神戸から5日。
ずっと仕事も上の空で(笑)、一日中ポワポワした感じで
過ごしていましたが。
今日になって突然「ドスン」と現実感が押し寄せてきました。
夜布団に入ったら即寝入り、朝も目覚ましでなんとか起き上がる、
いつもの朝でございました。
ちょっとさみしいような気もするなぁ(笑)
それでは神戸マラソン振り返り、最後は自分の反省、課題などを。
当日の朝はホテルで
カステラ(と補水液)を。
支度をしながら一切れずつちょこまかと食べていましたが、
全部は食べきれず、残りは預け荷物の中に入れて出発
会場に着いてから、もしくはゴール後に食べてもいいし、とか
思っていたのですが。
会場では緊張と独特の雰囲気にのまれ、そんなことは
すっかり失念し、時間になったのでそのままスタート地点へ。
整列して落ち着いてしまうと、今度はなんか手持ち無沙汰。
そして感じたのです。
「なんか、お腹がすいてきたかも」
・・・アホか
考えてみれば、この時点でカステラ数切れを食べてから
もう4時間近く経っているんですから当たり前。
どうも走ると横っ腹が痛くなる、という恐怖心から普段から
走る直前には何も食べたくない私。
(そして実際、痛くもなるのです)
だけど、今回のような大規模な大会では、何をするにも
(会場に行くのも、支度をするのも、整列するのも)時間がかかります。
極端な話、ブロックに並んでから何かつまむ、ぐらいでも
よかったのかもしれません。
最大の大ポカはやっぱり
途中でガーミンが切れてしまったこと
しかし原因が思い当たらないのです。
前日しっかり充電しておいたし、心拍計・フットポッド等の
設定を切っていたのに、4時間もちませんでした。
※アオタイではうっかりフットポッド設定を切らずに走ったのに、
完走(5時間40分)までちゃんともった。
帰って来てから「もしかして」と気づいたのが「バックライト」
普段から「メッセージ表示時・ボタンプッシュ時にON」にしていますが、
1キロごとのラップ表示時に点灯していたら、もしかしてもたない
レース時は「OFF」にしておくべきかもしれません。
それからフィニッシュ後のこと。
運営の方はしっかりとランナーの誘導などをしてくださって
いましたが、とにかくフィニッシュ後のランナーだけでもすごい数
加えてこっちはバテバテでノロノロと歩くのがやっとです。
気持ちも何かうわずっていて、フィニッシュ後飲もうと思っていた
エネルギージェルやアミノ酸の類も一切取り出さず(取り出せず)
実はフィニッシュ後、飛行機の時間まで余裕があったので
「銭湯」に寄って行こうと思い、会場の更衣室に行かなかったのです。
(当日はランナー・スタッフは入浴無料だった)
でも三宮まで行くポートライナーは20分、臨時バスも10分待ち。
「少しでも早い方」とバスに乗りましたが、今度は道路が大渋滞
そしてバスに座って少し冷静になって考えてみると、いくら汗を
流してさっぱりしたいから、とはいえ、これから銭湯に行く、というのは
少し無謀な考えのような気がしてきて・・・
結局三宮でバスを降りて(マラソンとは全然関係ない)都会の人ごみを
見て「やっぱりやめよう」とあっさり予定を変更しました。
イナカものは都会を歩くだけで一苦労なんです(笑)
だけどカッコはまだ上下ともランウェアのまま。
最終的に空港までそのカッコで行き、多目的トイレでまるで
一昔前の不良みたいにコソコソと着替えましたとさ
こんなことなら最初から会場の更衣室で着替えておけばよかった
当日使う予定だった「銭湯無料券」
大事に持って走ったのに
とにかくフィニッシュ後は個人的・外的その他の要因で何が
起こるかわかりません。
時間と気持ちに余裕を持たないとダメと思いました。
長くなりましたが最後に。
不安いっぱいで出かけた初めての「一人旅」「遠征」でしたが、
終わってみれば「恐るるに足らず」でした
ただし私の場合、行程に余裕がないので、前もっての下準備は
それなりに必要かと思います。
例えば今回は、三宮駅周辺のコインロッカーの場所(地図)なんて
情報も仕入れてプリントアウトして持って行きました(笑)
今はネットで情報はなんでもカンタンに手に入りますし、そのテの
調べ物はキライではない方なので
そうだった
「一人旅」といえば大したことではないのですが気づいたことを一つ。
普段どの大会も基本的に一人で出かけて一人で帰ってくる私ですが、
そういう人ってどうも少数派のようで・・・
当日の会場ではチームやサークル、職場の仲間で集まってテントを組み立て、
のぼりを飾り、スタートまでみんなでワイワイ
そんな中で私みたいなのはなんというか、非常に浮いているのです
寂しい、というわけではないのですが、ちょっぴり居心地が悪い。
だけど神戸は違いました。
原則、全員抽選で当たったラッキーな人たち。
つまり基本的にみんな「一人」で会場に来ているわけで。
なので2万人もの人間が集まっている割には荷物預けの場所も
スタート場所もフィニッシュ後もすごい静かなんです。
みんな黙々と着替え、アップをし、時間になったら移動する。
なんだかすごく不思議な、でも嬉しい雰囲気でした。
(別に会場で賑やかにするのがダメというわけではありませんが)
というわけで大都市マラソンは、間違いなく「クセ」になりました
今度は東京を走りたいなぁ