日記を整理する為に
アメブロを書く時は
いつもジャンル分けを
しているのですが、

今日の日記は
「着物」か「母の話」か
はたまた「友達の話」か
「東京散歩」なのか
「食べ歩き」なのか
さんざん迷った結果、

「着物」に
分類しました。👘爆笑


区の互助会の
ホームページを見ている時、

帝国ホテルの
ラ・ブラスリーが
タワー棟建て替えの為、

3月いっぱいで
クローズする事を
知りました。びっくり



タワー棟は
2030年代に
アパートメントや商業施設を
組み入れた建物に
生まれ変わるようです。


私は帝国ホテルの
落ち着く懐かしい
温かみのある雰囲気が
すごく好きなので、

「帝国ホテルよ
お前もか…。」と
残念な気分です。ショボーン


東京の街が最近
再開発とやらで
金太郎飴みたいに
どこもかしこも同じような
ガラスと金属を多用した
無機質な感じに
なってしまう傾向は、
本当に好きません。えー


第一、
震災が起こったら
危険ではありませんか…。真顔


私ごときが何を言っても
仕方ないのですけれどね。


せめて
今のタワー棟があるうちに、

そして
母の四十九日が来る前に、

母が
「あと一度は着たいわ」と
妹の結婚式の時に
話していた
私がプレゼントした
あの色留袖を着て、

母と一緒に帝国ホテルに
行くつもりで
ラ・ブラスリーで
お食事しよう❗と
思い立ちました。おねがい


そして、
早速お友達に声をかけて
2月22日の今日
行ってまいりました❤ウインク


ちなみに今日は
母の六七日です。


生まれ変わる為の細かい条件を
言い渡される日だと
いうことで、

母が私のお孫ちゃんとして
生まれ変わってくれて、

また母と
会えますようにと願い
今日も勤行をしました。




ロビーのお花は
バレンタインデーが
テーマのようですハートのプレゼント本命チョコ



着物の丈を
短く着付けているのは
あいにく1日中
雨だったからです雨アセアセ


草履は四谷三栄さんの
晴雨兼用草履にしました。


◯レンブロッソのように
重くなくて
とても履きやすいので
オススメです❗てへぺろ





北村武資さんの帯を
合わせたかったけれど
淡い色で
とても柔らかい生地なので
雨の日は危険だと思い
今回は見合わせて、

固い打ち込みで織られた
西陣織の帯にしました。


雨なので
母から譲られた
袷の雨コートを出してみると、

しつけ糸がついていて
一度も着た様子がなかったので
驚きました。あんぐり


私、
箪笥の着物を
全部着尽くす事が
出来るかしら…。不安


雨コート、
深い赤に
水色と白の細い縞が
ポップで可愛い🎵ニコニコ



ラ・ブラスリーは
タワー棟の地下の
レストラン街にあります。



互助会で15000円が
13500円に割引になる
斡旋があり
それを予約したところ、

前菜がパテではなく
ホタテと枝豆のムースに変わり、

デザートも
ワゴンから選択ではなく
1種類のみに変わっていて
アレ❔と思いましたが
美味しかったので
良しとしましょう。



お友達が
撮影してくれました❤ニコニコ


(ラ・ブラスリーさんは
満席でした飛び出すハート


お友達は
証券会社に勤務していた時の
同僚で、
今は大学の講師や
企業の研修などを
しています。


前にブログに書きましたが
彼女はコロナと前後して
ご主人と恋人とを
(お互い恋人がいるという
自由なご夫婦でした)
がんと突然◯とで
相次いで亡くして
しまったのです。


私は母の事があった為
彼女に会ったのは
コロナ前以来でした。


しばらくぶりに会って
話を聞くと
ショックで
御子息もお友達も
鬱病になってしまい、

御子息は大学を
お友達に知らせずに
辞めてしまったのですが、

とても得意で
あちこちで賞も取っていた
楽器演奏で、
音楽大学に
入り直したそうです。

御子息にとっては
子供の頃から
好きだった事なので
今はかえって生き生き
のびのびと学んでいて、

卒業後の
音楽でのお仕事も
もう決まっているそうです。


良かった❗おねがい


私も母や妹の事を
話したり、

お友達も自分のお母様や
妹さんの事を話したり、

先日会った
Mちゃんの事
(3人とも同期です)を
話したり、

あっと言う間に
時間が経ちました。



「人って、
◯んじゃうのよね…」


「そうなのよね…」


大学を卒業して就職して
みんなあっと言う間に
結婚して退職して、

3人とも
ほんの1年くらいしか
一緒に働かなかったのに、

つかず離れず
ずっと戦友みたいに
今まで関係が
続いていて、

その時々で
夫の事や子育ての事や
親の事や姉妹の事や
病や看取りの事などを
何でも話せて
共有して
励まし合えるなんて、

こんなに有り難い事が
この世にあるでしょうか。


母の供養の為に
出かけたつもり
だったけれど、

お友達とこころゆくまで
話が出来て、

行く春と
亡くした人達と
なくなるラ・ブラスリーとを
惜しむ事が出来て。


私の為にこそ
この日のランチは
必要だったのかも
しれないなぁ…と、

後になってから
思いました。


「日本橋のダンナ
(お友達の恋人)ね、

◯ちゃん(私)のこと
『面白い人だなぁ』って
すごく気に入ってて、

『あの人どうしてるの❔
また会いたいなぁ』って
よく言ってたのよ。」


「そうなの❔爆笑

私、
会った人みんなから
面白いって
なんか言われるんだよね〜。チュー


私も◯さんのこと
好きだったよ。


面白い人だったよね。


私もまた
会いたかったなぁ…。」


「そうねぇ…。」


友達は
一人っ子の恋人から
生前頼まれていた通り、

日本橋にお住まいの
90歳過ぎた恋人のお母様の
お世話をしているそうです。


お母様は近所の施設に
自分で申し込んでいて
とうにお部屋も
整っているのに
まだ入らないと仰り
ずっと一人で
暮らしているそうで、

食事を届ける為
今から三越に寄ると
いうことで、

夕方お友達と私は
別れました。


変わるものもあれば
変わらないものも
この世には
あるのでした。