次男が

親友の結婚披露宴が終わって

家に戻ってきましたニコニコ



次男は、

母方の親族のテーブルに

座ったとの事でした。



私が次男を駅に

迎えに行くと、


次男は

「俺、今日、

俺より年上しかいない

知らない人ばかりの席に

ブッこまれただけでも

冷や汗ダラダラだったのにガーン


おじいちゃんとかおばあちゃんとか

おじさんとかおばさんとかと

喋ってたら、


『この後、

新郎と新婦は

お色直しの為に

中座いたします。


新婦に付き添われるのは

新婦のお祖母様の

●●様です。


新郎に付き添っていただくのは

新郎の小学校の同級生の

〇〇様(次男)です。


〇〇様は今から

新郎との思い出について

お話して下さいます』とか

突然アナウンスされたんだよガーン



それで、司会の人から

『〇〇さん、

お立ち下さい』とか

急に言われて、


何も聞かされてないのに

いきなりスピーチ

させられたんだよ!!ガーン



しかも、

スピーチが終わったら

なぜか◎(親友)の所に

連れて行かれて

◎と手を繋がされて、


みんなの前で一礼して

◎と手を繋いだまま

◎をエスコートして

退場したんだよガーンタラー



会場を出た後

◎に

『何してんのムカムカ』って言ったら

『サプライズだよ』って

◎がニヤッとして

言ったんだけど、


流石にこれは

サプライズじゃなくて

無茶振りだよ…えータラー



俺、今日1日で

1ヶ月分の

滝汗かいたわタラー」と

言ったので、


私は

「それは大変だったね〜」と

爆笑しました笑い泣き



「でも、◯の事だから

ちゃんと卒なく

スピーチ出来たんでしょ❔ウインク」と

私が尋ねると、


「まぁ、

他の人達が知らないような

◎の良いエピソードを

色々話したから、


◎からは

喜んでもらえたと思うニヤリ」と

次男は答えました。



「それでさぁ、


俺も

◎のお父さんとお母さんの事は

小学校以来だから

薄っすらとしか

覚えてなかったんだけど、


お父さんは◎と同じで

めちゃくちゃ無口なのに、


お母さんはめちゃくちゃ明るくて

しかも食べ物を

俺の何倍も

ガンガン食べるから、

すごいびっくりした❗ガーン」と

次男が言ったのです。



「そうなんだ〜❗びっくり

私も、

◎くんのお父さんお母さんは

小学校から会ってないから

ほとんど覚えてないなぁ…。」と

私も答えながら、


授業参観や運動会で

ご両親を見かけた時の記憶を

一生懸命たぐり寄せましたが、


ぼんやりとしか

思い出せませんでした。



「俺、

◎のお母さんと

おばあちゃんの間に挟まれて

座ってたんだけど、


◎のお母さんが

ジンジャーエールを持ってきて

一口飲んで、


『ねえ、これ、

ジンジャーエールなのに

太田胃散の匂いがする❗えー



私が食べ過ぎだから

もう食べるな、

太田胃散飲んどけって事!?おいでチュー』って

大声で言ったんだよ。」と

次男が言いました。



「披露宴、

ビュッフェだったの❔」



「ううん。


コース料理なんだけど

おつまみとか

デザートとか飲み物は

ビュッフェになってた。



それでさ、

お母さんがそう言ったら

おばあちゃんが

『どれどれ。

私にも飲ませて』って言って、


ジンジャーエールを

お母さんからもらって

一口飲んだんだよ。



そしたら

『本当だ❗

これ、

ジンジャーエールじゃなくて

太田胃散だわ❗おいでえー』って

おばあちゃんまで

大声で言うんだよガーン



サーブしてる人も

たくさん歩いてるしさ…、


俺、

そういう2人に

ずっと挟まれてて、


もうどんな顔していいか

わかんなくて

汗ダラダラかいたよ…タラー」と

次男が言いました。



「あ〜…タラー



それは色んな意味で

緊張したね…。



私と◯子(私の妹)の間に

挟まれたような

ものだったんだね爆笑アセアセ



お疲れ様。」と

私は次男を

ねぎらいました。



「うん。


でも、

全体的には

すごくいい式で、


俺、何度も

涙ちょちょぎれそうになった。



出て良かったし、

俺も自分の時は結婚式

やってみたいなって

思った。」と

次男は言いました。



そして次男は

「来週試験があるから

今から勉強してくる❗」と言って

着替えてシャワーを浴びると、


すぐに会社に

出かけてしまいましたびっくり



「試験、

余裕だって

言ってたじゃない。

今日くらい休めば❔」と

私がびっくりして

次男に言うと、


「うん。


でも、少しでも

順位良くしたいから。


夜ご飯もいらない。」と言って

次男は本当に

すぐ着替えたので、


私はまた次男を

急いで駅に送りました。



ついこの間まで

ちっちゃい私の

息子だったのに、


あっという間にみんな

大きくなって

たくましくなって、


私の知らない

色んな事を知っている

分別のついた

大人になって、


私の背を飛び越えて

私の腕をすり抜けて

新しい世界に飛び出して

行ってしまったんだなぁと

ちょっとさみしく、


でも誇らしく思いながら

私は次男の後ろ姿を

見送りました。



息子達が幸せで

人生を楽しんで

生きていてくれる事が、


私にとっては

何よりの母の日の

プレゼントですよ❤おねがい