昨日のお墓参りの帰り
夫が叔母の家に寄りたいと
急に言いました。
夫の父には妹が二人
夫の母は五人姉妹だったので
夫と私には
叔母がたくさんいます。
今回夫が
寄りたいと言ったのは
肝臓癌で緩和ケア病棟に
現在入院中の
叔父の配偶者です。
夫の父の上の妹です。
夫が産まれた時
叔母二人は結婚前で
実家にいたので、
夫の事をとても
可愛がってくれたそうです。
夫は
元々叔父叔母とは
仲が良かったので、
祖父の家の相続を巡って
夫の両親と叔母達が
仲違いした事は
夫にとってはとても
悲しい事でした。
だから夫の両親を通すと
お互い感情的になって
面倒になることも、
夫や私を通せば
冠婚葬祭は円満に
いつもおさまったのでした。
私は
「おばさんも
おじさんが入院して
色々と忙しいだろうから、
急に行ったらご迷惑よ。」と
止めましたが、
夫は
「◎子おばさんには
法事では会えないから
ちょっと立ち寄って
話がしたい。」と言って
手土産まで買ったので、
「それならせめて
行く前に連絡しないと。」と言って
私は叔母の家に
電話しました。
果たして、
叔母はすぐに
電話に出ました。
私が叔母に挨拶した後
夫に電話を替わると、
夫は叔母と
色々と話していましたが
電話を切ると
「駄目だった。」と
残念そうに
私に言いました。
「それはそうよ。
おじさんが入院しているのに
コロナに感染したら
大変だもの。
まして東京から
突然会いに来られたら
いくらおばさんだって
ご迷惑よ。」と
私が言うと、
「いや、
実は○○（いとこ）が
コロナに感染したそうだ。
だから会えないんだ。」と
夫は言いました。
「えっ、○○さんが
コロナに感染したの❗
それじゃあおじさんにも
しばらく会えなかったでしょうね…。」
コロナに感染したいとことは
叔母と同居していて
先日叔父のお見舞いにも
行ったという話を聞いた
叔母の長男です。
私は東京では
知りあいが感染した話を
あまり聞かないのに
あまりにも親戚みんなが
感染しているので、
あらためてコロナは
地方でもものすごく
蔓延しているんだと
感じました。
驚きですよね…。
「残念だったけど、
おばさんには
コロナがおさまってから
またゆっくり会いましょう。」と
私は言いました。
それにしても、
夫の言うとおり
突然押しかけなくて
本当に良かったです。
逆に私達が
コロナに感染していて
叔母に感染させても
大変な事なのですから。
病院がお見舞いを
厳しく制限しているのも
仕方ない事だと
実感しました。
会社に毎日出勤しているのは
仕方ないとして、
十三回忌までは
家族以外との接触を
なるべく避けよう、
そして十三回忌の前には
みんなで抗原検査をしようと
強く思いました。
どうかどうか無事に
夫の祖母の十三回忌が
もし親戚がみんな
来られなくなっても
たとえ家族だけでも
執り行えますように。
🙏