エクシブ箱根離宮さんを
12時にチェックアウトした
私達は、
ランチを予約している
お向かいの富士屋ホテルへ
歩きました。


エクシブ箱根離宮さんの
目の前にある
こばやしさんという
工芸品のお店は
大正天皇陛下の、
乳人を務めた方の
お宅だそうです。
びっくり





その隣の写真館には
富士屋ホテルの前で撮影した
ジョン・レノンさんと
オノ・ヨーコさんと
おそらくご子息のショーンさんの写真が
飾られていました。



富士屋ホテルに
着きました❗おねがい




庭園の真ん中の赤い橋が
エキゾチックですね。



左側に見えるのは
花御殿です。
昭和11年築です。



本館です。
明治24年築です。



蔦が真っ赤に紅葉して
とても美しいです。おねがい



ご紹介いたしませんが
入口で3人で
記念撮影しました。おねがい


回転ドアの周りには
クリスマスの飾り付けが
されていました。クリスマスツリークリスマスベル



上の写真は
食堂棟です。
明治11年築かしら❔



入口の庭園が
美しいです。紅葉
奥には5000坪の庭園が
あるようですが
そこへは行きませんでした。




館内に入ると
シェパードの銅像が
お迎えしてくれました。犬



かつて外国人専用と
されていただけあって、
階段もエチゾチックですね。





電灯のデザインも
一つ一つが
魅力的です。ラブ



明治11年の創業後
明治16年の宮の下大火で
一度焼失したものの、
翌年には英国から家具を取り寄せ
アイリーという平屋建の客室を
再建したのだそうです。



アイリー時代の
レジスターブックは
展示されていませんでしたが、
インク壺と部屋の札が
展示されていました。




唐破風の彫刻は
社寺のような
非日常を演出しています。





富士屋ホテルは
日本クラシックホテル協会に加盟する
9つのホテルの一つだそうです。


私は同じ非日常でも
近代的なエクシブさんよりは
富士屋ホテルさんのような
クラシックホテルの非日常に
より一層
心を惹かれました。
ぜひ泊まってみたいです❤おねがい



なんと、
クラシックホテルでパスポートを購入して
4つに宿泊すると
ペアの食事券を、
9つすべて宿泊すると
ペアの宿泊券が
プレゼントされるそうです。
ぜひ挑戦したいわ❤ラブ



創業者の山口仙之助さんは
養父の山口粂蔵さんが
経営していた横浜の神風楼で
外国人と接した経験から
サンフランシスコに渡って
苦労を重ねた末、
帰国して箱根に藤屋旅館を
創業したそうです。



道路の拡張など
箱根の発展に寄与して
箱根山の王と
呼ばれたそうです。



富士屋ホテルでは
かつての湯治ではなく
衛生的な入浴として、
また保養の為の避暑地として
温泉浴場を整備したそうです。

ゴールドフィッシュバスや
マーメイドバスなどは
当時は斬新だったのでしょうね。
温泉


レトロなシャワーや蛇口
ソープディッシュが
素敵ですね🎵おねがい





陶器の水差しや洗面器も
とてもいいですね❤


3代目の山口正造さんは
明治6年に日光金谷ホテルを創業した
金谷善一郎さんのご次男だそうです。
金谷ホテル2代目の眞一さんは
ご長男だそうです。

お顔がそっくり❗びっくり

お二人は共同で調度を注文したり
資材の融通をし合ったりと
兄弟で手を携えて
日本のホテルの発展に
力を尽くしたそうです。


日光の社寺建築に
携わった宮大工さんが
建築に関わったから、
神社仏閣に似ているのかも
しれませんね。



ホテルのパンフレットも
そっくりのデザインだわ…。

ご兄弟の仲の良さがうかがわれて
いいですね❤おねがい




テレフォンオペレーター、
バーバー、
クリーニングなどの
ホテルサービスの向上の為に
トレーニングスクールも
創業したそうです。






4代目の山口堅吉さんは
仙之助さんの次女の貞子さんの
お婿さんで、
日本郵船でパーサーを務めた後
ホテルマネージャーとして
経営に携わり、
戦後米軍に接収されて
一般営業が出来ない中でも
菊花楼(旧高松宮家御用邸)を
購入したり
フォレストロッジを建築したり
戦後の近代経営に向けて
尽力したそうです。









山口正造さんは
髭のヘンリーと
呼ばれたそうですよ。






メニューを印刷するための
昔の活字や印刷機が
興味深かったです。







花御殿の鍵は
お部屋の名前の花の絵が
あしらわれていたそうです。
優雅ですね❤おねがい






最初の建物を
大火で焼失した富士屋ホテルでは
防火防災という
先進的な取り組みを
早くから行っていたそうです。









花御殿の壁には
素晴らしい鏝絵が
飾られていました。



羽衣という
作品です。



野馬追という
作品です。



花御殿の2階は
チャペルになっていて、
通常は閉まっているそうですが
この日はウェディングがあり
特別に開いていた為
見学させていただけました。
ラブ
披露宴の為に
この日はレストランカスケードが
貸し切りでした。




なんて素敵な
大時計なんでしょう…。おねがい




グランドピアノと
ライブラリーのある
談話室のような一角が
素敵でした🎵



1階へ続く階段は
ウサギと亀の彫刻が
あしらわれていました。
うさぎカメ



天手力男命様だ❗びっくり
思ったら、
やはり天の岩戸でした。





花御殿の1階の入口は
閉まっていました。







花御殿から見た
本館の眺めです。




花御殿のチャペルが
拝見出来て
嬉しかったです。おねがい



あっと言う間に
ランチの予約時間になったので
食堂棟に向かいました。



花御殿と本館の間を結ぶ
通路の両側には、
富士屋ホテルの
歴史について紹介する
先程の展示がありました。



本館に戻って階段を登り
隣の食堂棟に向かいます。



富士屋ホテルのモットーは
至誠だそうです。

至誠とは生きる上で
もっとも大切な事だと
私は思います。




本館の2階へ続く階段は
龍の彫刻が
あしらわれていました。



本館入口の
回転ドアが見えます。



2階には広場があり
おそらくチャペルでの
ウェディング前のご家族が
写真撮影を
されていました。






さあ、
いよいよ
ランチに向かいます❗爆笑





続きます。ウインク