私と夫は
結婚記念日あたりに
伊豆へ旅行して
河津桜を見に行くのが
毎年の恒例に
なっているのですが、
なんと、
クイーンのコンサートが
１３日の夜にあるのを忘れて
私は１２、１３日と
その旅行を入れていました。
一緒に行く友達から
チケットが６日に発券だと
ラインが来て、
思い出しました
半年以上前に
友達に席を取ってもらったとはいえ
クイーンのコンサートを忘れて
旅行を入れるなんて
どうかしてます
１２日泊だったので
大丈夫でした❗
危なかった〜
そんな訳で、
１３日の朝
今日は早めに
家に戻ろうということで
私が荷造りをしている時、
妹から
「旅行中なのにごめん。
ちょっといい❔」と
電話が来ました。
「ママの夢の事が
旅行に行ってる間も
気になって仕方なくて、
旅行から帰ってきた日は
忙しくてさすがに
無理だったんだけど、
今、
仕事の前に
早めにママの家に来て、
箪笥の上の段の
右側の引き出しを
探してみたんだよ
」
」「えっ、
なんかあった
」
」「そしたら、
あったんだよ」
」「え〜っ、
本当なの」
」「うん、
本当なの
ママが開けて
指差してた引き出しを
夢の通りに
開けてみたら、
最初はお姉ちゃんが
言った通り
へその緒と母子手帳しか
ないと思ったんだけど、
（私は先日の片付けの時
引き出しを開けて
サッと表面だけ見て
母子手帳とへその緒の存在は
確認していました）
中を全部出して
よく調べてみたら、
奥から百貨店の
給料明細の袋が出てきて、
その中を見たら
パパからの
手紙が入ってたんだよ」
」「え〜っ、
そうなの
なんでそんな所に…。」
「わからない。
わからないけど、
引き出しの
ほんとに奥の奥に
しまってた。
あんなの、
言われなかったら
絶対探せない。
しかも給料明細の袋で
カモフラージュしてたから、
教えられなかったら
もし後になって
見つけたとしても、
私なんて中も見ないで
捨てても全然
おかしくなかった。」
「いつもながら、
◯子、
本当に凄いよ…。
ママ、
私がせっかく引き出しを
開けたのに
中をサッとしか見なくて
気づかなかったから、
私達になんとかして
パパの手紙の事を
知らせようとして
くれたんだね。
◯子、
夢を見てくれて
本当にありがとう。」
「うん。
でも本当に
夢と同じ場所にあったよ…。
私、悪いけど
先に読んで、
感動して泣いちゃった。
お姉ちゃんも
これ、
絶対読んだ方がいい。」
「えぇ〜っ、
すごく気になるけど、
まだ絶対に内容は
言わないでね」
」「言わないよ（笑）
絶対自分で手に取って
自分で読んだ方がいい。
一通はお姉ちゃんの
事だから。」
「そうなの
じゃあ、
明日読むから、
置いといて」
」私と妹は元々
連休は旅行に行って
連休明けの１４日に
母の部屋の片付けを
一緒にすることに
していました。
そして今日で片付けは
ほぼ終わり、
今後は母の部屋は
妹の会社の物置になって、
私達の実家は
なくなるのです。
奇しくも今日は
バレンタインデーで
父の命日です。
不思議な事の連続と
不思議なこの日にちの
巡り合わせに
驚きつつ、
私は今から
母の部屋に
急いで向かいます。
