僕のヒーローアカデミア 第2話 感想 | あずきのアニメ日和

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第2話「ヒーローの条件」


第2話あらすじ

ヘドロ・ヴィラン(CV:ふくまつ進紗)によって一時は命の危険にも晒された緑谷出久(CV:山下大輝)

憧れのヒーロー・オールマイト(CV:三宅健太)によって命を救われる。

No.1ヒーローが近くにいる、こんなに機会は滅多にない。

憧れのオールマイトにどうしても聞きたいことがあったデクは

無個性な自分でもヒーローになることができるのか

夢を諦めなくても済む可能性があるのかを問うが、気づいたらオールマイトは変わり果てた姿に。

実は5年前の戦いで重症を負っていたオールマイトは

3時間しかヒーロー活動ができない肉体となっていた。

本人の希望により表沙汰にはなっていないものの、

ヒーローが如何に命がけの職業かを理解させるには十分すぎた。

個性を持っていても命がけ、無個性のデクに軽々しく「ヒーローになれる」とは言えない。

オールマイトの言葉にデクは再び絶望の淵に立たされてしまう。





ネタバレ含みます。


前回もうるっとくる話が展開されていましたが、

今回はそれ以上に涙腺にきましたね。


デクが一番望んでいた言葉をかけてくれるのは親ではなく、

憧れのヒーローっていうところがまた泣けます。


とはいえ、最初から「君もヒーローになることができる」なんて言われてたら

感動も何もなく、あっさりとしているし、本当にそう思っているのかも疑問に感じてしまうでしょう。


個性を持たず、憧れのヒーローになる夢すら叶えることができないデク。

それでもヒーローになる夢を諦めきれない彼に辛い現実が突きつけられる。

そういう展開だからこそラストのシーンが涙を誘うのですよ。


第2話にして神回だったな~…!!


さて、憧れのオールマイトに救われ、彼と話をするチャンスを得たデクですが

彼の質問に答える前にオールマイトの姿がだいぶ変貌してましたね。

マジで誰だか分からないレベルで見た目が違うんだけど…


これはびっくりするなって方が無理だわ…


ま、こういう状態になってしまったのにも事情があるようですが。

5年前の戦いで重症を負った際に呼吸器官の半壊に、胃袋全摘出。

度重なる手術と後遺症で憔悴しきっている状況。


憧れのNo.1ヒーローが背負うものは思っていた以上に重いものでしたね。

かっこいいところしか見ていないから一般市民には分からないけど、

そのかっこよさの裏には死と隣り合わせの現実がある。


ということは、それ以前はヒーロー時のオールマイトと同じ体型だったってことなのかな??

