3年前に初めて
わかみやさんに宿泊した時、

お料理が大変丹精で
美味しかったのと、

従業員の方々が和やかで
お互いに仲良しだったのが、
とても印象的でしたニコニコ


今回はどうかな❔と
思っておりましたが、

相変わらず皆さん
とても穏やかで
しかも、とっても親切で
嬉しかったです❗おねがい



献立表を拝見して
3年前と料理長さんが
変わっている❗びっくり
ショックだったのですが、

新しい料理長さんのお料理も
大変に綺麗で、
そして美味しかったです❗ラブ



前菜は
うすい豆腐(グリーンピース)の
桜ジュレ掛けと、

小柱、浅利、葱、独活の
酢味噌掛けと、

豆苗と笹身のお浸し
梅おかか乗せで、
全部美味しかったです🎵


お刺身は鮪・烏賊・鰤で
大根で作った桜の花びらが
添えられていました桜



先附は
春香和えと言って、

蛍烏賊と日向夏と野蒜と
菜の花とこごみが
さっぱりとした出し浸しに
なっていて、

日向夏が爽やかで
これはめちゃくちゃ
美味しかったです❗目がハート



夫は最初は
青森の裏八仙という
純米大吟醸の生原酒でした日本酒


これもめちゃくちゃ
美味しかったそうです❗ひらめき




焼物は
桜鱒汐糀焼きと酢取り茗荷と
焼き空豆で、

桜鱒のふっくらした焼き加減と
その味付けが
もうほんとに
絶品でした❗ラブ



焚き合わせは
帆立治部煮と
水菜とえのきと揚げに
一味唐辛子でした。

両方おだしが効いた
優しい薄味で、
美味しかったです照れ




わかみやさんでは
料理に合う美味しい日本酒に
力を入れていらっしゃり、

季節に合わせて
2週間くらいでラインナップを
変えているそうで、

それが楽しみで
毎月いらっしゃる方も
あるとの事でした。


夫は
日本酒のチョイスにかかわっている
サンボマスターの
ボーカルさんのような
従業員さんと話が弾んで、

日本酒のメニューの紙を
帰りにその方が
プレゼントとして
夫に下さいました❤おねがい



レストランの従業員が
皆さん親切で
フレンドリーで、

褒めると皆さん口を揃えて
「良かったです🎵」
「ありがとうございます❗
料理長に伝えます🎵」と
おっしゃるのが、

前回と同じだ〜❗と
すごく嬉しかったですひらめき飛び出すハート



台の物は
牛シャブ胡麻だれ
水菜・白葱・茶茸・豆腐・和布
マロニーでした。


(私はお酒が飲めないので
いつも先にご飯とお味噌汁を
出してもらいます)


胡麻だれが
おだしが効いていて
柑橘の柔らかい酸味がある
特製で、
これまたとっても
美味しかったですラブ


夫は愛知県のお酒
醸し人九平次の
特別限定酒うすにごり生を
二合目に頼んでいました。


どちらもとても
美味しかったそうです日本酒




しゃぶしゃぶのお皿は
わかみや特製のお皿でした。



デザートの
桜ムースと苺と桜花は
あっさりしていたので、

お腹がぱんぱんでしたが
最後まで美味しく
いただけました桜🍓



わかみやさんの温泉は
KKR熱海さんの自家源泉を
引いているので
加水加温していますが、

KKR熱海さんのお湯は
成分がとても濃くて
ものすごくしょっぱ苦く、

源泉そのままで入ると
アトピーの夫は
肌荒れしてしまうほどなので
加水していて
ちょうどいいな〜と
毎回思っていますチュー


(KKR熱海さんには
源泉そのままの湯船と
加水している湯船と
両方あります温泉


翌朝は早く起きて
海岸を散歩しました。



海岸へは歩いてすぐです。

海水浴で来たら
すごくいいだろうなぁ〜と
毎回思います浮き輪波



公園というよりは
広場のような場所に
このような石碑がありました。


結核患者のサナトリウムとして
鎌倉海濱院が海岸沿いに
かつてあったそうです。


その後は鎌倉海濱ホテルになり
貴族や皇族の方も
いらっしゃったようですが、

昭和20年に失火により焼失し
以後再建される事は
なかったそうです。


夏目漱石の「こころ」に出てくる
由比ケ浜のホテルとは
鎌倉海濱ホテルだそうです。



跡地には
なぜか江ノ電の車両が
金網に囲まれて、
触る事も乗る事も出来ずに
ポツンと置かれていました電車


鎌倉市が公園の敷地内に
譲り受けたものの、

いたずらや劣化を防ぐ為に
とりあえず金網で囲ったと
いうことでしょうか。


活用されないまま
野ざらしという訳で、
なんだか残念だなぁと
思いましたショボーン





由比ケ浜は
義経公と静御前との間に生まれた
男子の嬰児が
無惨にも◯されて、
捨てられた場所です。


また、
和田一族だけでなく
度々合戦で多くの血が
流れた場所でもあります。


海はそんな歴史も
まるでなかった事のように
あくまでも美しく静かで、

人々が思い思いに
浜辺を散策していました。



自然は、

一向に争いをやめない
ちっぽけで愚かな人間よりも
はるかに悠久で
はるかに優しくて、

そしてはるかに
厳しいです。


この日はちょうど
3月11日でした。


私はいつものように
世界から争いや
天災が亡くなり、

皆が食べ物や
着るものや住まいに困らず
大切な人といつまでも
健康で仲良く一緒に
暮らせますようにと
浜辺で祈りました。


東日本大震災から
13年たっても
人間は少しも
賢くなっていなくて、

争いは世界から絶えず、
戦乱や天災によって
住まいを追われる人も
寒さや飢えに泣く子供も
大切な人を亡くす人も、

いつになっても
なくなる気配さえ
ありません。


私はとても悔しく、
そして虚しくて
やるせないです。


祈りになんて
一体意味はあるのかと、

この私自身が一番
いつも自らを
訝しんでいます。



それでも、

私はどうしても
大切な人の幸せを、

生きている人の幸せと
亡くなった人の幸せとを、

どうしても祈らずには
いられない。


もしも祈りさえ
私から奪われてしまったら、

私にはもう
希望も生きるよすがも
何もないから。


私はもうこれ以上誰にも
私や私の家族と同じ思いを
してほしくないのです。


私は弱く非力かも
しれないけれど、

この私の思いは剛く、
そして希う心は
とても烈しい。


だから今日も
そして明日も、

私が生きていて
永遠に目を瞑る日まで、

この世の人と
あの世の人と、

両方がみな優しく笑って
幸せでいられる日が
来るまでは、

私は祈る事を
けしてやめません。









海は怖いけれど
それでも、
私は海が大好き。


心が晴れたし
寒くなったので、
わかみやさんに戻りました。






温泉に入って
冷たくなった体を温めてから
朝食に行きました。


自分で焼く鱚の干物が
美味しくて、

けんちん汁の味付けも
切り干し大根もだし巻きも
おだしの味が優しくて、

牛乳とミカンの寒天も
甘くて美味しくて、

夜と同じ従業員の人達も
明るくて親切で、

私はなんて幸せなんだろうと
しみじみと思いましたえーん



佃煮の小皿も
わかみやさんの特製でしたコーヒー



チェックアウトの時、

私の書いたアンケートが
この日の抽選1名に
当選して、

有田焼のペアスプーンが
いただけたので
びっくりしました❗びっくり




鎌倉の人々が
みないつまでも
幸せで長生きして
くれますように。


そしてわかみやさんが
皆さん仲良しで、
いつまでもそこで
続いて下さいますように。