妹が2月11日、

つまり母が亡くなってから

ちょうど1か月目に見た

母の夢には、

続きがありました。



母は夢の中で

「お金があるから」と言って

桐の箪笥の上の段の

右の引き出しを開けた後、


そのまま一番下の段まで

全部の引き出しを

妹に何か説明しながら

順番に開けたのだそうです。



「どうする❔


他の引き出しも

全部開けて

調べてみる❔キョロキョロ



「そうだねぇ…。


夢の通り本当に

お金が出て来たから、

一応全部

調べてみようか…。」



という訳で、


私と妹は他の引き出しも

順番に開けて、

畳紙の中の着物を

調べる事にしました。



前にブログに書きましたが

祖母と母は日常的に

着物を着る人でした。



母の娘である

三姉妹のうち、

着物を着るのは

長女の私だけです。



妹達は2人とも

「着物は今後も着ないし、

いらない」と

断言しているのですが、


母のログハウスを

妹の元義理の弟に

無償譲渡した3年前、


母と私とは

一緒に着物を仕分けして、

母が元気なうちに

着物を3人に

形見分けしました。



そのうち下の妹へは

母のとっておきの着物だけが

よりすぐって

母の桐の箪笥の中に

納められていて、


母が全部管理していたので

母の生前は

私も妹も中を開けたり

触ったりしていませんでした。



下の妹の娘は

大のおばあちゃんっ子で、

母が一番可愛がった孫です。



だから、

母の桐の箪笥の中身は

母が下の妹と言うより

姪っ子に譲るつもりで

分けた着物だと、

私も下の妹も

認識しています。



私と妹が

上から順に引き出しを開けて

1枚1枚着物を広げて

あらためたところ、


なんと、

一張羅の訪問着が1枚

あちこちシミだらけのまま

畳まれている事が

発覚しました❗ガーンガーン



「これはひどいね…。ガーン



この着物を◯子が

最後に着たのは

いつだった❔」



「え〜っ、

覚えてない…。ガーン



記憶にないくらい前だよ…。



最後に着たのは

●(下の甥っ子)の

お宮参りかなぁ…。ショボーンタラー



「10年以上

前ってこと!?ガーン



このシミ

落ちるかなぁ…。ショボーン



妹の前の夫の葬儀の時

母が喪服をシミだらけ

カビだらけで

箪笥にしまっておいた事が

発覚して、


仕方なく私が

かわりにクリーニングに

出した事がありました。真顔



おそらく母は

喪服同様、

訪問着をクリーニングに出す

お金の余裕が

なかったのだと思います。



あの時、

他の着物も全部

私があらためたら

良かった…。悲しい



きっと母は

私達が桐の箪笥の中を

全く見ないので、


「マズイ❗」と思い

夢で一生懸命

他の引き出しも見てと

知らせたのでしょうね…。泣き笑い



私は妹の、

ゆくゆくは

姪っ子の訪問着を

洗いに出しました。



着物屋さんからは

「シミが古いので

落ちるかどうか

わかりませんが、


まずは見積して

ご連絡します。」と

言われました。



んも〜、

ママったら、


そういう事は

早く言ってよ❗ムキー



母がテヘペロと

している顔が

目に浮かぶようです。てへぺろアセアセ