ここで語られるだけで終わるのか、それとも回想的な感じで今後入ってくるのか

何にせよ、「ヒーローは命がけ」って言葉の意味が重くなりましたね。


今や3時間しかヒーローとして活動できないオールマイト。

No.1ヒーローの大怪我は市民にも大きな影響を与えてしまうし、

犯罪者にとっては好都合でしかない。


何よりもヒーローとしてのプライドが公表することを許さなかった感じかな。

どんな状況であれ、ヒーローであり続けることを望んだ

オールマイトの覚悟も表れているかもしれません。


個性を持っていても命がけのヒーロー職。

No.1ヒーローのオールマイトですら死にそうになった経験があるだけに

無個性のデクに軽々しく「ヒーローになれる」なんて言えないよね。





さて、ここで大問題が発生してしまいます。

オールマイトにデクがしがみ付いていたことで

せっかく捕まえたはずのヘドロがいなくなってしまったようです。


さらにはヘドロが入ったペットボトルが爆豪勝己(CV:岡本信彦)の蹴りで開封されたようで

かっちゃんが人質になって大ピンチですよ。


かっちゃんもヒーロー志望というだけあって自分の個性には自信を持っていたけど

その個性が仇になった感じかな。


ヒーローが駆けつけてはいるものの、

かっちゃんの爆破の力が結果的に

ヒーローですら手を出しづらい状況を作り上げてしまっている。


このままじゃ、ヘドロがかっちゃんの個性ごと彼を飲み込みかねないし

かっちゃんも命の危機が迫ってる。

ヒーローは近づける状況じゃないから、

誰かこの場をどうにかできるヒーローが駆けつけるのを待つしかない。


この事態はオールマイトの評価もほかのヒーローの評価も下げかねないです。


そのことで一番悔しい思いをしているのは捕まえたはずなのに逃してしまったオールマイト自身と

彼の仕事の邪魔をして、結果的に被害を大きくさせてしまったデクですね。

責任の一つも感じないはずない。


でも、ついさっき無個性のデクにヒーローはできないと遠回しに言われたばかりなだけに

力のない彼がこの場で何かができるわけじゃない。

責任を感じてみていることしかできないわけで、それってすごく辛いことだと思う。


人質が今にも死にそうになっているのをただ黙ってみていることしかできない。

ヒーローを夢見ていたはずが、誰かの命を救うこともできずに

危険に追いやってしまっている現実はあまりにも酷なことだと思う。


何も出来ない無力さを突きつけているような。


でも、それを変えることはできるんだよね。

たとえ無謀だとしても、助けに行く勇気さえあれば

ただ責任に押し潰されるだけの無力な人間じゃないって証明できる。


誰かを助けることに理由なんていらない。

考えるよりも先に行動に移す力、困難なことにも立ち向かう勇気があれば

助けを求める人の力になることはできるのかもしれません。


何よりも大事なことは個性を持っているヒーローたちが立ち向かうことを諦めて

他のヒーローに任せようとしている中で、無個性なデクが一人立ち向かっていったことだと思う。





いろんなヒーローを研究してきたことも全然無駄ではなかった。

咄嗟の判断で少なくともかっちゃんの命が失われることは免れたし、

オールマイトの心を動かすことはできた。


吐血しながら戦ってたけどね、オールマイト…


それでも真っ先に立ち向かっていったデクが褒められないってことはおかしいけどね。

確かに危険な場所に突っ込んでいくことは多少怒られても仕方ないけど

助けを求めてる人の力になろうとする気持ちは評価されてもいいと思う。


それに、たとえ自分たちじゃどうにもならないって状況だったとしても

他人任せにしてたヒーローたちにデクを叱る権利があるとは思えないな…


でも、本人たちが一番分かっているみたいで

耐えたことを褒められたかっちゃんの方が納得できない表情をしてた。


そりゃそうだよね、ついさっきまでバカにしてた相手に助けられるなんてプライドズタズタですし。


今はまだ素直にお礼を言うことなんてできないみたいだけど

それもこういう関わりの中で少しずつ変化していくのかな??

デクもだけど、かっちゃんの成長にも今後注目していきたいね。


で、デクは怒られてばっかりだったけど、たった一人だけ彼を認めてくれる人がいましたよ。


わざわざ会いに来るくらいオールマイトはデクの行動に胸を打たれたようだ。

実際、デクが動かなければ、彼は自分の情け無さを悔いるだけだったろうし

無個性のデクが真っ先に飛び出したからこそ心動かされた部分があったのでしょう。


ヒーローの条件として一番必要なのは助けを求める人のために真っ先に駆けつけること。

考えるよりも先に体が動く、それが一番ヒーローにとって重要なことなのかもしれません。


だからこそ、あの状況で真っ先にかっちゃんの元に駆けつけることができたデクは

ヒーローとしての条件をすでに満たしているということになりますね。


「君はヒーローになれる」

無個性のデクにとって何よりも嬉しい言葉だったと思います。

オールマイトのセリフとデクの押し殺すように泣くシーンで涙腺が崩壊ですよ。


ヒーローとしての道が切り開けてきましたからね。

ここからデクがどうヒーローとして成長していくのか楽しみです。


次回「うなれ筋肉」


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