第34話「備えろ期末テスト」
第34話あらすじ
世間がヒーロー殺し・ステイン(CV:井上剛)の話題で持ちきりの状況の中、
雄英高校では林間合宿前の期末テストが行われようとしていた。
期末テストで赤点を回避しなければ、林間合宿には参加できない。
なんとしてもこのピンチを乗り切ろうと生徒たちがテスト勉強に精を出す一方で
教師陣は来るヴィラン連合の脅威に対抗すべく、生徒たちにより強くなってもらおうと
演習試験の内容を見直すことを決める。
その内容は生徒が二人一組のチームを組み、天敵となる教師陣と対決するというもので…
ネタバレ含みます。
この感じだと第2期は期末テストで終わる感じですかね。
林間合宿の話までやってしまうと区切り的に中途半端なところで終わることになりそうだし、
先の話は第3期の制作決定待ちというところでしょうか。
ま、この感じで行くと第3期の制作発表は遠からずありそうな気がしないでもないですが。
アニメスタッフは原作のラストまでアニメでやりたそうな雰囲気を醸し出していますし、
あとは原作のストックが尽きないようにある一定の期間をあけて、
調整しながら3期、4期と展開していければベストかな。
一視聴者としても最後までやりきってほしいと思うところですし、
間が空いても続いていくれるなら、それはそれでありがたい。
クオリティは申し分なく高いし、今の感じでやってくれるなら3期、4期と続けてもらいたい。
原作がまだ続いているから、最終的に何期まで続くかもちょっと楽しみだったりしてね。
さて、ヒーロー殺しの一件を機に表舞台に姿を現すことのなかった
裏でうごめくヴィランたちがステインの影響を受けて、彼が協力していたとされるヴィラン連合へと集結。
かつてないほどの脅威となって襲い掛かってくる日も近くなってきました。
そんな中、職場体験を終えた雄英高校ヒーロー科の生徒たちの次なるイベントは林間合宿に決定!!
1年A組はクラス全体が安定の大盛り上がりを見せていましたけど、
思わぬ落とし穴が彼らを待っていましたよ。
雄英と言えば、未来のプロヒーローを養成する学校というイメージが定着しているけれども
ヒーローを育成するだけが目的ではありません。
学生の本分を忘れてはいけないのだよ!!と突きつけられたのは期末テストです。
この期末テストを乗り切らないと林間合宿には参加することができない。
当然のことながら焦るのはクラスでも下位の順位にいる生徒たちで、
中でも中間で赤点を取った生徒ほど焦りは隠しきれていない。
ま、テストで赤点取ったらうんちゃらかんちゃら~っていうのは定番ですよね。
スポーツ作品とかだと試合に出られないとかあるあるネタですし。
ヒロアカの場合は林間合宿に参加できない事態に陥るよっていう展開になりました。
けど、この作品の面白いところは主人公の緑谷出久(CV:山下大輝)をはじめ、
爆豪勝己(CV:岡本信彦)、轟焦凍(CV:梶裕貴)、飯田天哉(CV:石川界人)と
メインキャラのほとんどは成績優秀だってことかな。
少なくとも筆記試験において心配する必要のない点数を取っているっていう。
メインキャラだと誰かしら馬鹿な奴が紛れ込んでいて、赤点回避に奮闘するっていうのが
従来の作品ではよく見られたけど、メインキャラが出来る子たちだとそういう展開にならない。
ある種、新しい描き方だな~と。
あまり成績がいいとは言えない麗日お茶子(CV:佐倉綾音)も
別に赤点を取るほど成績が悪いってわけではないみたいだし、
普通に赤点を回避できるくらいの成績なら、今回の場合、特に問題でもありません。
意外だったのは本編でも言われていたけど、峰田実(CV:広橋涼)が成績上位組だったこと…
冒頭でセクシーヒーローと名高いミッドナイト(CV:渡辺明乃)とMt.レディ(CV:名塚佳織)の特集で
悶えていたとは思えない成績の良さ…
絶対馬鹿だと思っていたのに、思わぬ長所が見つかってしまった…!!
ちなみにA組で成績が怪しいのはクラス最下位の上鳴電気(CV:畠中祐)と
ドベは回避している芦戸三奈(CV:喜多村英梨)。
ここはなんとなく納得できる感じ。
期待を裏切らない妙な安心感を漂わせているな~と。
しかし、林間合宿に参加するためには、赤点だけは回避しないといけません。
というわけで、頼ったのは上鳴とは真逆でクラストップの成績を誇る八百万百(CV:井上麻里奈)。
むしろ、八百万の方から「頼ってください!!」と声をかけていたほどです。
口調からも分かるけど、見るからにお嬢様っていう感じの八百万なので、
あまり友達と遊んだりとか、そういう経験って少なかったのかもしれませんね。
あとは体育祭以降、思うような結果が残せなかったことを引きずっている感じもあったので、
彼女なりに自分の力が役立てる場を求めていたっていうのもあるんじゃないかな。
上鳴と芦戸だけでなく、ほかにも一部の科目で不安を抱えている生徒などを自宅に呼んで
赤点回避のための勉強会を開くことで少し自信を取り戻そうとしていたような感じもしました。
教えることは教える側にとっても勉強になるので、彼女自身のテスト勉強にもなっていたとは思うけど。
若干どころではなく、はしゃいでいたのはなんだかほんわかしましたね。
あんなに楽しそうな八百万はなかなか見られない!!
