鬼子母神様にお詣りしている間

大変な事が起こっていた事を

全く知らず、
帰宅して妹からのラインで

初めて知りました。



夫は帰宅するなり

「あの警備体制は

あり得ない❗」と

とても怒っていました。ムキー



政府要人がいらっしゃったり

選挙戦の時など

何メートル置きで等間隔に

警察官が立っているのは

東京では割とよく見る

ありふれた光景です。



ゴミ箱やトイレ、

植え込みや植木鉢まで

くまなくチェックするし

任意で荷物検査や

職務質問もされます。

とにかく街を歩く人が多いので

警察の方々が

ピリピリしていらっしゃるのが

いつも雰囲気から

伝わります。



奈良のあの駅前の

あの人数なら、

見物する人の場所を決めて

荷物検査をするだけで

十分管理が出来て

未然に防げたと思うと、

残念で残念で

なりませんでした。



オンライン授業が再開して

次男は彼女の家から

通学する事が多く、

最近私と夫は

2人きりで過ごす事が

増えています。



子供が2人とも

ほとんど巣立ってしまったのは

少しさみしいけれど、

私達自身の気持ちとしては

老後に近づいたというより

また新婚時代に

戻ったような、

気ままな楽しい毎日を

過ごしています。おねがい



昨夜寝ていたら

夫が突然布団の中で

「今、○(私)の

夢を見たよ。」と言って

私を抱き締めました。



「どんな夢?」と

私が聞くと、

「どこかのパーティで

○とダンスを

一緒に踊ってた。」と

夫は答えました。



「えぇ〜アセアセ

どんなダンス❔爆笑」と

私が聞くと、

「チークダンス。ニヤリ」と

夫が答えました。



「いい夢だね🎵」と

私が言うと、

「うん。

いい夢だった。」と

夫は答えて、

それから私達は

手足を絡ませたまま

朝まで眠りました。照れ照れ



中学生の時から

夫とは

ずっと一緒です。



思い出も知っている人も

全部一緒なのに、

もしも夫が

突然いなくなったら

夫が突然亡くなった時の

妹よりも

私はきっとずっと

激しく取り乱すだろうと

思います。



妹は

「○ちゃんが○んだ時

私は息をするのも

苦しかった。」と

だいぶ後になってから

話していました。



夫を失ったら

私は果たして自分が生きていけるか

自信がないです。



今朝、

安倍元首相の棺が

自宅に戻るという

ニュースを見ながら

「昭恵夫人が

かわいそうだ。」と

ぽつりと夫が

言いました。



私は「そうだね…。」としか

言えませんでした。



大切な人と

「愛しているよ。」とも

「今までありがとう。」とも

最後に何も言えずに

急にお別れするのは

ほんとに辛い事なのです。



私は父の時も

祖父母の時も

○に目に会えた事が

一度もありません。



夫もありません。



神様、

どうか私達が

神様に召される時は

どちらかの腕の中で

きちんとお別れを

言わせて下さい、


こんな思いをする人は

もうこれきりに

して下さいと

私は心の中で神様に

お願いをしました。