自坊で共に修行すること3年目に得度をしていただき
じわ~ とくるものがありました。
住職が聞いたらしかられるかもしれませんが、その晩はドンちゃん騒ぎで破目をはずしました
私たちは通いのお坊さん志望なので、よそのお寺さんのように住み込んでお勤めはしていませんでした。
気楽なといったらしかられますが、正直気楽でしたね
みなさんはとてもお優しいし。
そしてあるとき先輩の僧侶とその友人の方たちと、とある神社にお参りツアーで出かけたときでした
先輩が神社の駐車場に車を止めたんですが、近場が開いていたのでとってくるわと駐車場に向かって
歩いていく姿の直ぐ後ろに20歳前後の女の子が同じように駐車場に向かう為に階段を上がっていくのを
確かに見ていたんですが、先輩に何気なくあの女の子どうしました??
と聞いたら
それがな~ 消えたんよ~
きき消えた~∑ヾ( ̄0 ̄;ノ (驚愕の一言)
そんな馬鹿な、隠したでしょ おもむろに飛んできて昇天。。 もと空手部のパンチは効きます。
そんなかんだで参拝をして帰り際に、池の鯉を眺めていると、一緒に来ていた重鎮が、口で法螺を吹いてよといったんです。
ここでと思いましたが、吹き出した途端に今まで静かだった池がにわかにざわめきだって
なんじゃこりゃとおもわず言ってしまうくらいの数の鯉が渦を巻いて集まってきたじゃないですか
その場にいた6人中5人(1人=支持した人)が唖然としたのはいうまでもありません。
それでもって口法螺がやむと鯉から、今の何やったんやという声が聞こえてきそうな感じで
また、池の隅々まで散らばっていきました。
ほんまに、不思議でした。