夫の千葉赴任のご挨拶と
千葉および関東
および日本の無事を
祈念する為に、

かねてより崇敬している
東国三社へのお参りが
先日つつがなく
相済みました照れ


ところが、
ブログを書くにあたり
調べたところ、

千葉は千葉でも香取神宮様は
下総国の一の宮だと
わかりましたガーン


(歴史に詳しい夫は
そんな事ははなから
知っていたそうですアセアセ


夫が赴任した千葉市は
上総国に当たりますから、

上総国の一の宮にも
急ぎご挨拶に伺おうと
夫と話し合って、

28日に早速
玉前神社様へ
馳せ参じました❗爆笑


「常陸の国と上野の国と
上総の国とは、
なぜか昔から
親王が国司なんだよ。

だから上総の官職は
『守(かみ)』じゃなくて
『介(すけ)』なんだ。」と
私に言ったのです。


けれど私はこの時は
全然興味がなくて、
「ふ〜ん」と
聞き流していました口笛


この話が
後からとても重要な
意味を持ってくるなんて、
この時は全く
わかりませんでした。



途中、
九十九里浜沿いを走ったら
ひたすら海岸線がまっすぐで
すごく気持ち良かったです❗ラブ



夫は素晴らしい水先案内人で
必ず何か意味のある所へ
私を誘ってくれるので、

私は出先では
行き先の選択肢はいつも
すべて夫に任せています照れ


いったん玉前神社様の
駐車場に車を停めてから
夫がランチの為に
調べてくれたお店に向かって
歩いていると、

「国幣中社玉前神社参道」という
大きな石碑が建っていました。



上総一ノ宮駅の前の道は
そのまま玉前神社様の
参道なのでした❗びっくり



駅の真ん前にある
魚料理のタカラ亭さんが、
この日のランチに
夫が選択したお店でした。


タカラ亭さんは
同じ経営のタカラ鮮魚さんが
すぐ近くにあり、

鮮魚だけでなく
干物や特産品のなめろうが
購入出来ます🎵おねがい




ちょっと並びましたが
割合すぐ入れました。


海鮮丼も刺し身定食も
新鮮で美味しくて
そして安かったです❗目がハート
(これで1000円)



