痩せる よく噛むことと脳のお話 魔女たちの22時:激太り後に、30kg痩せた驚くべき方法 | ごまかしだらけのビューティー

ごまかしだらけのビューティー

ごまかしだらけのビューティーは役立つヒントを紹介します。



『食事のときはよく噛んで食べてますか?』

食事を満足感感いくものにするには、
味そのものや食事状況ももちろんですが、
身体の影響としては満腹感を得ることが重要ですよね。

満腹感を得るには、
前にも話したとおり、
満腹中枢と呼ばれる箇所が刺激されることが必要です。

満腹中枢は脳の脳視床下部にあり、
刺激を受けることで摂食行動をコントロールします。

つまり、「もう満足感だからこれ以上食べなくても大丈夫」と指示を出します。

満腹中枢をインプットするには、
胃にある程度の重さが入ったり、
血糖を上げる使命があるのです。

食事による血糖の上昇は、
デンプンの消化吸収のスピードによります。

口の中に食べ物が入ると、だえきが分泌され、

だえき中のアミラーゼという酵素がデンプンを糖に分解します。

だえきは、食べ物が舌や口の中の粘膜に触れることで
反射的に分泌されることから、
口の中により長い間食べ物があれば、
それだけ多くのデンプンが糖に細分化されることになります。

つまり、よく噛むと血糖値があがって満腹中枢が早めに刺激され、
食べ過ぎを防止することができます。

今日では食べ物が軟らかくなったせいか弥生時代の6分の1、
第2次世界大戦前の2分の1しか噛んでいないと言われているそうです。

椎間板ヘルニア 保存療法

あまり噛まずに量だけ食べると、
満腹中枢が刺激されるのに時間がかかり、
結果多く食べないと満足ができなくなってしまいます。

また、食事をすると体が熱くなりますが、
これは食事誘発性体熱産生と呼ばれる反応で、
1日の消費エネルギーの約1割をも占めると言われています。

よく噛むことで、この熱産生が大きくなると言われています。
つまり、よく噛むことで、少量でも満腹になり、
代謝も促進される=やせるということです。

他にも、「噛む」ことは脳が刺激されるなど様々な効果が見解されています。

皆さん、食事のときはよく噛んで食べているでしょうか?