自分の腕の長さを思い出す。 | マリンバ・ビブラフォン奏者 山田あずさ

自分の腕の長さを思い出す。

恐さを体験していったら何にもできなくなってしまった
ある程度解決した事は言葉にできるけど、そんな時って何も表現できないんだな~っ
とひしひしと感じる期間。
こういうのが長い期間続いてしまうのは初めてで。。。


自分の腕の長さやリバウンドの感じ
板にヒットした強さやスピードでの違いを感じて、やっと距離感が戻ってきた。
感覚が違うと、音って凄く痛くなる。
自分が一番愛した音ってなんだったんだろうと深く思う。

こんな音を発してみたい!と初めてマリンバという楽器に触れて強く思っていたのに
気がついたら忘れてた。

新しい事、アンサンブルする事、どんどん早くする事で頭がいっぱいになってしまった。

音楽ってどんな事なんだろうっと思って。
いろいろな音楽を聴きにいってみたりしたら、それがいつも凄くかっこ良くて楽しいから。
いいなっいいなっ!って気持ちで溢れて、
自分が一番あたたかいっと感じる音の事に無関心になっていた。

この楽器ができる事をもっと知っていきたい。
腕はどこまで振ったらどこに行くのか。歩幅は何歩って。
いつも感じていたのに、忘れちゃうなんて思っても見なかった。

今日は、指のそれぞれの長さや時間の経過によって腫れて行く様。
疲労したら左腕が鈍化する事。
自分の特徴とマリンバの特徴を観察して良い音とタイミングをたくさん見た。
素材同士の会話。肉と木の話。

もっと良い音だせますよう!

困ってしまったら、大好きだったピースを丁寧に弾いてみたらいい。
それが自分がいままでやってきた事だから。
新しい事はそれからでも 日本茶2

それぞれだから。