次の日の朝、


前日は昼もずっと

クウクウ寝て

夜もたくさん

グウグウ寝たのに、


私の状態は

昨日と同じでした。



どうも、


私の体と心が

緊急会議した結果、


「この人(=私)は

私達からの警告を

全然聞いてくれずに

無視するから、


もう強制的に

会社に行かせなくしましょう❗」と

全会一致で

決めたようでした。



まるでガリバー旅行記で

小人達が私の服を

体ごと縫い止めたように、


起き上がれない自分を

感じた私は、


「あ、

これはもう当分

会社に行けないな…。」と

まるで他人事みたいに

割合冷静に

思いました。



前日の夜

夫と次男に相談すると、


夫は

「◯の好きなように

したらいいよ。」と言い、


次男は

「今すぐ決めようとしないで、

しばらくは

何も考えずに

ゆっくり休みなよ。」と言い、


2人とも私を

それは優しく

いたわってくれましたえーん



妹は前々から

私の会社に懐疑的だったので

私の為にそれはもう

めちゃくちゃ怒ってくれました。



「そいつら揃いも揃って

人をなんだと

思ってるんだろうね❗ムキー



そんなクソ会社、

お姉ちゃんが我慢してまで

いる価値ないよ❗ムキー」と

妹は夫と同じく

カンカンに怒っていました。



私の大切な人達が

私の為に、

私の事を心配したり

優しくしてくれたり

怒ってくれる事が、


私にはものすごく

ものすごく嬉しくて

有り難くて

心に沁みましたえーん



会社に電話すると

Gさんが出たので

ウッとなりましたが、


今日も休む事を伝えて

電話を切り、


会社の仲良しに頼んで

本社人事の相談窓口の電話番号を

教えてもらって、

9時ジャストに

電話しました。



本社人事の相談窓口の方は

女性でした。



私のような問題の聴き取りや

声のかけ方について、

とても訓練されているように

思いました。



私はクリニックとか

上司の上司とか

周りの家族や友人に

これまでさんざん私の状態を

話してきていたので、


この時には

時系列を追って過不足なく

内容を詳細に話す事が

随分上手になっていました。



その方に話をしながら

シクシクボロボロと

泣き続ける一方、


人間、

どんな事も何度もやると

上達するものなんだなぁ〜と、


私はまるで他人事のように

自分に感心していました。



話を聞き終えると

◯さんの今の状態は

会社を休む事が

十分出来る状態だと

断言してくれました。



そして、


「お話を聞きながら

◯さんの状況を調べた所

◯さんはライフサポート休暇が

◯日あるので、

まずはそれを

使用して下さい。



それを使い切ったら

次は有給休暇を

使って下さい。



有給休暇を使い切ったら

欠勤となりますが、

病院の診断書があれば

傷病休暇が認められますので

減額はしますが

お給料は一部

支払われます。



お給料は

◯さんは10月から

〇〇になったので、

最長2年半は出ます。



その後はお給料は

支払われなくなりますが、

その後も2年間は

退職扱いにはならず

在籍は出来ます。」と

説明してくれました。



そして、

その女性は最後に

「私がお話を伺った事は

今いる部署にもどこにも

絶対に漏らしませんので

安心して下さい」と

おっしゃいました。



私は

「えぇ…ガーン

それ、何なの?」と

思い、


「私はむしろ

この事を会社に全部伝えて

オープンにしてほしいのですが…」と

その方に言うと、


その方は

いかにも残念そうに

「ここは会社から外部機関が

委託を受けている

窓口で、


働いている方が

会社での悩みを誰にも知られずに

相談出来る窓口なんですよ…」と

おっしゃいました。



ふぅ〜ん、


人事の窓口だと思ったら

外部機関なのね…。



本社人事には

セクハラパワハラの

通報窓口もあるのですが、


そこに通報したところで

結局私の支社の

女性のKさん

(白塗りアミダババア)に

照会が行くだけなのです。



じゃあ、

もう、

打つ手がないじゃん❗と

私は思いました。



困り果てた私は

まずはもう一度

メンタルクリニックに行って、


今の悪化した症状を

診断してもらおうと

思いました。



続きます。