9月20日に

10月からの組織変更と、

それに伴う人事異動が

私の会社全体で

オープンになりました。



休日出勤の時に

私がGさんから受けた

圧迫面談の事を

知らない人は、


「おめでとうございます❗」

「良かったですね🎵😊」などと、

みんな口々に

声をかけてくれました。



圧迫面談の当日

私と一緒に休日出勤していて

私の一番の仲良しの

内々の送別会で

私から面談の内容を

聞いていた人達は、


「無理しないでね」

「話ならいつでも聞くから

声をかけてね」と、

そっと口々に

声をかけてくれました悲しい



私と同じ役職だったIさんは

送別会で話していた通り

自ら昇進を辞退して、

役職を下りていました悲しい



そして10月になる直前、

組織変更に伴う

改訂点の説明会が

設けられました。



会社で働く全員が

出席する必要がある為、

説明会は何度も何度も

開かれました。



たまたまだったのか

私が出席する回に

同じ部署から出席するのは、

GさんとTさんと私の

3人でした。



Tさんというのは

Gさんのお気に入りの

女性です。



Gさんはものすごくあからさまに

人をえこひいきするタイプで、


いつも何かと言うと

Tさんの席に行っては、


「マジ〜❔」

「やだ〜、やめてよ〜」と

会社に関係のない無駄話を

延々としていました。



私達はその都度

「何あれ…えー

「またサボってるよ…キョロキョロ」と

口には出さないながら

みんなで目を見合わせていました。



昨年の4月に

GさんはTさんを

私の役職を飛び越えて、

1つ上の役職に

昇進させました。



ところが、

組織変更により

私は10月から棚ぼたで

Tさんと同じ役職に

なったのです。



それがGさんには甚だ

面白くなかったようでした。



17日の面談の時に

「●(私の役職)なんて

この部署には

そんなにいらないのよ❗」と

つい私にポロリと

口走っていたほどです。



説明会の会場である会議室に

3人で入るなり、


Gさんが

「よく見えるから、

◯さんは

一番前の席に行けば❔えー」と

私に言ったので、


私は素直に会議室の

一番前の席に座りました。



GさんとTさんは並んで

会議室の一番後ろの席を

陣取りました。



私は穏便に2人と離れられて

ホッとしました。



2人がイチャイチャと

無駄話をする横に

座りたくなかったからです。



そのまま待っていると、

上司の上司のKさんが

会議室に入って来ました。



Kさんは今回の説明会の

司会進行役でした。



説明会自体は

会社の社内情報に

書かれていた通りの内容を

みんなで読むだけのもので、

スムーズに終わりました。



最後にKさんが

「何か質問はありませんか❔」と

出席者全体に向かって

尋ねたところ、


誰も質問する人は

いませんでした。



そこでKさんがTさんに

「Tさん、

何かわからない所は

ありませんか❔」と

尋ねると、


Tさんは「ありません。」と

答えました。



するとGさんが

「Tはうちの

大事な秘蔵っ子なんですから、

お手柔らかに

お願いしますよぅ〜❤」と、

体をクネクネさせながら

Tさんの両肩に両手を置いて

Kさんに言いました。



前にも書きましたが

Gさんはイケメンと言われている

Kさんと話す時は

声が可愛らしくなり、

1オクターブ高くなります。



KさんはGさんの言葉には

特に反応せず、


「◯さんは、

何かわからない所は

ありませんか❔」と

私に尋ねました。



「ありません。

よくわかりました。」と

私が答えると、


「他に質問がないようですので

これで説明会は終わります。」と

Kさんが言って、

説明会は終わりました。



説明会が終わると

私は急いで部署に戻り、

仕事を始めました。



私が仕事をしていると

同じ部署の仲良しの人が

私に近づいてきて、

私に声をかけました。



「なんかあったんですか❔


大丈夫ですか❔」と

彼女が私に尋ねたので、


「席も離れてたし

大丈夫だったよ。


心配してくれて

ありがとう。」と

私が答えると、



「それならいいんですけど…。



トイレから帰る時

Gさんを見かけたら、


なんかGさん、

ものすごく怒ってるみたいな

不機嫌そうな顔だったんです。



◯さんに

何かあったかと思って

心配しちゃいました…。」と

彼女は言いました。



「そうなの❔

わからないなぁ。



なんだろうね…。



気にかけてくれて、

ありがとうね。」と

私は彼女に

お礼を言いました。



続きます。