
鹿島神宮様に参拝した後
いつもの通り私達は
息栖神社様へ
向かいました🎵

井戸の神様であり
国境の神様でもある
久那斗神様を主神とし、
相殿に天鳥船神様と
住吉三神様を
お祀りしています。
「古事記」には
武甕槌命の副使として
天鳥船神が遣わされたと
書かれています。
一方
「日本書紀」には
武甕槌命と経津主神が
遣わされ、
久那斗神が先導にあたったと
書かれています。
鹿嶋・香取地方にはかつて
沖洲が広がっていて、
時代が下るにつれて
その沖洲が繋がって
陸地となっていったようです。
だから東国三社巡りも
かつては船で巡るのが
主流だったようです。
海に囲まれた日本は
今のように電車や車が出来る前は
船で移動するのが一番早く
便利でしたから、
大和から倭姫命が
伊勢に下るにあたり
猿田彦の先導が
必要だったように、
武甕槌神と経津主神が
東国に船で赴くには
天鳥船神ないし
久那斗神の先導が
必須だったでしょう。
先導者が複数いたから
息栖神社の御祭神も
複数なのです。
天鳥船神は
航海技術に長けた先導者で、
久那斗神はおそらく
現地の海路に精通していて
彼らを案内した
地元の有力者でしょう。
位の高い方々は
直接人に言葉をかけたり
自ら出向いたりは
なさいませんから、
武甕槌神と経津主神が
日常的にやり取りを行う時は
遣いの者が往還して
間を取り持つ事が
必須です。
武甕槌神と経津主神は
同列同位ですから、
2神とちょうど同じくらい
離れた距離に
息栖神社様の御祭神が
お住まいだったのは
しごくもっともな事でしょう。
武甕槌神様が雷、
あるいは刀を神格化している
為なのか、
鹿島神宮様の雰囲気は
有無を言わさぬような
独特の毅さがあります。
形容しにくいのですが
願意の正邪を問わないというか
問答無用というか、
自分を頼って来る者は
誰でも叶える❗という
感じです。
リアルでいらっしゃったら
絶対敵にはしたくないし、
むしろ懐に飛び込みたい❤

一方、
息栖神社様の雰囲気は
全然違っていて、
ものすごく穏やかで
ほんわかしています。
本当に、
「まぁまぁまぁ」と
何でもうまく取り持ってくれる
調整役という感じです❤

どうして鹿島神宮様と
香取神宮様の
二社巡りではなく
三社なの❔と
初めは思ったのですが、
お参りすればするほど
息栖神社様の素晴らしさを
感じます🎵

何事も
強い思いやその理由、
力や才能があれば
叶うというものでも
ありませんからね…。
そんな訳で
鹿島神宮様へお参りすれば
「あぁ〜、
鹿島神宮様が
一番好き❗
」と

毎回必ず思うし、
息栖神社様へお参りすれば
「やっぱり、
息栖神社様が
一番好きかも〜❗
」と

毎回思わずにいられない
私です

上のホームページのスクショを
下に貼りましたので
どうぞご覧下さい🎵

これから咲くという
感じでした


ここの木も鹿島神宮様同様
ものすご〜く
うねってます❗

三社のある辺り一帯は
かつての御神域ですから、
とにかく気持ち良いです


このブログを書くにあたり
調べてはじめて
知ったのですが、
忍潮井の真水は汲めないけれど
同じ水源の水が
手水舎の奥に湧いていて、
そこは汲めるそうです。
私は知らなくて
奥には行かなかったけれど
手水舎のお水は飲みました❤



桜が空の高い所で
咲いています。


この手水舎の奥に
忍潮井と同じお水が
湧いているそうです。
次回は必ず
行ってみたいです。

こちらの神門は
改装中では
ありませんでした。

御衣黄という、
薄いレモン色の桜が
咲いていました❤




可愛い❗


可愛い❤❗


木々が本当に素敵❤

一度、
オガタマの花が咲いている時に
お参りしてみたいものです

木蓮やコブシが咲く頃に
咲くそうです。

初めて息栖神社様に
お参りした時は
空にハロ(光輪)が出ていて、
太陽の周りに丸い虹が
綺麗に見えたのです❤🌈
ここでも夫と一緒に
お礼参りとともに、
夫の千葉での勤務の無事と
千葉および関東および
日本の無事を祈念しました。

