もう4年も前になりますが、

上のブログに書いた
不思議な夢を
見てからというもの、

仏様コーナーに
お茶や食べ物を供える時は
私はアツアツに湯気が立つものを
お供えする事にしていますニコニコ


閻魔様そっくりの服装をした
瓜実顔の清げな方々が
ぞろぞろとやって来て、

大釜になみなみと入った
得も言われぬような
大変に良い香りのする
かぐわしいお茶を、

花祭りと同じやり方で
小さな仏様に盛んに注ぐと、

たちまちモウモウと
あたりに湯気が立ち込め、

そこにいらっしゃる
たくさんのお坊様達が
その周りに
わぁっと押し寄せて、

沸き起こったその湯気を
大変に有り難がって
我先にと手で仰ぎ招き
体に浴びているのを
夢で見たからです。


その光景は花祭りにも
お寺で人々が
お線香の煙を浴びる様子にも
そっくりでした。


私が見た夢と
同じ光景を見た方が
過去にいらっしゃったから、

あのお線香や
あの花祭りの次第が
あるのかなぁと、
目が覚めてから
思いました。


また、
他の様々な夢から
お花とお線香と祈りは
向こうの世界にも
ちゃんと反映する事を
教えられたので、

私はお花とお線香と祈りを
日々欠かさないように
しています。


私は日光東照宮様の輪王香を
いつも愛用しておりますが
それは、
輪王香の香りが一番
夢で嗅いだ香りに
似ているからです。


夢の中のお茶は
甘茶ではなくて、
丁字などのスパイスやハーブを
煮詰めているような
塗香のような香りでした。


今日は花祭りですから
私は特別に甘茶を煎じて
青磁のお抹茶茶碗に
なみなみと注ぎ、
仏様コーナーにお供えしました。

そしてその湯気と
お線香の煙を香華として
勤行をいたしました。


これも何度もブログに
書いておりますが、

母が子供の頃は
お盆が過ぎると家族総出で
祖父母のお寺の裏山の
斜面いっぱいに生えた
アジサイそっくりの
甘茶を刈り取り、

それを縁側に干して発酵させ
来年の花祭りに備えて
甘茶作りをしていたそうです。


炎天下のその作業は
暑くて重労働で
子供心に大変辛かったと
母はよく話していました。


伯父に代替わりすると
甘茶はすべて伐られて
新しい墓地が出来ました。


竹籔もすべて伐り払われ
駐車場になりました。


遠くてお彼岸やお盆しか
お墓参りには
行かれないけれど、

ふるさとの山寺で
祖父母や父母は今頃
みんな仲良く眼下の桜を
眺めているでしょうか。桜