監督/熊澤尚人
原作/椎名軽穂
2010年/日本/128分
私、これよりも良い青春映画知らないです。
多分ずっと変わらない気がする。
私の中のNo.1キラキラ青春映画です
STORY
15年前の大晦日。
両親の愛に見守られて誕生した黒沼爽子(多部未華子)。
爽やかな子と書いて「さわこ」。
幼稚園では「座敷童子に似ている」と言われたのが嬉しくて、みんなの役に立ちたいと" 一日一善 "をモットーに過ごすが、映画「リング」がヒットした小学生の頃、たまたま「貞子」と呼ばれたことをキッカケに何故か周りに怖がられるようになってしまう。
高校生になってもそれは変わらず。
それでも爽子はとても健気で善意のかたまりのような女の子に成長していた。
ただ、周囲のことを第一に考えすぎるため、自分のことをうまく伝えることが出来ず、「貞子」としてクラスからは浮いた存在だった。
一方、爽子のクラスメイト風早翔太(三浦春馬)は、明るく誰に対しても分け隔てなく接する男の子。
爽子に対しても皆と同じように明るくフレンドリーに接してくれるので、爽子は憧れと尊敬の念を抱いていた。
風早はいつも人知れずクラスのために働いたり、本当はとても前向きな爽子に特別な感情を抱いているのだが、爽子の尊敬の眼差しにしばらくは自分の恋愛感情を温かく見守ることにする。
そんな中、爽子は少しずつクラスにも打ち解けるようになり、義理人情に厚く涙もろい吉田千鶴(蓮佛美沙子)や、沈着冷静な矢野あやね(夏菜)と仲良くなっていく。
そんな友人たちに、爽子は初めて自分の気持ちを話せるようになり、心の中にある風早に対しての“特別な気持ち”に気付き始めるのだった。
これは・・・間違いなく貞子ですね|||-_|||
上の写真のシーンは申し訳ないけど笑ってしまいます。
こちらの『君に届け』。
何が良いかっていうと、役のイメージから行くと地味な爽子が風早くんに圧倒的片思いをしてて、最後見事振り向かせる的な感じなのかなと思うじゃないですか。
でも逆で。
風早くんは爽子と初めて出会った時から、彼女に惹かれていたんですよね。
いつか君に届くだろうか・・・
あの時、感じたこの気持ちが・・・
「君に届け」という言葉は、俺の気持ちがいつか君に届きますように…って意味なんですよね✩.*
青春ですね。
素敵なお話です。
パスって、本気で届けって思わないと、ちゃんと受けてもらえないんだよ
風早くんのこの言葉で、今まで自分の気持ちを人に伝えることのなかった爽子が、千鶴とあやねの悪口を言ってるクラスメイトに自分の気持ちをぶつけます。
取り消してください!
矢野さんと吉田さんのこと悪く言わないで!
矢野さんと吉田さんがどれだけ優しくしてくれたか、大切にしてくれたか…
私がどれだけ矢野さんと吉田さんのこと、好きよりもっと大好きか!
これまでは仲良くなりたくても避けられたら諦めてきたけど、あやねと千鶴のことはどうしても諦めたくなかった、2人と友達になりたいと話す爽子。すると、
友達って気付いたらもうなってんの!
あたしらもう友達だったんだよ!
と千鶴が言い、3人で抱き合う(;-;)
この3人の友情、素敵なんですよね。
全然違うように見えて実は3人とも真っ直ぐで。
そして夏菜のギャルメイク最高
可愛いです
今回新たにレビューを書くにあたり色々調べたのですが、多部未華子ちゃんと三浦春馬くんのキャスティングに原作ファンの方々は納得してなかったようですね。
ジョゼは原作に強い思い入れがある訳ではないので楽しめましたし、このおふたりで良かったと思ってます。
でも漫画の実写化って難しいですよね💦
この多部ちゃんの笑顔大好き
可愛いです(*´ω`*)
たまに観たくなる1本です。
キラキラに心が浄化される✧︎*。
何年経っても色褪せることのない良作だと思います。
三浦春馬くんのキラキラ感、多部未華子ちゃんの健気さが際立ってる作品ですので観たことない方はぜひご覧ください
お読み頂きありがとうございます。
では股((ヾ( ◍´꒳`◍ )マタネー