この日は

本当にラッキーなことに、

妹の子供達は

たまたま3人とも

家にいました。



特に、

一番下の甥っ子は

普通なら放課後から夜遅くまで

部活の筈なのに、


この日はなんと

風邪を引いていて

学校を休んでいました❗ラブ



妹が子供達を連れて

やって来ると、

母の部屋はたちまち

賑やかになりました。



夜ご飯は甥っ子が

「おばあちゃんの大好きな

ビッグマックを

かわりに俺が食べる❗」と

言ったので、


マクドナルドを

ウーバーイーツで

母の部屋まで

届けてもらいましたハンバーガー🍟



途中で仕事が終わった

妹の夫も合流して、


「おばあちゃん、

お腹が空いてるでしょうに

いい匂いさせちゃって

ごめんねアセアセ」と

言いながらも、


みんなで大賑わいで

食事しました🎵おねがい



記念撮影も母と一緒に

我も我もと順番に

変顔したり

真面目な顔したり、


「チーズ」と言って

たくさん撮りました。




食事した後は

そのまま部屋でみんなで

ワイワイと楽しく

おしゃべりしました。



その様子は

母の家で私達が寛ぐ

いつもの光景でしたが、


母が眠っていて

ちっとも起きないのだけが

いつもと違っていました。



母はこんこんと眠り続けて

みんながどんなに声をかけても

目が覚めませんでした。



母の状態が

とても落ち着いているので、


まさか母が

この日に亡くなるなんて

夢にも思っていなかった

私と妹は、


「ねぇ、

どうする❔キョロキョロ

「明日学校もあるし

みんなでここに寝る訳には

いかないしね…キョロキョロ」と

相談した結果、


今夜は私と妹だけが

泊まり込む事にして、


夜8時に他の家族はいったん

家に帰す事にしました。



一番上の姪っ子は

帰り際、


「私が病気だった時

おばあちゃんのおうちで

一緒に暮らしてくれて、

ありがとう。



お裁縫教えてくれて

洋服たくさん作ってくれて、

本当にありがとう。



私、いつか

おばあちゃんみたいな

おばあちゃんになりたい。



おばあちゃん、

ずっと大好きだよ。」と

母を泣きながらハグして

話しかけていました。



真ん中の甥っ子は

「俺、

小学校で友達と

うまくいかなくて、


おばあちゃんの家が

逃げ場だった。



俺はおばあちゃんから

ものすごくたくさんの影響を

受けてるよ。



おばあちゃん、

本当にありがとう。」と

同じく泣きながら

母にハグしていました。



一番下の甥っ子は

「俺、

お兄ちゃんやお姉ちゃんと

歳が離れてるし、


パパもママも

仕事忙しくて

誰もかまってくれなくて、


いつもつまんなくて

おばあちゃんの家に

入りびたりだった。



おばあちゃんは

俺の第二の

お母さんだったから

すごく悲しい。



今まで優しくしてくれて

本当にありがとう。」と

やっぱり泣きながら

ハグしていました。



妹家族はふるさとでも

ずっと母のそばに

暮らしていて、


忙しい妹夫婦のかわりに

母が3人をずっと

赤ちゃんの頃から

お世話していました。



母は3人にとって

おばあちゃんというよりも

もう一人のお母さんのような

ものだったのです。



さっきまであんなに

大笑いしていたのに、


みんなで母とのお別れが

悲しくて辛くて、


ひとしきり泣いて

何度も母にハグしてから

名残惜しそうに

みんなは帰って行きました。



母はおそらく

みんなの会話も

甥っ子や姪っ子の言葉も

全部聞いてくれていて、


私達がみんな仲良しなので

安心してくれていたと

思います。



続きます。