ザ・ゴールドさんは
母の反物を見た瞬間
「ここにはまだまだ
うなる程
いい着物がある!」と
踏んだらしく、

「遺品整理は
後からまだまだ色々
出て来るものだから」と仰って、

普通はやってくれない
リピート客特典の
反物無料引き取りを
有り難くも
引き受けてくれました🎵爆笑


(出張見積の申し込みを
電話した段階では、

反物無料引き取りを
してくれるかどうかは
「まずは、
見せていただいた後の
ご相談になります」と
断言してくれなかったのです)


そして本当に、

ザ・ゴールドさんに
着物や反物を
引き取ってもらった後も、

母の部屋を片付けていくうち
あちらの隅から
こちらの箱からと
反物や着物がきりもなく
ワラワラ出てきたのです。びっくりアセアセ


母はここ何年か
着物や反物から
自分の洋服を作るのに
熱中していて、

手持ちでは飽き足らず
リサイクルショップに行って
激安の着物を買って来ては
それを洗ってほどいて
せっせと縫っていたのは、

私も妹も
わかっていました。


楽しそうでいいな〜おねがい
微笑ましく思いながら
ずっと見ておりましたが、

型紙を起こして
布地と一緒に
紐で縛ったものや、

型紙通りに裁って
まち針を打って
あとは縫うだけという
状態のものが、

あちこちから
こんなに❔というくらい
ゾロゾロ出て来ました。


「どうしてこんなに
作りかけのものが
あるんだろう…。ガーン


「同窓会に着ていくのに
やっぱりこっちを作ろうとか
これは後にしようとか、
ママなりに
構想があったんじゃない❔


いつかは少しずつ
作るつもりで
しまっておいたんだね…。悲しい」と
私と妹は
その都度片付けの手を止めて
しんみりしました。


母は今まで
風邪ひとつ引かないくらい
健康でしたから、

本人も私達も
まだまだ長生きするつもりで
コロナが終わったら
あそこにも行こう
こんな事もしようと、

色んな計画を
練っていたのです。


全部全部
あっと言う間に
終わってしまいました。悲しい