地獄の夜が明けるまで | 私が?子宮体癌ですって?

私が?子宮体癌ですって?

2024年5月28日 子宮体癌の手術をしました
子宮、卵巣、卵管、リンパ節取りました
50代真っ只中
2024年7月24日から抗がん剤DC療法 全6回予定
復活までの記録を残しておきたいと思います

2024年5月28日深夜~29日朝。

 

看護師さんがなかなか来ない。

もう一回ナースコール押そうか、と思ったところに二人来てくれました。

「ウガガ…痰が…苦しい…暑い…腰…気持ち悪…」

と、痰を絡ませながらすべてを訴えますが、声が出ないのでなかなか伝わらず。

まず1つめの苦痛

「た、痰…!」

お腹に力が入らないので咳払いして出すことができず、絡みすぎて飲み込むことも難しかったのですが、看護師さんが横を向かせてくれたらかなり楽になりました。

寝違えてもいい、呼吸が楽になるなら。

思いっ切り右横向きました。

 

そして2つめの苦痛

「暑い…!」

掛布団を1枚剥がしてくれました。涼しくなって快適。

急に体が楽になりました。

 

3つめの苦痛

「腰が…!痛い…!」

「体勢変えないと」と看護師さんは言うのですが、自力で変えられないのです。それを伝えることもできずイモムシのようにモゾモゾ動いていたら

「頭を上げてみたら?」と、ベッド脇のリモコンで頭の角度を上げてくれました。そうか、こんな便利なものがあったのか!格段に楽になりました。

このリモコン手放せないと思い、手の届くところにあるか確認しました。

 

4つめの恐怖と苦痛

「気持ち悪い…」

「点滴の吐き気止め終わったばかりだから、坐薬やる?どうする?」と看護師さんに問われましたが、掛布団を1枚剥がしたら涼しくなり、途端に気持ち悪さもなくなったので解決しました。

 

あれは深夜何時だったのでしょうか。

暗い中懐中電灯で照らしながらあれこれお世話をしてくださり、

看護師さん、ありがとうございました。

このあとぐっすり眠れたのでした。