昨日妹から
「ねぇ、
ちょっと電話出来る❔」と
ラインがありました。
「いいよ。
どうしたの❔」と
私が返信すると、
すぐに妹から折り返し
電話がかかって来ました。
(私のブログを
お読みになった事のない方に
ものすごくかいつまんで
お伝えしますと、
妹の前の夫は
原発の風評被害で
会社の経営が悪化した事と、
同居していた自分の両親から
家族全員が
酷い仕打ちを受け続けた為に
うつ病になり、
自ら亡くなっています。
妹の元舅と元姑は
一言で言うと
「人でなし」で、
前の夫の弟も彼らが原因で
自ら亡くなっています。
妹と姪がうつ病になったのも
夫と父親が自○した事だけでなく
彼らとのトラウマが
原因でした。
ご興味のある方はテーマ
「妹の話」と「妹家族の話」で
お探し下さい)
「もうすぐ○ちゃん
(妹の前の夫)の
命日じゃない❔
毎年命日が近づくと
必ず○ちゃんが早めに
夢に出て来てたから、
それで、
『もうすぐ命日だ』って
いつも気がつくんだけど、
今年はどういう訳か
○ちゃんが全く夢に
出て来ないんだよ。
私だけじゃなくて、
○(姪)の夢にも
全然出て来ないの。」と
妹が言いました。
妹の前の夫は
本当にしょっちゅう
妹と姪の夢に
普通に出て来るので、
実は私は内心
「成仏出来ないのかな…」と
口には出さないけれど
ずっと心配していました。
ところが、今回話を聞くと
妹の前の夫は近頃
家族の誰の夢にも
全然出て来ないそうです。
私は今も彼の供養を祈って
妹には内緒で
写経を続けているので、
「良かった…。
成仏が進んでいるんだね…。」と
内心すごく安堵して
妹に言いました。
「そうなのかな。
まぁ、
○は夢に出てくれなくて
さみしがってるけどね。」
と妹は答え、
「それなのに、
今月はもう3回も
メガ爺が私の夢に
出て来てるんだよ❗」と
本題に入りました。
「メガ爺って、
○ちゃんのお父さんの事❔」
「そう。
○が3歳の時
お父さんの事を
『メガネのおじいちゃん』、
お母さんの事を
『エプロンのおばあちゃん』って
呼び始めてから、
2人の事をうちでは
そう呼んでたんだけど
何しろ長いんで、
最後の頃は
『メガ爺』とか『エプおば』って
なってたんだよ。
もっとも、最近は
話題に出る事は
全然ないけどね。」と
妹は説明しました。
「そうなんだ。
なんか、音だけ聞くと
ガンダム仕様の
巨大なおじいさん
みたいだね。🤣」
「それ、
『メカ爺』でしょ🤣
おかし〜。🤣
いや、それがさ、
今月に入ってから
メガ爺が何度も何度も
夢に出て来て、
今朝も夢に見たんだけど
これでもう
3回目なのよ。
目が覚めてから
『流石に多すぎるだろ…』って
思ったんで、
それでお姉ちゃんに
電話したの。」と
2人でひとしきり笑った後
妹が話を戻しました。
「やっぱり、
お父さんにトラウマが
あるんじゃない❔」と
私が言うと、
「いや、
もう2人へのトラウマは
私はなくなったと思う。
そうだ、聞いてよ❗
私ずっと、
ごま油を料理に使う事が
出来なかったんだけど、
最近使えるようになったの❗
ジジイがごま油が大好きで
年がら年中1階から
ごま油の匂いが漂って来てて、
そしたらそのうち
ごま油の匂いを嗅ぐと
ウッて気持ち悪くなるように
なっちゃって、
こっちに来てからも
匂いを嗅ぐと気持ち悪くなるから
料理にもずっと
使えなかったんだよね。
あと、
チックっていうの❔
ポマードの匂いも
ジジイの匂いで、
吐きそうになるから
私も○も
駄目だった。
それが、
この間ママが
『最近チャプチェに
ハマってるんだけど
永谷園のチャプチェが
一番美味しいから
作ってみて❗』って
言ってきたから、
買って来て後ろを見ながら
作ろうとしたら
最初にごま油だけを
炒めないといけなくて、
それですごく
悩んだんだけど
なんとなく、
もう大丈夫かもしれないと思って
やってみたら、
本当に全然
大丈夫だったの❗