普通だったら「金持ち自慢かよ、うぜー」ってなりそうな発言も、
八百万が言うと、こういうシチュエーションに憧れとか抱いていたんだろうな~とか
すっごく楽しみだったんだろうな~とか思えて、なんか良かったねーってなる。
八百万が彼らの勉強に付き合っているようで、彼らが八百万のやりたかったことに付き合ってもいる。
お互いにちゃんとメリットがある構図がなんだか面白かったです。
テスト勉強については各々、個人で行ったり、勉強会を開いて教えあったりと
それぞれが自分たちで赤点を回避するために行動を起こしていましたね。
かっちゃんが切島鋭児郎(CV:増田俊樹)の勉強に付き合うっていうのも新鮮でした。
が、一方で不安視されていたのは筆記試験よりも演習試験の方。
こちらは前情報がなかったので、これまで学んだことからどんな試験が行われるか予想するしかない。
だから、どんな対策を立てればいいのかイメージが出来なければ、対応も難しい。
そんな彼らに救いの手を差し伸べてくれたのが意外にもB組の拳藤一佳(CV:小笠原早紀)。
デクらA組にちょっかいを出してきた物間寧人(CV:天崎滉平)に対するお詫びも兼ねてだろうけど
先輩から聞いたっていう演習試験の内容を情報として提供してくれました。
拳藤ちゃんホントいい子!!
演習内容は入試と同様に対ロボットによる戦闘。
ヴィランとの実戦も踏んできているA組にとってはそこまで苦戦もしなさそうな内容です。
が、あくまでもこれは去年までの内容であり、今年はヴィラン連合の襲撃、ヒーロー殺しの出現、
その影響を受けたヴィランたちがヴィラン連合と結託し、更なる脅威となって、
この先、襲い掛かってくる事態を想定し、生徒たちにもっと強くなってもらおうと試験内容の変更へ。
これまでは対人の戦闘訓練はクレームが来るとかなんとかで
ロボットを使用することで対処してきたみたいだけど、
もうクレームとか気にしていられる状況でもなくなってきていることが窺えます。
生徒たちがヴィラン連合と二度も遭遇している事態を考えると、
そう遠くない未来で三度目の襲撃に遭う可能性も否定できないし、
そこに必ずしもプロが介入できるとは限らないわけで、
生徒たち一人一人の実力を高めることも今後の大きな課題となってくる。
ヴィランと戦うにしても、逃げ延びるにしても、それ相応の力は必要です。
そこで、彼らを強くするために彼らと相性の悪い生徒および先生を組ませて2対1のバトルを行う方向へ。
組み合わせは先生たちが日頃の生徒たちを観察し、適した先生を相手に選んだらしく
大雑把で力任せな攻撃が目立つ轟は、咄嗟の判断力と応用力に欠ける八百万と組ませて
個性を扱うことのできない状況に立たされた時の判断を見るために
担任の相澤消太(CV:諏訪部順一)を相手としてチョイス。
また、デクは彼に対抗心を燃やしているかっちゃんと組ませ、
No.1ヒーローのオールマイト(CV:三宅健太)を相手にどう立ち回るか見るようです。
協力しなければ勝てない絶対的存在を相手に全く協力する気配のないかっちゃんとどう戦うか。
波乱の予感…
発表された直後の作戦会議の誘いもかっちゃんはスルーでしたし、まるで協力する気がない。
いくらハンデとして教師陣は体重の半分の重さの重しをつけているとはいえ、
単体で勝てるほどプロの実力は伊達ではないでしょうし。
実際、1戦目でセメントス(CV:大隈健太)と戦った切島と砂藤力道(CV:奈良徹)は
逃げて助けを呼ぶという選択を選ばず、力技でなんとかしようとしたところ、
無数に表れる壁をぶち壊すだけで限界を向かえ、セメントス本体に傷一つつけられなかった。
消耗戦に持ち込まれた時にどうするべきだったかを
本来考えて行動しなければならなかったにも関わらず、力で押そうとして敗北。
思っていた以上に、互いの協力、状況を判断する力、いかにして攻略するか
不利な状況で生徒たちに求められるものは多いみたいです。
それだけに現状、互いの意見を交換できていないデクとかっちゃんはかなり厳しい状況ですね。
お茶子の方もパートナーが我が道を行くタイプの青山優雅(CV:桑野晃輔)なので、
全く話が通じず、すでに苦労している様子が窺えたのですが…
うーん、この試験大丈夫か??
第2戦目は蛙吹梅雨(CV:悠木碧)と常闇踏陰(CV:細谷佳正)がエクトプラズムを相手にバトります。
こんな先生いたっけ??って感じですけどね。
気になる勝負の行方は次回ですが。
ま、梅雨ちゃんと常闇なら上手くやりそうな気がしないでもない。
上手く合格をもらって来られるといいですね。
あと、食堂の場面で何気に轟がデクたちに混ざってたのが見ててほっこりしました。
随分とクラスに馴染んだみたいで、微笑ましい。
ヒーロー殺しの一件以降、デクや天哉と一緒にいる場面も増えましたしね。
次回「八百万:ライジング」
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