1月3日は
我が家に長男家族が
遊びに来る為、

1月2日に引き続き
1月3日も妹が
母のナーシングホームに
行ってくれましたニコニコ


お孫ちゃんと1日
楽しく過ごして
長男家族が帰った後、
妹から連絡が来ました。


「午後1回家に戻って
3時過ぎに来たら
尿管が詰まったから
交換したって
言われたんだけど、

血尿がひどいから
看護師さんに相談したの。


そしたら、
『水分量が足りないから
点滴500くらい
入れたらどうか』って
言われたんだけど、
どうしよう❔ショボーン


私が困ってたら
『お姉さんと相談して下さい』って
言われたの。」


「それは高栄養点滴を
した方がいいってことかな❔


◎さん(お嫁ちゃん)から
今日聞いたんだけど、

◎さんの叔母さんが
先日亡くなったんだけど
口から食べられなくなって
高栄養点滴だけで、
意識がないまま1年間
生きられたんだって。


点滴は一度
お願いしますって言うと
やっぱりやめて下さいって
途中で気が変わっても
やめる事が出来ないから、
よく考えた方がいいって
言われたの。


◯さん(私の夫)の
おばあちゃんも
意識がなくなった後、

お父さんがどうしてもって言って
高栄養点滴してもらって、
そのまま半年もったの。


でも、
おばあちゃん本人は
本当は、
『私に何かあっても
酸素も点滴も
一切しないでちょうだい』って
元気な時にはっきり
何度も言ってたんだよね…ショボーン


「今日はお昼は
9割食べられたんだけど、

水分が取れていれば
緩やかに下がっていくし、

逆に水分取れてないと
ガクッと落ちるんだって。」


「水分取れてないの❔」


「お昼は9割食べたし
お茶も半分以上飲めたし、
持って行ったトマトスープも
5口以上飲んだよ。」


「それでも足りないって
いうことかな❔
高栄養じゃなくて
補水の為❔」


「多分、
補水だと思うけど…。」


「じゃあ、
補水ならお願いする❔」


「どちらにしても
今日までクリニックは
お休みだから、
点滴するとしても
明日以降になる。


『相談して下さい』って
言われたから、
明日、
O先生に電話して
聞いてみてくれる❔」


「わかった。」


この会話の後
妹と私はインターネットで
「終末期 点滴」で検索して、
下のYouTubeの動画に
辿り着きました。



「終末期の場合、
点滴にはデメリットが
あるみたいだね。」


「うん。
『かえって苦痛が増すから
食事が摂れなくなった状態の
終末期後期の患者さんには
点滴は控えます』って
言ってるよね…。


これ、
点滴はやめた方が
いいんじゃないの❔


どうしたらいいか
O先生にも相談するけど、
まずはママの意向を
聞いてみようよ。


ママも前からずっと
おばあちゃんと同じように
自然に任せる、
点滴はしないって
言ってたもの。


ママはおばあちゃんを
看取ったから、

見ていてわかった事や
思っている事があって
それで点滴はしないって
言ったはずだから。」


「そうだね。


ママにもう一度聞いて
嫌だと言ったらやめよう。」


「そうしよう。

もしも気持ちが
変わってたとしても、

今のママなら
ちゃんと意識があって、
自分の考えも
言えるんだもんね。」


「でも、ママ、
昨日も今日も
ほとんど声出さない。


イヤイヤと首を振ったり
頷く感じ。


でも、
お昼を食べさせ始めたら、
『始めるよって一言
言ってからやって』って
怒られた(笑)笑い泣き


「(笑)
私なんて、
元日ママに食べさせてたら
『◯(私)は
食べさせるのがスロー』って
言われたよ(笑)笑い泣き


ちゃんと飲み込めてるか
確認してから
次を食べさせてるのに(笑)笑い泣き


「(笑)

