ブログネタ:あなたにとっての「鬼」とは?
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私の子供のときの記憶って、
私の子供のときの記憶って、
他の人に比べると、けっこう残っているみたいなんです。
さすがに、生まれたばかりのときの記憶はありませんが、
初めて目が開いて、ぼんやりと赤い色と一緒に、
母の顔が見えたときから始まって、
ハイハイの頃の記憶とかも、幾つか鮮明に残っていたりします。
でも、厄介なのは、その記憶が
必ずしも、現実のことだけではないんですね。
私が中学生になる頃まで、
ずっと現実にあったことだと思っていた話のひとつに、
鬼の軍団が、私の自宅に遊びに来た、というものがありました。
それは、私がまだ、小学生になる前のことです。
いわゆる鬼が持つこん棒を持って、
赤鬼やら青鬼やら、白鬼もいたような感じですが、
そんな色とりどりの鬼達が、
その時に住んでいた自宅の勝手口からドヤドヤと入ってきて、
私の姿を見つけると、
「おー、こんなところにいたか~♪♪」
みたいなことを言って、私をつまんで持ち上げてみたり、
押さえつけてみたりと、人を好き勝手におもちゃにして遊んだあげく、
鬼達は、縁側で楽しそうに宴会を始めていました。
私は、この人達はいつまでいるんだろうと、
心の中ではビクビクしながら、その様子を見ていました。
悪い人たちではなかった感じですが、
その時の自分よりもはるかに大きいどころか、
いつも普通に見ている大人達よりも大きくて、見慣れない姿形の人たちには、
やっぱり怖いと思ってしまいました。
そんな、「子供のときに鬼がうちに遊びに来たことがある!」
という、鮮明な記憶が、私の中にはずっとあったのですが、
中学生になった頃に、やっと気づいたんです。
鬼って、現実の世界にはいない生き物だって。
その時になって、ようやく、あれは子供の時に見た夢だったんだって
理解することができたのですが、小学生のときは、
まったく、そんなことに疑問を持ったことがなかったんですよね
でも、サンタクロースが現実にいないということは、
もう、小学生の1,2年生のときには分かっていました。
なぜなら、目が覚めて、枕元においてある
サンタさんからのプレゼントは、その頃、いつも読んでいた、
週刊マーガレットとかのマンガの最新号だったんです。
それが、クリスマスに、サンタさんからプレゼントされたときは、
いつも買ってくれていた親からは、もらうことはありませんでした。
なので、もし、これが本物のサンタさんからだったら、
ちょっと、せこすぎないか???
なんてことを、子供心に感じてしまったために、
クリスマスに枕元にプレゼントを置いているのは、
サンタさんではなく、うちの親だって、すぐに分かっちゃってました。
にもかかわらず、鬼のことは、ずっと本当の出来事だと、
思い続けてたんですよね。
もちろん、私の実家では、大人が鬼に扮して、子供を脅すというような
お祭りも風習もないので、誰かが扮した鬼でもないんです。
それよりも、大人になってからも、現実と区別がつかないくらいに
リアルな夢はよく見るので、やっぱりあれも夢だったんだと思います。
でも、いま思い出してみると、とても気さくな鬼さん達だったので、
いまなら、そんなに怖くはないと思うから、追い出したい鬼ではなく、
もう一度、会ってみたい鬼さんのお話になってしまったかもしれません。
