今からヤマもオチもない、
そして意味もない
怪しい話をするので、

苦手な人は
ここから先は
読まないで下さいね。


亡くなった
下の妹の前夫は、
色んな不思議な能力が
ある人でした。


いたって寡黙で
繊細で、
細やかに
気を遣ってくれる
優しい人でも
ありました。


東日本大震災が
あった日の朝、
彼は
大きな地震が起こる
リアルな夢を
見ました。


夢の内容が
衝撃的なので、
妹にだけ話して
あとは普段通り
生活していたそうです。


後になってから
みんなでワイワイ
ご飯を食べていた時
その話を聞いて、
私は
「次に地震の夢を見たら、
教えてね❗️」と
言いました。


妹夫婦はその頃
仕事の事で
既に非常に悩んでいた
はずなのですが、

私達にはまだ
明かしていなくて、
彼は
「そうします。」と言って
普段通り
穏やかに
笑っていました。


舅からは
「穀潰しは
家を出ていけ」と言われ、
親戚をはじめ
家族から
嫌がらせを
受けていたことも、


彼が精神を病んで
仕事が出来なくなって
はじめて、
妹から
打ち明けられた
事でした。



彼が亡くなって、

私達が何度も何度も
何度も何度も
自分達を責めて、

後悔と悲しみに
溺れきっていた頃、

私は大きな
地震の夢を見ました。


私は小学生で、
朝、小学校にいたら
地震が起きて
大きく蛍光灯が揺れ、
おさまってから
校庭に避難するという
夢でした。

自分も周りも
関西弁でした。



妹は同じ頃
彼の夢を見ました。

何も話さないで
にこにこしていたそうです。


内容が内容なので、
お互いにしか
この話は
しませんでした。


すると、
一週間くらいして
大阪方面で
大きい地震が
ありました。


私達二人は
「次に大きな地震が
来るときは
教えてくれるって
約束したから、
律儀に約束を守って
夢に出たんだね。」と
話し合いました。


妹は
「夢でいいから、
会いたいから、
また教えてほしいなあ。」と
言いました。


ヤマもオチもない、
不思議な地震の
夢の話でした。