みや桜は
散り始めでした



御神木です。

807年の
創建当時の礎石です。




柿本人麻呂様も香取の海を
歌に詠んだのですね。
下の句が意味深です。

奉納された錆びた錨に
船人が込めた祈りは、
昔も今も
変わらない事でしょう。


神社を出て
参道をまっすぐ進むと
海の前の鳥居に着きます。





あれっ、
今日の午前中は
浜松地区の奉納神輿が
出ていたのね




朝早く家を出ていたら
ひょっとすると
拝見出来たのかも
しれませんが、
知らずにたまたま行ったので
間に合いませんでした。


どちらもお水がとても綺麗で、
神秘的だし
奇跡だわ…と
いつも感激します


ここはなんて
良い所なんでしょう…



ここの桜は満開でした❤




桜を眺めていたら
夫がすぐ目の前のお宅の
門前を見て、
「涸沼のシジミが売っているよ。」と
教えてくれたので、
一緒に行ってみました。

すると、
とんでもなく大きなシジミが
売っていました❗

お店の男性のお話では
涸沼のシジミは
いつでも入荷する訳では
ないそうです。
今日はたまたま入荷したと
いうことで、
「なんてラッキーなの❗」と
早速1キロ購入しました❤

涸沼のシジミは真水で2〜3時間
砂抜きしてから冷凍すると
なんとオルニチンが6倍になって、
旨味が全然違うのだと
大変ご親切に
教えていただきました🎵

また、料理に使う時は
熱湯に入れないと
口が開かないので
注意して下さいと
大変丁寧に
教えていただきました。
いやぁ〜、
とても珍しい
涸沼のシジミが買えて
本当に良かった❗



皆さんご家族で水産会社を
経営されているそうです。

シジミを購入した後
お店の女性から
「うちの前の道を
まっすぐ歩くと
眺めが最高ですよ。」と
教えていただいたので、
おすすめに従い
散歩することにしました🎵


あ〜、
のどかだなぁ…。

すると、
突然ものすごい迫力の門構えが
ドーン❗と目に
飛び込んだのです。
「えっ



さっきのお店の方のお宅、
もの凄い豪邸
」と

2人でびっくりしました




写真は流石に
撮影を控えましたが
塀の外から見えるお庭も御屋敷も
まるでお寺みたいに
すごく広かったです。
表札に「猿田」と
書かれていたので、
「ねぇ、
さっきの方々のご先祖様って、
猿田彦様なんじゃない
」と

夫と2人で
驚愕しました



猿田彦様のご子孫なればこそ
息栖神社様の参道前の
鳥居横の土地に、
先祖代々ずっと
お住まいになって
いらっしゃったのだねと
夫と私は話しました。
無事お礼参りが叶い
日本の無事を祈る祈願を
捧げる事が出来、
さらに猿田彦様のご子孫の
猿田さんのお宅に
立ち寄る事が出来、
そしてこの土地の
豊かな恵みを
ご親切に分けていただき、
なんて有り難くて
幸せなんだろうと
すっかり満ち足りた気持ちに
なりました🎵

海に続く川の流れは
ゆったりとしていて
はるばると雄大で、
もう香取神宮様には
今日は行かずに
ずっとここにいて
景色を眺めていようかと
思ってしまうくらい、
あまりにも満ち足りて
何だか眠たくなるような
豊かで幸せな気持ちに
私達は
なってしまいました。
なんなら、
この辺りでこのまま
泊まりたいくらい
ゆっくりしたい気分に
なってしまったのですが、
明日は月曜だし
夫が赴任したのは千葉で
香取神宮様は
千葉の一の宮ですから、
名残惜しいけれど
私達は息栖神社様を後にして、
香取神宮様へ
向かう事にしました。
鹿島神宮様と香取神宮様へ
私達を取り持って下さり、
忍潮井を守って下さり
この地の水運を
守って下さる
息栖神社様と、
それから
猿田さんご家族にも
心から感謝いたします。
続きます。