今までかまぼこ以外
おせちは毎年すべて
一から手作りしていた
私ですが、
今年は人生で初めて
おせち料理を一切
作りませんでした🎵
母の在宅介護中で
年末年始は絶対
おせちどころではないな…
と
と思っていたところ、
上野で伊豆栄さんに行って
ふとミニ懐石を頼んだら
鰻以外のお料理が
どれもこれも大変に
美味しかったので
おぉ❗
と思い、
と思い、お店でチラシを見かけたので
衝動的に三段重を
注文しました。
料理人の娘である私は
毎年の事で手慣れていて
おせちは半日くらいで
全部作れていたものの、
買い出しや下ごしらえを含めると
まる１日くらいは
毎年時間を取られていたので、
昨年の年越しは
超絶楽でした〜❤
疲れ果てているので
めっちゃ有り難かった〜
おせちの引き渡しは
大晦日に「伊豆栄」と
名前のついたバンで
わざわざ自宅に来て下さって、
従業員の方が
その日作り立てのおせちを
手渡しで届けて下さったのが
本当にもったいなくて
そして嬉しくて、
伊豆栄さんは本物の
料理屋さんなんだなぁ〜、
幸せだなぁ〜と
思いました❤
しばらくたってから
わ〜っ❗
なぜ私はポチ袋なり
お礼のお茶なりを
渡さなかったんだ❗
と
と後悔しましたが、
後の祭りでした
さて、
気を取り直して、
そんな伊豆栄さんの
おせち料理は
どんなものだったかと言うと
ドゥルルル…🥁
（ドラムロール）
キャ〜❗
鮮やかで綺麗〜
賑々しくて、
すごくお正月らしい〜❗❤
周りをぼかしているのは
写真を撮るのが遅くなり
夫や息子の食べかけのお皿が
お見苦しいからです
ん❔🤔
何だかホームページの写真と
お品書きがバラバラのような…。
でもちゃんと全部載ってるから
問題ないですね。
自分で作っていないから
１つずついただきながら
お品書きを見るのも
思いの外楽しくて、
なんだか宝探しみたいで
とっても新鮮
お品書きの筆文字も
美しいし、
七福神の絵がおめでたくて
可愛らしくて、
春から縁起が良くて
超いい感じ❤
さらに、
おめでたいごま塩のポチ袋と
御赤飯つき❗
さらにさらに、
伊豆栄さんのいなせな
カレンダーまでいただいてしまい、
二重に嬉しい❤❗
早速めくってみましょう。
おぉ〜、
ザ・江戸❗
おせちの豪華な中身や
その受け渡しの丁重さに
感服し、
さらにカレンダーの
「鰻割烹」という
冠を拝見して、
今まで伊豆栄さんは
上野で一番美味しい
鰻屋さんとして
家族で贔屓にしていたけれど、
本物本式の格の高い
料亭なのだと、
認識をあらためました。
夫も
「これは凄い…。
今まで伊豆栄さんでは
鰻しか食べていなかったけれど、
これは本物だ…。」と
感嘆していました。
お味つけですが、
京都で修行した父の味つけを
幼い頃から
食べつけてきた私が作る
我が家の味は、
関東に住んでいるのに
完全に関西風なのです。
伊豆栄さんのおせちの
海老の旨煮や
あわびや数の子や
お煮しめをいただいてみて、
「あぁ、
関東の味つけだ…。」と
ちょっとそこは正直
私はがっかりしました。
私の食べ慣れた味つけより
濃口醤油とみりんがきいていて
若干甘めなんですよね…。
伊豆栄さんは江戸前を代表する
割烹料理店で、
まして保存が効く
おせち料理なのですから
そんなの当たり前の事で、
がっかりした自分が
お門違いなのです。
単に私の育った味つけが
鰹と昆布を立たせて
薄口醤油で味つけした
完全な関西風なだけです。
そうだった、
私が小学生の時に
給食を全く食べられなかったのも、
今も外でお惣菜を買って
家で食べられないのも、
この関東の味つけが
好みに合わないからだった…と
思い出しました。
食べ慣れた味が一番という
舌の記憶って、
本当に困ったものです。
夫と次男は
「数の子もあわびも海老も
このくらいの方が
美味しいんじゃない❔」と
言いましたし、
本式の江戸前のおせちとして
どれも申し分なく
美味しかったです。
煮物の味つけについては
好みの問題です。
伊豆栄さんのおせちは
どれも本当に美味しかったので
少々お高いけれど
オススメです❗
（４５０００円でした）
来年はまた
江戸前の伊豆栄さんに頼むか、
それとも伊勢の
せきやさんに頼むか
（どれも関西の味つけで
私の好みに完全に合致しました）、
それとも自分の味つけが
やっぱり一番舌に合うから
一から全部作るか、
おせちは毎年悩ましく
そして楽しいですね❤
丹精込めた
素晴らしいおせちを
調えて下さって、
一軒ずつ手ずから自宅まで
丁寧に届けて下さった
素敵な伊豆栄さんに
感謝いたします🎵
今年も上野に参りましたら
伊豆栄さんを
ますます贔屓に
いたしますね❤