●ちゃん(今の夫)も
ごま油大好きで、
訳はちゃんと話してたけど
ずっと料理に
使ってあげられなかったから
良かった❤」と
妹が嬉しそうに
言いました。
「あ〜、わかる❗
匂いの記憶って
一気にその時に
引き戻されるもんね❗
それは本当に
トラウマなくなってるね❗
本当に良かったね❗
それにしても、
相変わらずママって
みんなのご飯作らなくなっても
食への探求心が
旺盛だね❗」と
私は言いました。
「そうなの❗
だからママって
痩せられないんだよ❗
で、
また話戻すけどさ、
メガ爺は夢の中では
あの頃の険悪な感じじゃなくて
普通にいて、
普通に私も会話とか
してるんだよね。
でもさ、普通、
人って夢に
あんまり出て来ないじゃない❔
お姉ちゃんとかママだって
●ちゃんや子供達だって
しょっちゅう会ってても
全然出て来ないよ。
私はもう2人の事は
憎いともかわいそうとも
思わないし
何の感情もないのに、
月に3回は普通じゃないから
どうしたんだろうって
流石に思ったよね。
だからって
別に心配も何も
してないけど。」と
妹は言いました。
「そうだよね。
基本人が夢に出てくる時って
向こうに何か言いたい事が
ある時だけど、
お父さんはいつも
こっちに用がなくても
言いたい事があったら
突然電話かけてきたり
手紙送りつけてきたり
絶対するから、
余計なんなんだろうって
思うよね…。
もしかして、
亡くなったのかな❔」
「いや、
私は縁が切れたけど
子供達にとっては
実のおじいさんだから
流石に亡くなったら
連絡来ると
思うけどねぇ…。🤔
だからさ、
○ちゃんの命日には
会社の休みを取って
○と一緒にお墓参りに
行って来るから、
その時墓碑銘を
見てこようかって
話してるんだ。」と
妹は言いました。
「でも、もしも
亡くなったばかりだったら
墓碑銘にまだ刻まれて
ないんじゃない❔」と
私が言うと、
「確かに(笑)
もし亡くなったり
具合が悪かったりして
何か言いたい事が
あるんだったら、
私じゃなくて
子供達の夢に
出て来たらいいのにね…。」と
妹は言いました。
「繋がれたのが○子しか
いなかったんじゃないの❔
ほら、
今年のお彼岸の時
私達誰もお墓参りに
行かれなかったら、
おじさんが○子の夢にだけ
出て来たじゃない。」と
私が言うと、
「そう言えば
そうだったね❗
なんでおじさんは
いつも私の夢にだけ
出て来るんだろう…。」と
妹は言いました。
それは、
妹が一番大切な人を
亡くしているから、
母や私よりもあちらの世界に
一番繋がりやすいって
事なんじゃないかなと
フッと思った私は、
慌てて心の中で
その縁起が悪い思いを
打ち消しました。
妹にはずっと
「未亡人」、
まだ亡くなっていない人という
雰囲気が
なんとなく漂っていて、
私は妹を何とかして
明るい光の世界へ
連れ戻したいと
思い続けていて、
やっとここ何年か
幸せいっぱいの妹に
なってきたからです。
「それでね、
トラウマって言えば
この間○から私
言われた事があって、
私、
そっちのトラウマは
まだ全然解消出来てないって
最近気づいたんだよね…。」と
妹は別の話を
話し始めました。
ところで、
今年はどういう訳か
関東の7月のお盆は
まだ来ていないのに
釜の蓋が早くも
開いてきていると
私は感じるのですが、
霊感の強い皆さまは
いかがでしょうか❔
コロナがおさまってきて
人との行き来が再開したりと
私達の行動範囲も
増えて来ていますが、
それに伴って
あちらの世界も
ワクワクしていると
いうことなのでしょうか❔
いずれにせよ
今年はもう開いていますから
お互い気を引き締めて
参りましょう。
妹の次の話は
全然別のことだったので
いったん切ります。
高野山の話に
なかなか行きつきませんが、
これも私達か
もしくはこれをお読みになる
どなたかにとって
必要な話だからかも
しれませんね。
続きます。