下の妹が母を引き取ったのは
3年前です。


下の妹が家を出てから
東京に住む私は月に1回
1人で住む母の様子を見に
帰省していました。ニコニコ


お盆やお彼岸の時は
いつもお墓参りのついでに
夫と母と3人で
地元や単身赴任先に
旅行に行っていました。


近くに住む上の妹は
週に1回訪問看護の合間に
母の様子を見に行っていました。


実は、
そのだいぶ前から
母の住むログハウスの
木の階段が傷んでいました。ショボーン


帰省の度に
気になっていたところ、

訪問看護師の上の妹が
腐った階段を踏み抜いて
母が転ぶと困るから直したいと
言って来たので、

私と下の妹は
費用は折半するからと言って
上の妹夫婦に修繕の見積を
お願いしました。


上の妹の夫が
地元の建設会社に
勤めているからです。


けれどもそれから
彼が見積を取ってくれる様子が
一向にないまま
何年もたってしまい、

さらにコロナが流行して
母に会いに行く事が
難しくなってしまいました。ショボーン


私が上の妹に
それとなく見積について
尋ねたところ、

「そうなんだよ。
ほんとごめんね…。

私もものすごく
せっついてるんだけど、
なんか全然
やってくれないの。ショボーンタラー

申し訳ないけど
また言ってみるから、
もうちょっと待ってて。」という
返事でした。


言い出しっぺの上の妹が
ちゃんとわかっていて
心配もしているなら
大丈夫だろう、

私達は遠いし
コロナで行かれないし
工事となっても
様子を見に行くのも
大変だから、
もう少し様子をみようと
下の妹と話していたところ、

ある日突然上の妹から
「お姉ちゃん、助けて❗」と
おだやかでない電話が
かかってきたのでした。