監督/フランク・キャプラ
原題/It's a Wonderful Life
1946年/アメリカ/130分

キャスト/ジェームズ・スチュワート
ドナ・リード
ライオネル・バリモア



名匠フランク・キャプラ監督がジェームズ・スチュワート主演で贈る、アメリカの良心を描いたメルヘンチックなヒューマンドラマの傑作。


STORY


1945年、アメリカニューヨーク州のベッドフォード・フォールズでジョージ・ベイリー(ジェームズ・スチュアート)という中年の男が自殺をしようとしている。

ジョージを救ってほしいという家族の祈りを聞いた3人の天使は、如何にしてジョージを救うか議論していた。

そしてジョージを救う役目に翼を持たない二級天使・クラレンスが任命される。

地上へ行き絶望した男を助けよ

クラレンスは、まずはジョージのことを知るために彼の人生を幼いころから確認し始める…




で、ここから回想シーン。

池に落ちた幼い弟を助けたために片耳の聴覚を失ってしまったり

息子の訃報が届いて、気が動転している調剤薬局のガウワーさんが調合ミスをしてお客さんの薬に劇薬を入れてしまったことに気付き、傷ついているガウワーさんを気遣いそっとその薬を自分のところに留めておいたり

いずれはこの小さな町を出て、世界を回り、大学へ通い建築家になる夢をもっていたのに、父の急死によりその夢を諦め、町の貧しい人々に低利で住宅を提供して尊敬を集めていた父の跡を継ぎ、社長になったり…

と、このようにジョージは常に自己犠牲を払い家族や友人を助けていたのです。
そんな彼の半生が映し出されます。




やがてジョージは幼馴染みのメアリー(ドナ・リード)と結婚し4人の子供に恵まれ、住宅ローン会社の業績も着々と上り、幸せに暮らします。

しかしある日、会社のお金8000ドルが紛失してしまいます。
そのうえ会社には会計検査官もやって来る始末。

絶望したジョージは自殺を図り川に身投げしようとしますが、その瞬間先に老人が身投げし「助けてくれ~」と叫ぶ。

ジョージが夢中になって助け出した老人は、自分は二級天使でジョージの自殺を阻止する為に先に川に飛び込んだのだと言います。




そしてジョージは二級天使にこんな愚痴をこぼす。

僕なんか生きてても何の価値もない

ヤケを起こしてはいかん

生まれなきゃ良かった

自分が死んだら皆が幸せになると思ってるのか?




困った天使・クラレンスはジョージが生まれてこなかった世界がどんなものかを彼に見せることにします。
この二級天使・クラレンスがオジイチャン(ृ ु ´灬`)ुな所に笑ってしまった。




ジョージが生まれてきた世界では救われていた人達が、生まれてこなかった世界では、刑務所に入ることになったり、精神病院に入れられていたり、命を落としていたりしていました。

愛する妻のメアリーはジョージに出会えない為、一生独身を通すことになり、当然4人の子供たちも存在しない。

そこは、人情も道徳もない幻滅するような世界だったのです。




そんな世界にたまらなくなったジョージは元の世界へ戻してくれと叫ぶ。
そして現実に戻ったジョージは・・・
っていうお話になっております。




思ったことはありませんか?

自分なんか居ても居なくても世界は何も変わらない🌍

私なんてマイナス思考の塊なんで、いつもそんな風に思ってます(´°ω°)チーン

でも本当にそうでしょうか?

多分自分もジョージと同じように誰かを救ってて、自分が居なければ存在しない人達がいて、そして自分も誰かに救われている。

大げさじゃなく、世界ってそんな風に成り立ってるんだってこの映画観て思いました。
ちっぽけに思えるひとりの人生、ひとつの命はなんて尊いんだろうって。







そして素敵すぎるエンディング…♡
奇跡みたいなこの展開に泣く( ꜆ᵒ̴̶̷̥́ㅿᵒ̴̶̷̣̥̀ )꜆
大切なのは人徳なんだなっていうのを改めて感じました。
ここネタバレしちゃうとつまんないのでぜひご覧頂きたいです🌈




こちらはジョゼが尊敬するいつも素敵な映画レビューを上げていらっしゃるちかぴーさんからのおすすめです🌈
クリスマス映画なのを忘れてて、クリスマス過ぎてしまいました💦
ごめんなさい(。>ㅅ<。)💦
投げやりにさえならなければ、人生は素晴らしいし、とても素敵なんだって思うことが出来る作品ですラブラブ






今日もお読み頂きありがとうございます
では股((ヾ( ◍´꒳`◍  )マタネー♡