壁には安倍首相はじめ
様々な政治家の方と
一緒に記念撮影した
ご店主の写真が、所狭しと
飾られていました。



店名はタカラ亭さんだけれど
ご店主の名字は平さんと
おっしゃるのだなぁ…、

平家の末裔の方なのかしら…と
私はこの時
思っていました。



生まれて初めて
「鯨のたれづけ」というものを
いただきました。


鯨のみりん干しのようなもので
ビーフジャーキーに
似ているけれど
もっとずっと柔らかくて、

赤身肉の味付けが
絶妙に美味しくて、
食べたらすごく元気が出る
感じがしました。


滋養食であり
保存食でもあるたれづけは
ご飯のおかずにもなるし、
お酒のおつまみに
ぴったりです❗生ビール日本酒


クセになる味で
また食べたいです❤酔っ払い



腹ごしらえした後、
私達は玉前神社様に
いよいよ参拝しました神社



境内が明るくて
全体的にとても
柔らかく優しい雰囲気で、

夫が
「伊豆みたいだ。
なんとなく
南国の雰囲気があるね。」と
言いました。


私も、なんだか
伊豆の白濱神社様を
思い出すなぁ…と
感じていました。



素敵な松が
入口に植えられていました。



なんとなく心惹かれて
近づいてみました。



松の木にはどれも
高雅な雰囲気があるから、
私はとても松が好きです。


我が家は建売住宅ですが
私は本当は
松を玄関に植えたかったです。


入口にこのような
素晴らしい枝ぶりの松があると
いいなぁ…と感じます照れ




狛犬さん達も
とてもお優しい雰囲気でした🎵おねがい



はじめて伺います、
どうかよろしくお願いいたしますと
ご挨拶しました。



私の写真から
玉前神社様の
この明るくて
お優しい御神気が
伝わるといいのですが…。



玉前神社様は
小高い丘❔の上にあり
巡りにぐるりと槇の木が
植えられています。



夫と共にまず
本殿にお参りしました。


名前とところと生まれを名乗り
初めて参拝させていただく事、
参拝させていただく理由、

夫の勤務先と役職、
夫が在任中つつがなく
勤務が出来、
人のお役に立ちますようにと
祈願すると共に、

千葉および関東および
日本が戦災や天災に遭わず
民がみな豊かに笑って
仲良く幸せに暮らせますようにと
お祈りしました。


無事ご挨拶出来たので
ホッとして、
境内を散策しましたニコニコ



槇って、
こんなに大きくなるのね❗びっくり



松と槇は
木が持つ雰囲気が
とても良く似ているけれど、

明るさでいうと
楠>槇>松という
感じがします。



槇さん達が
とても幸せそうで
スクスクのびのびしていて、

ここ、
本当にいい場所だなぁ…、

玉前神社があるから
こんなに気持ちがいいのか
それとも槇さん達のお陰で
こんなに気持ちがいいのか
よくわからないけれど、

ここにいると
なんだかすごく癒やされて
元気が出るなぁ…と
思いましたニコニコ



槇さん達、
ここに植えられて
本当に良かったですね❗


私達人間の寿命は
とても短いけれど、

ずっとここにいて
私達を見守って下さいね❗


すると、
槇さん達の下に、
こんな立札があったのですびっくり


「平廣常さんって
鎌倉殿の13人に
出ていたっけ❔」と
私が言うと、

「だから、
さっき僕が
言ってたじゃないか。

上総介だよ。

『介殿(すけどの)』を
佐藤浩市がやってただろ❔」と
夫が言いました。



えっ、
あの、
騙し討ちにあった介殿が
平廣常公なの!?


