昨年私が上司から

いじめ抜かれている真っ最中に、

パワハラ研修が

あったのです。



これは私の為に

行われた訳でも

なんでもなく、


毎年同じ時期に

会社全体で部署ごとに

行われるものです。



研修の内容は

パワハラがどういうものか、


どうしたら防げるかを

社員に啓蒙する為に、


俳優さん達が

架空の会社の社員に扮して

パワハラに当たる事例を

ドラマ形式で演じたDVDを、


部署のみんなで視聴した後

話し合うというものです。



毎回色んなパターンの

DVDを視聴するのですが

今回のDVDの事例は、


新人さんに対して

指導担当の先輩が

仕事の参考になる資料や

本をたくさん貸したところ、


早く読んで返さないとと

新人さんが

休日や平日の夜に

資料や本に目を通した結果、


十分な休息が取れず

精神的なプレッシャーから

体調を崩してしまうという

事例でした。



私、

視聴していて

「これがパワハラなら、

私が受けてる仕打ちなんて

一体どうなるんだ〜泣き笑い」と

笑いたくなりました泣き笑い



さらにシュールな事に

パワハラ研修の司会進行は

Gさんが行ったのです泣き笑い



パワハラを日常的にしている

その張本人が、


大真面目に

「どうしたらパワハラは防げるか」を

司会進行するなんて、


本当に毎年

茶番でしかありませんでした。



私はGさんに

「もっとひどい事を

Gさんは私にしてますよね❔」と

はっきり発言して

話し合えば良かったのです真顔



他の人もGさんに

「これがパワハラなら

Gさんは毎日やってますよねえー」と

言ってくれたら

良かったのですが、


実際は私達は

Gさんの復讐が怖くて、


順番に当てられても

当たり障りがない発言しか

出来ませんでした真顔



この研修の事も

私は支社長に

話しました。



人から悪意を持って

何かされたり

言われた時、


それをしてきた相手に

強く抗議するとか

暴れるとか

ぐうの音も出ないような事を

言い返すとか、


すれば良かったのにと

人は言うかもしれません。



けれど、

相手に失礼な事、


相手を軽んじるような事や

不快にするような事は

してはならないと、

私は子供の頃から

躾けられていました。



しかも相手は

私がその人の指示に

従わなくてはならない

私の上司でした。



だからとっさに何か言って

相手を牽制したり

やり込める事が

私はどうしてもうまく

出来ませんでした。



生活習慣とか

行動様式は

身についたもので、


普段の振る舞いと

異なる事や

社会的な慣例に

反した事をするのは

難しいです…。



でも、

私はこんな自分を

心配していません。



人がした事は

必ず巡り巡って

本人に返って来るからです。



報いは天の成す事で

私の成す事では

ありませんから、


今後も私は

またこうした事をされたら

同じ事をやり返したりは

多分出来ませんし、


同じ修羅に立つつもりも

ありません。



赦して、

そしてそっと

そこから離れるだけです。