日記のテーマ分けを
「食べ歩き」にしようか
「東京散歩」にしようか
「家族の話」にしようか
悩んだのですが、

他のお店も寄ったので
東京散歩に分類しましたニコニコ


もう大分前の話に
なりますが、

お彼岸に妹と
六本木の飯倉片町にある
キャンティに行きました❤ウインク


なにゆえキャンティに
妹とお彼岸に行ったかと
申しますと、

東京オリンピックの区画整理で
ビルが立ち退きに遭うまで、

テレビ朝日近くの
六本木六丁目の角で
生け簀割烹料理の魁だった
八幡船というお店を経営し、

芸能人やスポーツ選手の友達が
大勢いたという
派手で遊び人の父が、

若い頃通っていたのが
キャンティだったのです。


母はキャンティには
一度も行った事が
なかったので、

お彼岸に父と母を連れて
妹と一緒にランチして、

家族で食事の体で
両親を゙供養しようと
思った次第ですおねがい


我が家の近所には
キャンティで修行した方が
開いたお店があり、

家族で行くだけでなく
母や妹が遊びに来ると
よくみんなで食べに
行ったものでしたが、

とても人気だったのに
残念ながら、
コロナの間に閉店しましたショボーン


また、
妹と妹の前の夫は
若い頃は遊び人で
キャンティにはよく
通っていたとの事で、

キャンティは
妹の前の夫との
思い出のお店でもあり、

妹の前の夫の供養も
かねていました。


私と妹は小さい頃
財閥系銀行の
麻布十番の社宅に
住んでいました。


ついこの間まで
私達が住んでいたその家は
残っていたのですが、

今回行ってみると
なんと、
懐かしい家は
跡形もなく壊されて
更地になっていました❗ガーン


大きさから言って
おそらくマンションが
建つのでしょうね…ショボーン


もう少し早く来ていれば
壊される前の昔の家を
見学出来たのに、
残念なことです悲しい



細い道の向かいは
今はさくら坂公園という
広い公園になっていて、
その向こうには
六本木ヒルズが
聳え立っています。


かつては道の向かいは
崖で、

鬱蒼とした木々に囲まれた
大きな御屋敷とかお寺が
並んでいました。

 


公園の向こうは
今も急な坂(階段)ですが
当時の面影は
全くありません。



私はいつも
六本木通りを歩いて
六本木六丁目交差点の
父の店の跡地である
三角地帯を眺めてから、

少し歩いて左折して
テレ朝通りに入り、

さらに細い路地に入って
右側にかつての家
左側に六本木ヒルズの
ビル群を眺めながら
麻布十番に向かって
細い坂道を下りていきます。


すると、
私が通った南山幼稚園が
右側にあります。



さらに曲がりくねった
坂道を下りると
商店街があって、

私達は母に連れられて
八百屋さんやお肉屋さんや
パン屋さんに
子供の頃よく
お買い物に行きました。



豆源さんは昔からあり、
よく食べていました。


今回私と妹は
豆源さんで家族へのお土産を
しこたま買いましたてへぺろ



この日はお休みでしたが
浪花家さんの鯛焼きも
よく買っていました。



このおもちゃ屋さんも
当時からあるので
ものすごく懐かしくて、
つい撮影しました🎵ラブ



パティオ十番という
広場の奥に、

ナショナルマーケットという
海外の珍しい食材が買える
高級スーパーが
かつてありました。


見た事もないお菓子や
発酵バターなど、
世界各国の食べ物や飲み物が
買えるので、

私は子供の頃
ナショナルマーケットへ行くのが
とても楽しみでした❤おねがい


ナショナルマーケットの後は
大丸ピーコックに
なっていましたが、

今は日本初のオーガニックスーパー
Bio C' Bon麻布十番というお店に
変わったそうですチュー




首都高の下の
麻布通りを歩いて、
飯倉片町方面に
向かいますニコニコ




入口のメニューです。




地下です。



予約していきましたが
なんと、
終始貸し切りでした❗びっくり



妹は
「ここ、
全く内装変わってない…。

懐かしい…。」と
話していました照れ


我が家の近所に
かつてあったお店も
内装がそっくりだったので、
私は私で
すごく懐かしかったです❗泣き笑い



前菜です。
バゲットがすごく美味しい❗ラブ



トマトのポタージュです。



仔牛のカツレツと
バジリコスパゲッティです。


バジリコスパゲッティには
実はバジルは使っていません。


昔日本では
バジルが手に入らなかった為
紫蘇とパセリを大量に入れて
作っていた頃のレシピで、
紫蘇とパセリがとっても爽やかで
美味しいのです❤ラブ



ごまのアイスとチーズケーキ、
バニラアイスです。



食事はちゃんと
美味しかったけれど、

かつて我が家の近所にあった
系列のお店よりも
はるかにお高く、

東京はレストラン激戦区で
クオリティの高いお店が
ほんとにたくさんあるので、

5000円とか
8000円超のお値段は
ちょっと強気かな…と
正直思いましたキョロキョロ


でも、東京は今はどこも
大混雑なので、

ゆっくり出来るという点では
穴場なのかも
しれませんねウインク
ショートケーキコーヒーパスタステーキ


帰りに妹が、

「キャンティって
若い頃は
すごく敷居が高くて、

あんなにドキドキしながら
入ったのに、

今日は何も感じなかった。


私、大人になって
ものすごく色んなお店に行って
ものすごく色んなものを
食べつけちゃったから
すっかりスレちゃって、

よっぽどの事がないと
もうドキドキワクワク
しないのかもしれない。


それって、なんとなく
嬉しいというより、
寂しいな…。」と
言いました。


私は妹の言うことが
なんとなくわかるな…と
思いました。


おばさんになっても
これから何回
何を体験しても、

柔らかな感受性や
うぶな繊細さを
保ち続けられる自分で
ありたいなぁ…と、

あらためて思いました。


妹と一緒に
両親と妹と子供の頃
家族で暮らした六本木と
麻布十番の町を
散策出来て、

豆源さんで
家族に美味しいお土産が買えて、

思い出の場所で
一緒に食事が出来た事を、

感謝いたします。