母の葬儀の会葬御礼品は

母が長年飲んでいた

玉露芽茶という

珍しいお茶を、


母の生前の希望により

ふるさとのお茶屋さんに

注文しました。ニコニコ



そのお茶は

100グラム800円と

リーズナブルなのに

母の家にお越しになる方に

いつも褒められるという、

とっても美味しい

お茶なのです。照れ



そのお茶屋さんでは

インターネット注文は出来ず、

電話での取り寄せのみです。電話



お茶屋さんの奥様は

母とは何十年もの

長いおつきあいで、


とてもおっとりと

上品にお話される方です。おねがい



お見舞いのお返しの為に

昨年母から頼まれて

私が初めてお茶屋さんに

ご連絡を差し上げた時、


奥様の応対が

あんまりにもゆっくりなので

びっくりして、


もしかすると

どこかやんごとないお家から

お嫁に来られたのかと

思ったほどでした。びっくりアセアセ



何でも、

玉露芽茶は

とある京都の業者さんから

特別に分けていただいて

いるもので、


最近はどういう訳か

一度にたくさんは

分けて下さらなくなり、


かなりお時間を

いただく事があるけれど

それでも大丈夫でしょうかと

その時私は

尋ねられました。あんぐり



そんな事もあり、


今回私は

母の容態が

いよいよという時

事情をお伝えして、


会葬御礼として

玉露芽茶の詰め合わせを

あらかじめ40個

注文しました。



すると、

奥様は大変に驚かれ

お嘆きになり、


極めて親身に

私にお言葉を

掛けて下さいました。



その口調には

心からの真実味が

こもっていて、


その時とても落ち込み

動揺していた私は

ちょっと涙ぐんで

しまったものです。ぐすん



私は目下様々な手続きに

忙殺されていて、


あちこちに電話をかけては

母が亡くなった事を

伝えているのですが、


「お悔やみ申し上げます」

という言葉を

その度聞き飽きるほど

掛けられていて、


どこでもビジネス上

反射的に口にしているのだと

感じられてしまう

口調なのです。真顔



まぁ、

みな母の事など知らないし

実際マナーとして

発しているのですから、

当たり前かも

しれませんけれどね。



今までは母に頼んで

注文してもらっていましたが

これからも私は

そのお茶屋さんから

お茶を買い続けようかと

思っております。おねがい