赤ちゃん連れフォトグラファーのAzusaです。
ご覧いただきありがとうございます。
 
 
投稿百十七回目は
「裸ん坊の三女を連れ、東京の街を歩いてみて学んだこと。
 相手の理解を得るために私がすべきこと。」

について書きたいと思います。
 
 
 
(初めてお越しの方は
こちらの自己紹介をご覧いただけたら
嬉しいです!)
 
 
 
 
 

4年半過ごしたバンコクを去り
早くも一週間が過ぎました。
 
 
 
 
来週早々にも香港への異動を控え
 
束の間を
猛暑日本で過ごしているのですが
 
 
 
 
ここ日本でも
我が家の三女の裸ん坊は健在
 
 
 
 
 
 
バンコクでは
 
 
そんな三女を
周囲は温かく見守ってくれていました
 
 
 
 

先日訪れた香港でも
 
 
予想に反して人々は

裸ん坊の三女に対して
とても好意的だったのですが
 
 
 
 

正直に言って

東京で同じことをやることに
全く勇気が要らなかった訳ではありません
 
 
 
 
 
それというのもこれまで
 
 
子どもたちがはしゃいで
 
露骨に嫌な顔をされたり
間接的に嫌味を言われる
 
といった体験を
 
 

一時帰国中のみならず
 
バンコク内の日本食レストランでも
したことがあり
 
 
その度に残念な思いを
持っていたからなのです。
 
 
 
 
 
 
今回は
 
三女が歩き出してから
初めての一時帰国
 
 
真夏のこの時期に帰って来たのも
今回が初。
 
 
 
 
 
これまでは
 
それほど暑くない時期の滞在
だったこともあってか
 
 
三女もほとんど服を着ていて
 
 
 
稀に着たがらないことがあっても
ずっと抱っこ紐の中にいたので
 
 
目立つことはなかったのですが
 
 
 
 
今回は堂々のおむつ一丁で
東京の街を闊歩
 
 
 
 
 

もちろん事前対策として
 
 
数少ないお気に入りの数着を
最大限の努力で着るように
促してはみるのですが
 
 
大抵の場合は失敗。
 
 
 
 
 
それでは致し方あるまいと
 
 
絶賛自分で何でもやりたがる
よちよち歩きのおむつ一丁と
 
 
 
手を繋いで
ゆっくりなペースで
 
 
周りの視線が気になりつつ
後ろがつかえるのも気になりつつ
 
 
 
毎日一緒に歩いていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
時には
 
 
すれ違いざまから
私たちを追い越した後も更に振り返って
 
物言いたげな目線を投げ掛け続ける人や
 
 
睨んで来る方もいなくはなかったのですが
 
 
 
 
 
これまた予想に反して
 
笑い掛けてくれたり
優しい言葉を掛けてくれたりする方も多く
 
 
"日本だって全然捨てたものじゃない"と
 
嬉しい驚きでした。
 
 
 
 
 
 
 
そうした中でも
 
この一週間で
最も直接的に否定的な反応があったのは
 
 
 
到着日夜に入った
ホテルの傍の居酒屋の店員さんでした。
 
 
 
 
 
お店に入った時には
服を着ていた三女でしたが
 
 
しばらくして服を脱ぎ捨ててしまい
 
 
 
 
そこへすかさず店員さんが
 
 
「他のお客様もいらっしゃるので、
ちょっと...」
 
 
と声を掛けてきたのです。
 
 
 
 
 
 
「ちょっと何ですか?」
 
 

と敢えて問うことはしなかったのですが
 
 
 
 
 
それを聞いた時に考えたのは
 
 
"三女が服を着ていなかったら
他のお客さんが
不快な思いをするのだろうか"
 
 
 
ということでした。
 
 
 
 
 
 
当然おむつはしているので
衛生的にどうのということはないだろう。
 
 
 
それであれば
 
相手に対する礼節を
欠いているということだろうか。
 
 
 
それでは
 
 
 
3人の小さい子どもたちがすぐ傍にいながら

こちらが気になってしまうほど
ふかしているそのタバコは
どうなのだろうか。
 
 
 
 
 
 
 
その時は自分でも
 
そういった出来事に
どう対処していくべきなのか
 
はっきりとした結論を導けずにいたのですが
 
 
 
その後
数人の方々から掛けられた言葉に対して
 
私が発した
 
「この子は服が嫌いなんですよ。」
 
という返答への反応が
 
 
自分なりの答えを見付ける
手掛かりとなりました。
 
 
 
 
 
その反応というのが

「そうとは考えなかった」

というもの。
 
 
 
 
三女が服を着ていない理由が

服を着たくないからだとは
思わなかった
ということなのです。
 
 
 
 
そして理由を聞いた後
みなさん
 
 
「それなら仕方がないか」

と納得してくださいました
 
 
 
 
 
 
確かに
 
なぜそうしているのか
その本当の理由を知らずに
 
自分の考えや価値観にあてはめて
 
 

相手のしていることを
否定的に捉えてしまうことはあります
 
 
 
 
 
 
お互いができるだけ心地良く
その場を共有する
ために
 
 
相手を理解することが
大切であること
 
 
 
 
そのために自分も
 
きちんと
相手に思いを伝える努力を
怠らずにすべきであること
 
 
を学んだ一週間でした。
 
 
 
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました!