第1話「宙太と声と採用試験」
第1話あらすじ
物心ついた頃から何者かの声が聞こえていた九ノ瀬宙太(CV:村瀬歩)は
その声に応じるたびにたびたび独り言を喋っていると周囲から変人扱いされていた。
周囲に迷惑をかけないために誘いを断り続けていたことで友達も一人もいない。
そんな彼は突如、宇宙の秩序と平和を守る組織"宇宙警察エルドライブ"の
太陽系方面署の署員としてスカウトを受け、地球を飛び出し、宇宙へと連れて来られてしまう。
訳も分からないままに採用試験を受けさせられた宙太だったが…
『家庭教師ヒットマンREBORN!』でお馴染みの天野明先生による作品ということで
当時リボーンにハマっていたな~なんて懐かしい気持ちを持ちつつ、新作の方にも触れました。
前作は新人声優さんや俳優さんをメインに持ってきていたので
今でこそ知っている方でも当時は誰??という印象の方が多かったのに対して
今作は人気声優陣がメインに揃っているので、なんとなくでも声のイメージがつきやすかったです。
あと、内容的には朝や夕方でも全然構わないけど、個人的には深夜でよかったと内心ホッとしていたり。
朝、夕方枠って1年かそれ以上にストックがなくても無理やりにでもされてしまうので、
変にオリジナルを入れられて長引かされるより、原作通りに区切りのいいところまでやってもらって
第2期、第3期と続いてもらった方がありがたいと思っているので、今作は深夜枠で安心です。
リボーンはオリジナルでも結構楽しめた話も多かったですけどね。
初代の話とかは個人的に好きでしたし。
Blu-ray BOXも出ますしね、こうしてまたリボーンを思い出す機会が増えるのは嬉しいです。
さり気なくリボーン役のニーコさんが今作でもハリー役で出ていたのはテンション上がりました。
そういえば、作中でイタリアンマフィアがどうのってニュースになっていたけど
世界観が繋がっていたりするのかな??
天野先生もそうだけど、アニメスタッフもリボーンを大事にしてくれているのが伝わってきました。
さて、今作の主人公もツナほど何やってもダメというわけではないものの
友達がいなかったり、少々変わった立ち位置の主人公なようです。
まず、独り言が多い!!
この独り言がかなり重要だったりするのですが、
パッと見は宙太が一人で喋っているようにしか見えないだけに
中学生くらいの年代の子たちなら普通に引くよね。
当然のことながら、教師に叱られるわ、クラスメイトからは笑われるわ散々です。
それもこれも宙太にしか聞こえない声が彼に語りかけていたからなのですが。
その正体が判明するのは第1話の終盤だったので、
それまではひたすら声だけが聞こえるというシュールな光景。
これ、視聴者にも声が分かりやすいようにされているので観ている側はまだいいけど
作中のほかのキャラクターたちの目からしたら宙太がひたすら独り言をベラベラ喋っているだけという
もっとシュールな光景になっているに違いない。
そんな冴えなくて独り言の多い少年・宙太の唯一の特技は家事全般。
家事が出来る男の子っていいと思うよ!!
両親のいない宙太を育ててくれている叔母の九ノ瀬ミミ(CV:木村亜希子)がマフィン以外作れないのが
そもそも宙太が家事全般得意になった理由らしいけど、そのおかげでいい特技を持ったのでは??
けれども、それを活かせる場があると誘いを受けても
過去のトラウマから周囲に迷惑をかけられないと断り続けた宙太には友達がいません。
加えてネガティブ思考なので、周囲が自分の悪口を言っているのではないか??と思う場面も。
こういう子が普通にクラスメイトの中にいたとしたら相当な変人くんですよね。
とはいえ、人並みにエロスなことに興味があったり、好きな子がいたり
過剰なまでのネガティブ思考と独り言を除けば、宙太は普通の中学生という印象です。
ま、想い人である其方美鈴(CV:早見沙織)には巨乳教師
早乙女(CV:伊藤静)の色香に惑わされかけていた場面を見られて
「死んでください」とまで言われたけどね…
これは振られたっていうかなんというか…
そもそも眼中にもなさそうだけど、彼女がヒロインということは
今はツンツンしていてもいずれデレる日が訪れるということでOKかな??
ここまでは比較的日常場面が展開されていましたが、後半あたりからガラリと変わって非日常へ。
いきなり拉致られるとか予想外…
しかも国内とか国外とかじゃなくて、地球外だからね!!
拉致られた場所は宇宙の平和と秩序を守る"宇宙警察エルドライブ"の太陽系方面署。
素質があると認められた宙太はその署員候補としてマザーコンピューターに選ばれたらしい。
当然、本人の意思とは関係なくですが。
ま、いきなり変なところに連れて来られたらそりゃ焦る。
しかも、宇宙服着せられて放り出されたら目の前に地球があって、
自分宇宙にいる!?っていう状況ですもんね。
何がなにやら分からないまま、宙太は勝手に署員候補として選ばれて、
勝手に連れて来られた挙句に、勝手に採用試験を受けさせられるという
この流されるまま感よ…
採用試験受けなかったら受けなかったで空気絶たれて死しかないしね。
それ笑えないジョークよ…
ま、誰か分からない声の主に反対されて、妄想癖があるとかいろいろ言われちゃったら
自分にだってできるって口が滑るのも無理はないけど…
これ完全に乗せられちゃったのでは??
声の主こと美鈴は心の底から宙太が仲間になるのは反対っぽいですが。
さて、やると言ってしまった以上、もう逃れることはできません!!
ということで試験の内容ですが、地球に潜伏しているC級犯罪者・シャブロール星人を逮捕すること。
"C級"ってことは犯罪者にはランク付けがされているようですね。
その辺の詳しい設定は次回以降でわかるかな??
大まかな説明を受けて、またもや気付いたら飛ばされていた宙太。
彼が飛ばされたのは意外や意外、宙太の家の近所でした。
地球にってかなり範囲が広い言葉だけ言われていたので、
全く言葉が通じない土地も想定していたかもしれないけど、
意外にも身近に宇宙人が潜伏していたってことか。
とはいえ、宇宙人もバレないように地球人に扮しているので、なかなか見つかりません。
ぶっちゃけ、どうやって宇宙人だと見抜くんだっていうくらい周囲に怪しげな人が多すぎる。
署長・レイン・ブリック(CV:鈴木達央)は簡単そうな口調で説明していたけど、
これ思っていたよりも宙太にとっては難易度高いんじゃない??
が、彼には心強い味方がいたらしい。
まさか宙太にだけ聞こえてくる声の主が宇宙人を見破っちゃうとはね…
脂臭いとか臭いでなんとかなるものなの??
ちなみに、普通の人には臭いで判断することは不可能らしいですよ。
だから簡単に地球人の中に紛れ込めちゃうんだろうけど、宙太の味方は優秀みたいだ。
声の主の言っていた方向にいたのはクラスメイトのタテヤン(CV:陶山章央)と早乙女先生。
カラオケを奢るって誘いは宙太も受けていたけど、彼は断ったので行きませんでしたが
早乙女の誘いに乗ったタテヤンはすっかり早乙女の虜に。
その正体が宇宙人だなんて想像もつきませんでしたけどね。
しかもブヨブヨで脂ギッシュってひっどいな…
ぼよんぼよんとかそういうレベルじゃないぞ!?
正体を明かした宇宙人を逮捕すべく、任務開始となった宙太。
けど、近くにタテヤンがいるせいで彼の身の安全を保障しつつ、宇宙人を逮捕するという
試験にしても少々難易度が高すぎる内容になってしまいましたが。
周囲には宙太しか人がない、となるとタテヤンが救いを求めるのは当然宙太です。
が、彼も初めてのことでどう対処したらいいのか分からない様子。
戦う術を持たない宙太は人様を助けるなんて大層なことができるはずもなく、
軽くタテヤンを見捨てかけるっていうね。
ま、我が身の安全を一番に考えるのは人間としては普通のことだろうし
自分を犠牲にしてまで誰かを助けられる人なんてごく少数の人間だけだと思いますよ。
口では綺麗事を言っていても、実際にそういう事態が起こった時に
口にしたことと同じことをできる人間はきっと限られているだろうから…
それが彼の耳にずっと届いていた声。
これまではその声を最後まで聞かず、失敗したトラウマから
自分が周囲に関わることで危険な目に遭わせることがないように気を遣ってきましたが
ノリが悪くても嫌な顔一つしなかったタテヤンを助けるために
声の主にどうしたらいいのか、一緒に戦うために自ら行動を起こす。
まさに主人公って感じですね!!
というか、誰かの助けを待っていたら確実にタテヤン死ぬぞ!?
すでに泡を吹いている時点でかなりヤバい状況ですし。
宙太の声に反応するように、彼にずっと語りかけてきた声の主
ドルー(CV:釘宮理恵)がついにその姿を見せてくれました。
なんか生えてきた感じだね、見た目。
"共生体(モニタリアン)"という生物で実はかなり貴重な生命体らしいですよ。
なんか40億年以上前に栄えたグリフィス星人っていう宇宙人に
星々へと送り込まれた惑星監視用生命体とか。
レインも何故宙太が署員候補として選ばれたのか謎だったみたいだけど、
独り言だと思われていた彼の会話相手の正体を知って
ようやく宙太が選ばれた理由が分かったんじゃないかな??
詳しいことは後日説明されそうですけどね。
とはいえ、ドルーは一体どんな攻撃が使えるのかは宙太は知らないので
どっちみちピンチなことに変わりはありません。
ドルー曰くイメージの一致が大事だって話だけど。
イメージすることでそれを具現化できちゃったりするのかな??
でも、あの追い込まれた状況でいきなりシャブロール星人を倒す方法をイメージしろって言われても…
よく宙太もあの場でたるんだ肉を縫い物みたいに縫っちゃおうってイメージできたな~
ミミが頼んだ雑巾作りがこんなところで役に立つとは…
雑巾縫いが思いがけず、技に…!!
なかなかない発想ですよね。
そんなこんなでタテヤンも助かったし、採用試験にも見事合格。
まだ宇宙警察エルドライブのことはほとんど分かっていないのですが
追々、宙太と共にこちらも知っていくことになるのかな??
そして猛反対の声の主の正体が美鈴だったとラストでようやく知った宙太。
思いがけず片想いの彼女と関わることになったわけですけど、
ツン要素が多い美鈴を落とせるのか!?
なんか趣旨が違ってきているような気がするけど、美鈴との関係も気になるところです。
次回「スーパー・クール・スペース・ガール」
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