血尿がひどいのは、
尿管詰まって交換した時
きっと尿道を
傷つけちゃったんだね。


尿管の途中に
血の塊がいくつもある。」


「お正月に血尿が出たのも
多分移動する時の振動で
傷つけちゃったんだよね…。


それでも、
一時帰宅は本当に
やって良かったと思う。」


「そうだね。
最後だから。」


「お茶の先生の奥さんは
抗がん剤の治療中で
お正月に家にいる時
肺の血管に血栓が詰まる
肺塞栓で
急に亡くなったの。


夜中に息が苦しいって
救急車で運ばれたけど、
間に合わなかったみたい。


寒いと普通でも
どうしても水分って
取りにくいから、
詰まりやすくなるのかも
しれないね。」


「緩和ケア病棟の検査でも
血栓の数値は高いって
言われてたから、
ママも気をつけないと
いけないね。」


「1人でもし家で
ママを見てて
夜中にそんな風になったら
大変だから、
やっぱりホームに
入れて良かった。」



「でもホームは
夜間は3時間おきにしか
回って来ないから、
巡回したら◯んでる事も
あるかもしれないね。」


「それは家でも
ある事だから、
その時は仕方ないよ。」


「それも含めて、
覚悟しないと…。」


「うん。

ママ、
もうナースコール
押せないと思う。」


「押せない。

お昼に携帯回収した。
もう一切触らなくなったから。


前はずっと
握りしめてたけど。


今日ヘルプケア読んだら
『全介助』って
書いてあったけど、

確かに手を動かす事も
なくなってきた。


今日お風呂に行く時
私が手を振っても
振り返して来なかった。


今日はお風呂にしっかり
入ってるみたいで、
まだ帰って来ないから。」


「もう入りたくないって
抵抗する元気が
ないんじゃない。」


「うん。
昨日からずっと寝てるもん。


お風呂入る時
ヘルパーさんが声かけたら
『はい』って返事したくらい。」


「やっぱり、
◯さんの叔母さんに電話して
母の具合が悪いから
場合によっては
14日の叔父さんの法事
行けなくなるかもしれないって
今から連絡してみる。」


「そうだね。」


「今電話した。


叔父さんもママと
全く同じだった❗ガーン


叔父さん、
腰が痛いって
整形外科に行ってMRI撮ったら
椎間板ヘルニアって言われて、

ずっと湿布貼ってたけど
治らないと思ったら
胃がんからの
骨転移だったんだって❗ガーン


「えぇ〜ガーン


それにしても、
身内で同じような人が
2人も出るとは
こういうこと、
多いのかな…ガーン


ちゃんと検査したのに
ひどいよね…ショボーン


ねぇ、
ママ、
夕飯も魚のムース以外
ほぼ完食したよ。」


「すごい❗
やったね❗爆笑


「頑張って、
ママお茶もほとんど飲めた。」


「イエーイ❤チョキ


「ママに聞いたら、
点滴どっちでもいいって。」


「どっちでもいいのね。
じゃあやっぱり
明日O先生に相談する。」


「私は、
お茶が飲めるうちは
やらなくていいかなと
思ってる。」


「そうだね。
あんなに血管細くなってるのに
針刺すの
かわいそうだもんね。」


「うん。


お風呂の後、
時計しなくていいって言うから
テレビの横に置いた。


いつも時計してたのに、
時計しなくていいって
言うなんて。


しかも時計
全然見なくなったし。


ご飯食べたら
ねむねむだから、
薬飲ませてから
もう帰るね。


流石に4日連続は疲れた。
腰痛い…。


お姉ちゃんも9〜12日は
4連勤で疲れると思う。


ずっと寝てるから
暇つぶしか何か
持って行った方がいいよ。」



「わかった。
お疲れ様。
ありがとう。


テレビもカレンダーも
もう全然見ないしね。」


「うん。
鏡も置いといてって
言ってたのに
もう見ないから片付けた。


ずっと寝てるのは
1日置きだと思ったけど
これから毎日
こんな感じかも。」


「おばあちゃん、
最後昏睡状態になって
私達全員呼ばれた時が
あったよね。


ママもその状態に
近づいているのかもしれない。」



「そうだね。

じゃあ明日よろしく。」



「了解。
本当にお疲れ様。
ありがとう。」


続きます。