母が亡くなってからというもの
どういうわけか、

着物が猛烈に着たくて
たまらないのです。


そんな訳で、
最近は外出する時
ちょこちょこ着物を着て
お出かけしています👘


母と祖母の遺した着物を着て
歩いていると、

母や祖母と歩いているような
そんな気持ちがして、

しみじみと幸せを
感じるのです照れ


私の恩師は
母の古い友人なので
明日は着物を着ようと思い
私が箪笥を開けると、

着物たちが我も我もと
先を争うように、

「①私はまだ一度も
袖を通していませんよね!?
今度こそ
私を着てください❗」

「②私は今の季節しか
着られない
紗袷ですよ!?
今私を着なくて
いつ着るつもりですか!?

「③あなたはまだ
いいじゃないですか。
一度でも袖を通して
もらってるんですから…。

私もあの人同様、
まだ一度も
袖を通してもらってません😢」

というように、
こぞって私に語りかけます。


母も祖母も日常的に
着物を着る人でしたから、

専用の箪笥があるくらい
我が家には夏着物が
たくさんあるのです。


①はひとえの訪問着で
②は紗袷の訪問着で
③は絽の訪問着です。


確かに名前は訪問着だけど
訪問着というのは
恩師宅を訪問するには
気張り過ぎなので、

申し訳ないけれど
御三方には
「近いうちに機会を設けて
きっと着ますから❗」と
よく説明して、
なんとか聞き分けて
いただきました。


夏大島も大好きで
ものすごく着たかったけれど、

どんなに洒落ていても
紬は普段着ですから
今回はよしました。


恩師宅には
赤坂クラシックハウスに着て行った
とっておきの一張羅の
藤のひとえの訪問着を
本当は着て行きかったけれど、

梅雨入りしてからというもの
蒸し暑さがすごくて
ひとえだときっと
汗みずくになってしまうから、

まだ6月だけれど
絽か紗を着る事に
しました。


そうして私は
大層楽しく悩んだ結果、
候補を2つに絞りました❤チュー


1つ目は、
紗の紫の色無地です。


紫色なので
フォーマルに使えるように
銀糸で夫の家紋を
縫い紋で入れました。



遠山なのか
滝なのか
どちらかわからないけれど、

この着物は
地模様が透けて
浮き出ていて、
着ると大層優美です❤おねがい



地模様が
白く透けて浮き出るので、

紗の色無地は
袷やひとえの色無地より
模様が目立つ分
小紋やつけさげの趣が出て、

着物の醍醐味が
2倍楽しめます❤爆笑



あと1つと
どちらを着ようか、
当日まで
楽しく迷う事にします🎵ウインク