今まで何回か
ブログで母のお友達の
HさんとMさんのことを
お話してきました。ニコニコ


お2人は
母が40代の頃から
ガールスカウトで
同世代のリーダー同士として
長年活動していた
方々の中でも、

特に公私ともに
仲良くしていた
長いお付き合いの
お友達で、

私や妹のことも
子供の頃から
よく知って下さっていて、
お世話になっています。おねがい


反対に、
お2人のことを
いつも車でお見舞いに
連れて来て下さっていた
60代くらいと思われる
Oさんのことは、

私は元事務局の方としか
存じ上げませんでした。


ところが、
一番乗りで
葬儀の1時間前にいらっしゃった
Oさんを含む3人と
私とは、

母が作った作品や
母の赤ちゃんの時からの写真を
ご覧いただきながら、

かなりゆっくりと
お話する事が出来たのです。


その時に私は
Oさんの思いをはじめて
聞かされたのでした。


お2人によると、

Oさんは非常に
人を選ぶ方で、

人によっては
相手と全く話せず、
目も合わす事も
出来ないのだそうです。びっくり


そんなOさんが
事務局で長年
お仕事が出来た事に
私はガールスカウトという組織の
懐の深さを
感じたのですが、

私が今まで何回か
お会いしていた限りでは
Oさんは元銀行勤務だった
片鱗が見受けられる、

几帳面で真面目そうで
大人しそうな方で
普通にお話も
母としていたので、

そのような方とは
ちっともわかりませんでした。


実は、
ガールスカウト活動を
はじめたばかりのOさんに
母がとても優しく親切に
したそうで、

Oさんはそれ以来
母の事が大大大好きで
母をずっとものすごく
慕っていたそうです。ラブ


母のことを
好き過ぎるあまりに
母が妹の元に引っ越した後、
なんとOさんは
事務局もガールスカウトも
辞めてしまったのだそうです。ガーン


えっ、

気持ちはわからないでは
ないけれど、
そこまで思い詰めなくても…と
私は正直
思いましたが、ガーン

Oさんにとって
母に会えなくなることは
ガールスカウトにいる
意味もなくなるほどの
それほどの事だったのだと、

Oさんは涙ながらに
私にお話して
下さいました。


そんなにも母のことを
好きでいてくれた方が
いらっしゃったということを
私は初めて知って
感激したし、

母の為に
とても嬉しかったです。おねがい


誰かの事を
激しく好いたり
誰かの事を
激しく苦手にするのは
本人にとって
生きるのが
かなり難儀ではないかな…と
内心私は
思いましたけれど、

HさんやMさんとも
うまくやっている様子なので
Oさんは大丈夫❗とも
その時思いました。ウインク


自分の世界の外側を
固く守る人って、

母もそうでしたけれど
繊細なようでいて
頑なな分、
意外とタフだよな〜、

でもカチカチって
実は脆いんだよな〜と
感じてます。


何に対しても
周りのものごとを
あまり思い詰めたり
ジャッジしようとして
自分で自分の領域を
狭めずに、

なるべくものごとは
フワ~と柔らかく
幅広く緩やかに
フニャフニャに見て、

中庸に生きる事が
周りと自分の感情を
波立たせず、

楽に生きられる
コツではないかと
なんとなく私自身は
思っております。


でも、ものごとは
何でも人から
言われるのではなく
自分で見つけないと
意味がありませんから、

人に私から
何か言うことも
ありませんけれどね。


Oさんからは
お香典返しのお礼で
先日初めて
お電話をいただき、
お互い温かい気持ちで
お話が出来ました。照れ


Oさんの母への愛に
深く感謝するとともに、

Oさんの末永いお幸せを
心から祈っています。