母が末期がんの
告知を受けた
8月の時点では、

私は長期介護休暇を取って
母を最期まで
在宅で看取ろうと
思っていました。


同じくがんで
亡くなった祖母は、

最期はホスピス
(今の緩和ケア病棟の
当時の呼び名)で
私達に泊まり込みで
かわるがわる看病され
母に手を握られながら、

伯父達に見守られて
亡くなる事が出来ました。


以前なら緩和ケアは
個室に付き添って
泊まり込みも出来たのですが、

今はコロナの為に
緩和ケア病棟では
一回15分しか
面会が出来なくなりました。


だから最期の瞬間を
看取りたければ
在宅介護しかないと
思っていて、

妹にも
そう話していました。


そんな訳で、
長期介護休暇が
取得出来る要件の
要介護2以上が
認定されますようにと
私はずっと祈っていました。


お陰様で
晴れて要介護3と
認定された訳ですが、
ここで私の体調に
問題が出てしまいました。


前に少し
ブログに書いた通り
会社の体制変更により
私は10月から
昇進した訳ですが、

9月の内示と同時に
私の直属の上司から
パワでハラ的な事が
長時間連続で続いた為
私がメンタル的に
参ってしまったのです。


同じ時期にたまたま
人間ドックがあって
胃カメラを受けたら、
胃潰瘍になっていた事も
判明しました。びっくり


体は心よりも
我慢強くないんだな、

本当に正直だな〜、

心の声も体の声も
ちゃんと聞いてあげようと
つくづく思いました。


もちろん私も
ただ我慢して
手をこまねいている
訳ではなくて、

友人や会社の同僚に
相談したり
家族に相談したり、

本社の人事に相談したり
上司のそのまた上司に
相談したりして、

自分と上司の状態を
会社で周囲に開示しています。


こんなのおかしいよ❗と言って
家族に相談するよう
強くすすめてくれたのは
会社の同僚ですし、

家族に相談した所
ものすごく激怒して、
私が知らない間に
本社の人事に電話して
相談してくれたのは
私ラブの夫です。ムキー


夫から
本社に電話した事を
聞いた時は
「えっ!?ガーンアセアセ」と
びっくりしましたが、

夫は学生の頃から
私が困っている時は
いつでも体を張って
全力で私を
守ってくれていたな…。おねがい
(過去ブログ参照下さい)


夫ってまるで
私にとって
ワンピースのルフィ
みたいだなぁ❤と
ものすご〜く勇気づけられたし
嬉しかったです。えーん


夫はいつも
私のヒーローで
ルフィさんだとすると、
私の息子達は
ゾロさんとサンジさんかな❔


私ってつくづく
幸せ者です❤照れ


私をとても大切に
思ってくれている
人達の為にも、

私は私の事を
大切にしなきゃ
いけないんだ、

私が虐げられたまま
泣いている事は
その人達を傷つけて
悲しませる事になるんだと
あらためて思いました。プンプン


普通こうした場合は
上司に相談するのが
筋なのですが、

私の場合はその当人から
された事だったので、

上司の上司に
相談しました。


上司の上司からは
上司に話してくれたけれど
上司の上司としては
上司を庇いたい気持ちも
透けてみえたので、

これからどうなるかは
わからないけれど、

現在は
自分の体調と
心の状態に気をつけながら
会社に毎日通っています。


メンタルクリニックにも
生まれて初めて
行きました。


メンタルクリニックに
行ってみて、
私って
思ったよりも
心にダメージを受けたんだな…と
気づきました。


私達はホスピスで
24時間祖母を看護してもらい
身の回りのお世話を
全部してもらえていたから、

会社の仕事や
家族との生活を続けながら
かわるがわる昼夜面会して
祖母を看取る事が
出来たのです。


私も在宅介護に
固執しないようにしよう、
自分の体力と精神力の
出来る範囲で、
けして頑張り過ぎては駄目だと
痛感しました。


木も草も花も
どんなに強い雨風が吹いて
嵐になぎ倒されても、

いつかは必ず
その体を起こして
太陽に向かって
その顔を力強く上げます。


ずっと前から
思ってきた事だけれど
恐怖と不安が支配する世界には
私はけして屈伏しないぞ、

こちらも同じ手法で
戦うのではなく
柳に風と受け流して
さらさらと水に流して、

口にする言葉は
風のように爽やかに、

面差しは明るく
日の光のように
晴れやかに、

心は山の湖面のように
澄み渡って穏やかに
静まっていよう、

そして少しずつ
笑いと幸せの種を蒔いて
この世を愛と喜びの世界に
変えて行こうと、

あらためて強く
心に決めました。


自分の心が
自分の世界を
決めるのです。


今はまだ私は
元気を取り戻して
いないけれど、

友人にも家族にも
周囲の環境にも
恵まれているから、
それだけで
既に無敵で幸せ。


私は必ず
全部乗り越えられるから
いずれすべては
大丈夫になって
前よりも
もっともっと良くなる。


この世は生きているだけで
恩寵で、
愛と幸せとに
満ちているなぁ〜と
日々思います。おねがい


命が尽きるその瞬間まで
私は人生を
悲しみも喜びも
味わい尽くすから、

皆さまも
前を向いて上を向いて
笑って一緒に
生きていきましょうね。ウインク