094.png)
![!?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/094.png)
今私を着なくて
いつ着るつもりですか
」
![!?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/094.png)
「③あなたはまだ
いいじゃないですか。
一度でも袖を通して
もらってるんですから…。
私もあの人同様、
まだ一度も
袖を通してもらってません😢」
というように、
こぞって私に語りかけます。
母も祖母も日常的に
着物を着る人でしたから、
専用の箪笥があるくらい
我が家には夏着物が
たくさんあるのです。
①はひとえの訪問着で
②は紗袷の訪問着で
③は絽の訪問着です。
確かに名前は訪問着だけど
訪問着というのは
恩師宅を訪問するには
気張り過ぎなので、
申し訳ないけれど
御三方には
「近いうちに機会を設けて
きっと着ますから❗」と
よく説明して、
なんとか聞き分けて
いただきました。
夏大島も大好きで
ものすごく着たかったけれど、
どんなに洒落ていても
紬は普段着ですから
今回はよしました。
恩師宅には
赤坂クラシックハウスに着て行った
とっておきの一張羅の
藤のひとえの訪問着を
本当は着て行きかったけれど、
梅雨入りしてからというもの
蒸し暑さがすごくて
ひとえだときっと
汗みずくになってしまうから、
まだ6月だけれど
絽か紗を着る事に
しました。
そうして私は
大層楽しく悩んだ結果、
候補を2つに絞りました❤![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
1つ目は、
紗の紫の色無地です。
紫色なので
フォーマルに使えるように
銀糸で夫の家紋を
縫い紋で入れました。
遠山なのか
滝なのか
どちらかわからないけれど、
この着物は
地模様が透けて
浮き出ていて、
着ると大層優美です❤![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
どちらを着ようか、
当日まで
楽しく迷う事にします🎵![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)