上のブログで書いた通り
もしも今後
緩和ケア病棟を出ることになったら
在宅介護をしたいと、
妹は最初
言っていました。


母は入院当初は
家に帰りたいと
言っていたのですが、

後になってからは
緩和ケア病棟にいたら
急に具合が悪くなっても
安心だから、

みんなに会えなくてもいいから
緩和ケア病棟にいたいと
考えを変えていたのにも
かかわらずです。


妹が緩和ケア病棟を出たら
在宅介護をしたいと
悩んだのは、

実はとある看護師さんから
妹が言われた言葉が
きっかけでした。


妹はある日
とある看護師さんから
「お母様のこの後のこと、
どう考えていますか❔」と
突然言われたのだそうです。


妹はその看護師さんから
「ご家族と
ほとんど会えない状態は
お母様がかわいそうですよ。


私なら、在宅介護を
決断します。」と
言われたそうなのですびっくり


元々母が大好きで
毎日緩和ケア病棟に
通っていた妹は、

その看護師さんの言葉に
すっかり動揺してしまい、

私と自分の家族に
看護師さんから言われた事を話して
「ママを退院させて
在宅介護にした方が
いいのかな…。」と
悩んでいました。


母は骨折で緊急入院した際、

脳転移の影響で
自力で排泄が
出来なくなっている事が
判明した為、

尿道カテーテルを入れ
紙オムツに切り替わりました。


体が丈夫ではない妹には
たとえ私と交替でも
尿道カテーテルの管理と
摘便を含め、
24時間の在宅介護は無理だと、

妹の家族は全員
母をアパートでみることに
反対しました。


私もその時は
体調があまり良くなかったので、

私達が母のアパートに
泊まり込んで介護するのは
心身ともに厳しいし、

母をアパートに連れ帰ったら
いざという時
看護師さんやO先生を呼んでも
とても間に合わないと
妹に言いました。


また、
その人は看護師さんで
プロだから
尿道カテーテルの抜き差しも
摘便も問題なく
家で出来るだろうけれど、

それは私達にはかなり
ハードルが高いのではないか❔とも
妹に言いました。


悩んだ妹は
緩和ケア病棟の看護師長さんに
その看護師さんから
言われた事を話して、

どうしたらいいか
相談したのですショボーン


するとなんと、

緩和ケア病棟としては
母が退院した後
在宅介護に切り替える選択肢は
全く考えていらっしゃらない事が
わかりましたびっくり


緩和ケア病棟を出た後の
受け入れ先は私達が
責任を持って探します、

でも退院は
強制ではないので、
入院していたいのならば
もちろんずっといて下さって
構わないとも
看護師長さんから妹は
言われたそうです。


「私、
看護師さんから
ああいう風に言われて、

てっきり在宅介護を
した方がいいって
緩和ケア病棟では
考えてるんだって、
思っちゃったんだよね…ショボーン


「ママがかわいそうとか
自分なら
在宅介護を決断するとか、

よりによって
入院してる所の看護師さんから
言われたら、
それはそう思っちゃうよ。


それにしても、
なんでその人◯子に
自分の個人の見解を
話したんだろうね…。


もしかして、

ママは比較的元気で
色々手がかかるから、

退院してほしくて
その人そんな風に
言ったのかなぁキョロキョロタラー


「わかんない。


でも、
看護師長さんに相談して
緩和ケア病棟でも
施設入所で考えてる事が
わかったから、
もう悩まないよ。」と
妹は考えが定まって
スッキリしたようでしたニコニコ


看護師さんも人間ですから
色んな方がいらっしゃるのは
当たり前の事ですが、

母の事を日夜委ねている
私達にとって、

プロの方々の言葉は
ものすごく重みがあるのだと
わかっていただけたら
良かったなぁと思います。