前回『授業中トイレに行きたくなった話』の続きです↓

 

 

 

 

それからというもの、

 

もし、また授業中にトイレに行きたくなったら・・

 

そんな事を考えると、トイレに行っておかなくてはいけないという恐怖に襲われました。

 

学校に行く前、授業の前、休み時間、とにかく時間があるとトイレに通うようになりました。

 

具体的には下痢のような便意でトイレが我慢出来なくなり、トイレに行くとわずかな量の便が出るのです。

それが我慢出来ずに何度もトイレに行くのです。

 

最初はそれが過敏性腸症候群だと病名も分からず、ただ長引く下痢かと思って、何度も病院を受診しました。

 

しかし一向に良くなる気配はなく状況は悪くなっていきました・・。

 

過敏性腸症候群だと病名が判明するまでの話です↓

同じ病院に2~3回通い、改善されないので別の病院も2~3件受診しました。

 

しかし結果はいつも〝特に異常がみられず様子見〟そして処方される薬は〝整腸剤〟でした。

 

整腸剤を飲んでもちっとも良くならないので、整腸剤のせいで腸が活発になって下痢になっているのかとも疑うようになり、整腸剤も飲まなくなりました。

 

毎日の学校も辛い、毎時間の授業の前後にトイレに通う日々が続いていました・・。

 

しかし精神的に辛くなり・・・

そして先生が病名を教えてくれました。

 

〝過敏性腸症候群〟というものではないか?

 

先生が言うには、

 

『緊張をするとトイレに近くなることがある・・その状態がずっと続いているようなもの』

 

まさに私の状態と当てはまり、初めてただの下痢ではなく〝過敏性腸症候群〟という病気なのだと気づくことになりました。

 

ここから過敏性腸症候群との長いお付き合いが始まりました。