何度か恩人シリーズを書いてきましたが
今回は恩人の最高峰、 A君!
今の彼です。
「自分の愛で、彼女の病気が治ったら」という考えは
とてもロマンチックで
男心をくすぐるのかもしれない。
「僕が治してあげる。」
と、何人かに言われた事があります。
「azの病気を治すために、僕たちは出会ったのかも。」
と言われた事も。(^^*ゞ
でも、多くの場合、それは
「恋のパワーで、ストレスが軽減されたり
免疫力が高まったりして、病気なんて治っちゃうかも」
とか、
「女性ホルモンが活性化して、お肌なんてツヤツヤに
なっちゃうかも」
くらいの意味で
彼らが病人と共に生きることの大変さを理解していたり
実際の負担を覚悟しているとは限りません。
まぁ、それが普通だと思うので良いのですが
結局そんな簡単に病気は治らなかったし
かえって闘病への意識の違いを
思い知らされたこともありました。
患者にとって、病気はごくごく現実的なものです。
ロマンチックな夢よりも、精神的なサポートよりも
実務の協力が必要な場合があります。
(それが結局、精神的なサポートになるのです。)
それを見事に理解し、実行してくれたのがA君です。
A君、万歳!
今年の夏、いよいよ具合が悪くなってきた頃
私はA君に電話で
「できれば、実家には戻りたくない」
と言いました。
A君の返事は
「わかった、がんばろう。」
ちょっとビックリした。そしてジーンとした。
「きっと大丈夫だよ」くらいの返事を予想していたから。
こうしてA君は、一瞬にして共同体制をしき、
実際に、惜しまぬ協力をしてくれました。
本当にいいの?と思いつつ
親よりもA君を頼りにする日々。
A君はもともと家事能力が非常に高いので
週末になると家に来て
料理も掃除も、チャカチャカとこなし
冷凍にストックまで作ってくれました。
病院に薬を取りに行ってくれたり、
買い物に車を出してくれたり
できるかぎり、私の負担を軽減してくれました。
そして、そっと抱きしめてほしい時には
そっと抱きしめてくれて
ぎゅっと抱きしめてほしい時には
ぎゅっと抱きしめてくれました。
でも、私に対人的な余裕がまったくなくて
放っておいてほしい時は、
文句も言わずに放っておいてくれました。
私は感謝の気持ちでいっぱいだったけど
あまりお礼を言い過ぎると
逆にプレッシャーを与える気がして、
ただ普通にありがとうと言い、
心の中で拝んでいました。
A君は偉い!すごい!
心から尊敬しています!