平廣常公はここ一ノ宮に
居城があったの!?ガーン


謀反の企てがあると疑われて
誅殺された介殿は
本当は玉前神社様に
東国平定を祈願していただけで、

それがこの石碑の
祈願文なの!?ガーン



安房の国に命からがら
逃れた時の頼朝公は
源氏の惣領息子とはいえ
無位無官の人質に
すぎなかったのに、

義朝公以来の
親子3代の恩顧を忘れずに
大軍を引き連れて
駆けつけてくれた介殿は、

頼朝公の命の恩人だと
私は思うのです。


介殿の粗野な部分は
関東の地の人々に
今も見る事があるけれど、

それは漢と書いて
「おとこ」と読む、

信義に篤く
他にも何かとアツい
坂東武者の
美点でもある事を、
私はよく知っています。


介殿も佐竹義政公を
騙し討ちしているのだけれど、
それは敵だからです。


一番の味方を
騙し討ちするなんて
頼朝公って本当にひどい…悲しい


このブログを書くにあたり
ウィキペディアで
色々調べていたら、

口惜しくて
頼朝公に腹が立って仕方なくて
思わず泣いてしまいましたえーん


私、
以前鎌倉に行って
不思議な体験をしてからというもの、

まるで導かれるように
畠山重忠公や
義経公や義家公や
木曽義仲公のゆかりの地を
ここ何年か
偶然訪れては、

墓所にお詣りして
鎮魂の祈りを
捧げて来ました。


そして我ながら
どうかしていると思うくらいに
平家と源氏の事になると
熱くなって泣いてしまうのです。



母の事が
落ち着いたと思ったら
今度は平廣常公だわ…。


私、本当に前世とかで
坂東武者だったか、
何かあったのかも
しれません。









私が平廣常公の事を
熱く語っていると、

夫が
「僕の官職も
上総介みたいな
ものなんだけどね…」と
ボソッと言ったのです。


「そうなの!?びっくり」と
私が言うと、

夫はシラーとした顔で
私をチラッと見て、

「いい加減
僕の仕事を
理解してほしい…」と
いうように、

何も言わずに
サッサと向こうへ歩いて行って
しまいました。


ごめんなさい…真顔タラー



玉前神社様の社殿の横には
小山の上に
槇の巨木があり、

周辺を裸足で3周すると
ごりやくがあると
書いてありました。


本当は私は
やりたかったけれど
夫に止められて
今回はやりませんでした知らんぷり


次回はやりたいな…。



芭蕉の句碑があり、
地元の一門の方々の句も
名前と一緒に裏に
刻まれていました。


石碑を建てたお陰で
自分達の事が
ずっと残るなんて、
お幸せですね…おねがい






ツツジの大きな木があり、
夫が「撮ってあげる。」と
撮影してくれました。


私はこんなに
駄目な奥さんなのに
いつもありがとう…えーん



綺麗なお社が
別個の鳥居と参道と共に
建てられていました。



明治時代に近在の神社を
ここに合祀したそうです。


平成6年に改修したそうで
地元の方々にそれは篤く
崇敬されているんだな…と
心が温かくなりましたおねがい





とても素敵な社殿ですし、
ひっきりなしに
地元の方々が
お参りにいらっしゃるのです。



私もご挨拶して
しっかりとお参りしました。



こちらも御神気が優しいし
柔らかくて明るい…。



ここ、
とても好きだなぁ…と
思いました。



槇の木が
まあるく境内を囲んで
神社を守ってくれています。








御即位記念の木が❗ひらめき飛び出すハート



私は見届ける事は
出来ないけれど、
この小さな木も
あの槇さん達のように
大きく育ちますように。




玉前神社様って
レイライン上にあるんだ❗
すごい❗びっくり


私、
今年こそは
出雲大社様にお参りするので
嬉しかったです❗おねがい



あ、
ここにも錨が…。⚓



この木、
すごい❗



息栖神社様に奉納された錨よりも
はるかに大きな錨でした。



御神木は
いす(なんじゃもんじゃ)の木でした。


次は花が咲く頃に
来たいなぁ…。



お神楽が今も残っているなんて
いいですね❗


えっ、4月13日に
大祭があったの!?びっくり


夫と「東国三社もそうだけど
今度は大祭の時に
来るといいね。」と
話しました。






力石、
持ってみたけれど
びくともしませんでした泣き笑い



戦争で亡くなった方の
御霊をお祀りする
招魂社でした。



御祭神様は
神武天皇をお生みになった
玉依姫尊命でした。


女神様だから
御神気がお優しいのかも
しれません❤



戦国時代に社伝等が
すべて燃えてしまったのは
残念でしたね…。




9月13日に
御例祭があるようです。



帰りに銀杏さんに触れて
子宝祈願というか
子供とお孫ちゃんが
健やかでありますように
お祈りしました。イチョウ



雄株と雌株と
子供の銀杏さんが
しめ縄で繋がっています。



どんな時代でも
どんな人でも、
思う願いは
みな同じです。



槇さんや銀杏さんと
同じくらい長く
子供と孫がいつまでも
末永く後の世まで
続きますように。



玉前神社様、
ありがとうございました❗


写真は撮らなかったけれど
鳥居の横には
他にお稲荷様と
三峯神社様も
祀られていました。



最後に、
御神水を汲んで帰りました。



汲んだ時は
透明だったのに、

家に帰ったら
鉄分でうっすら
茶色くなっていて、

飲むと少し硫黄のような
香りがしました。



境内の玉砂利が
川の綺麗なさざれ石でした。


地元の方々に
心から愛されている事が伝わる
本当に素敵な神社でした。



帰宅してから
ホームページを拝見していたら、

フォトアルバムのページに
平廣常公の慰霊祭の模様が
紹介されていたのです。


そうしたらなんと、
タカラ亭さんのご店主が
参列されていました❗びっくり


https://youtu.be/1dAxp8o4NME?si=FHvNwTshuJHj0g42



https://tamasaki.mzk-arts.com/r02ireisai/


鳥居の横の石組の所で
お祀りしてる…。


私、
参拝した時は
その場所に何があるか
見ませんでした。






タカラ亭さんのご店主は
やはり廣常公の
末裔なのですね…。


玉前神社様に初参拝して
夫の無事と
千葉および関東および
日本の無事を
祈念できただけでなく、

平廣常公の足跡に
触れる事が出来た事、

そして、
その末裔である
タカラ亭さんのご店主の事を
知る事が出来た事に、
感謝いたします。