こんにちは

きぬえねーさんこと白戸絹江です。

 

本日は、激動のこの一年の振り返りをしようと思います。

 

激動の一年というのは、

とても大きな大きな出来事が起こり、

それでも何とかクリア?できてきたような気がするので、

自分の貴重な経験を忘れないために…

 

今年は、

本気で仕事をやめようと思った瞬間と

2度も遭遇しました。

 

一つ目は

平成31年の幕開けから、

「すっご~~~い!私の還暦は令和元年だ(笑)」

などと表面は浮かれ切っていましたが、

心のどこかで浮かないものがずっと支配しているのを感じていました。

 

それが何だかわからないまま、

3月になり、知る人ぞ知る

[USB崩壊事件」が勃発。

ほぼ、すべてのデータが消滅。

 

バックアップを、今日やろう、明日やろうと先延ばしにしていた結果でした。

何故、「今やろう!」と思わなかったのか。

 

そんな思いの中、60歳になったら生まれ変わるんだ!

だから、過去のデータにとらわれず、

また一からやり直せばいいと、

自分に言い聞かせながら、

最初からのデータづくりに明け暮れながら

日々仕事をしていたのが現状でした。

(自分でもよく、仕事に穴をあけずにできたと感心していますが・・)

 

そして、7月、

とある人から、

「ここから本当に人生の再スタート。

 でも、よい再スタートをするためには、

 これまでの仕事のやり方を変えたほうがいいよ。」

とアドバイスを頂くことに。

 

そこで、これまでの仕事に対する向き合い方を改めて考えなおす

良い機会ができて、

・もっと、本当の自分を出そう

・世間の目にとらわれることをやめよう闘おう

 

この思いで、行ったり来たりを繰り返しながら、

やっと光が見えてきた瞬間、

二つ目の仕事を続ける自信がなくなる事件が起こりました。

 

とても大切な人を失いました。

 

私が、31歳で仕事を始めたときから、

陰になり日向になり支えてくれていた

事務機屋のWさん。

この30年の私の軌跡をずっと見てきた人です。

 

宅建講習でめちゃくちゃ忙しい(宅建講座の講師です!)時期が

やっと終わった10月半ば過ぎ、

1カ月くらい連絡もしていなかったのですが、

ふと、用事ができて電話をすると、

「胃の調子が悪いんだ。胃がんかも。今検査中で、結果が10月末に出る…」

その後、直ぐに入院。

そして胃がんで入院のはずが、そのまま病院で脳梗塞を発症。

あれよあれよと1カ月で逝ってしまいました。

 

えっ!

私、これからどうすればいいの?

何で?おかしいでしょ?

つい、1カ月前に電話で話をしていたよね…

 

困ったときのWちゃん。

私「Wちゃん、相談があるんだ。」

W「できることなら力になるよ」

私「ありがとう。恩返しは出世払いで…」

W「楽しみに待っとるわ」

と、こんな会話で30年。

 

これを生まれ変わるための断捨離というのであれば、

神様は何と酷いことをするのだろうと。

 

Wさん、入院中に誕生日を迎え、享年66歳。

早すぎますよね。

 

このことを、どのように捉えたらよいか

しばらく、気持ち定まらなかったのですが、

少し、引いて考えてみると、

・私が自分の中との闘いに決着がつきそうになったころに起こったこと

・Wさんの入院をきっかけに、どうしても私と繋げたかった方と繋がったこと

 (Wさんの息子さんとWさんのガールフレンドです)

 

色々な思いを私に託して、

そして、今の私なら安心して託せると思ったからかもと

少し、自分都合に考えながら、

何とか今日まで来ています。

 

いつもなら、この時期、カレンダーをもってやってくる。

もう、彼からもらう来年のカレンダーはないんだと、

事務所の壁を見ながらつくづく思います。

 

そんなそんなで、

相変わらず、私の周りは事件だらけですが、

来年、一体何が起こるのか、

今からワクワク、ソワソワしています。

 

なぜならば、この60年、

あまりに色々なことがあり過ぎて、

今では、苦難は神様からの贈り物と感じるくらいにまで

アクシデントの王道を極め始めているから。

 

貴重な体験ばかりです。

 

皆様

この一年大変お世話になりました。

 

来年もお世話になります。

よろしくお願いします。

 

 

リアライズ 白戸絹江

 

 

 

 

2019年12月17日

私が代表を務める「一般社団法人リアライズ」の

設立記念日です。

 

5周年おめでとうクラッカー

 

さて、5周年を記念して

私のたたき上げ人生の一部をご紹介します。

 

たたき上げ人生で得られたものは

「為せば成る、為さねば成らぬ何事も!」

 

要するに、

本気になれば、できないことはない!

やり続ければカリスマにもなれる!

 

 

今の私の2大キャリア(細かいものは置いておいて)
・宅建講座講師歴 28年

・キャリアカウンセラー 15年

 

私が本格的に職業人としてキャリア積み始めたのは

31歳からなので、順調にキャリアを重ねているといえるのでしょうね。

 

何故、31歳からなのかは、後日改めて。

 

皆様にはあまり興味がないかもしれませんが、

31歳で、突然、講師としての人生をあゆむことになったのか、

その苦悩の中から得られたこと、学んだことを伝えられたらと思います。

 

今では、「化石」と言われてしまうかもしれませんが、

たたき上げ人生の始まりです。

 

宅地建物取引士(旧宅地建物取引主任者)の資格を取得したのが、

丁度その年齢。

学んでいた専門学校で、講師に誘われ、かなり悩みました。

不動産について、ずぶの素人が、2か月半で50点満点中42点で合格した

という実績だけを買われて、講師に誘われました。

 

その時まで、私が壇上に立ち、人前で何かを教える…などということは

考えたこともなく、ものすごく悩みましたが、

頭で考えれば考えるほど、浮かんでくるのは

「無理、無理、無理、無理…」

 

全く未知の世界へ飛び込んでいくのです。

 

そんな私の背中を押したのが、

「生活する」「生きていく」という

その時の環境です。

 

生活のあてがなかったのです。

仕事も探していました。

丁度、別居から離婚が成立したころだったので、

これからどうやって生きていこうと

窮地に追い込まれていたときの誘いでした。

 

ですから、

ほとんど社会経験もないような私にとっては、

ありえないくらいのお給料を提示されたので、

「研修もあるだろうから、何とかなるかもしれない…

 見込みがなければ辞めればいい…」

くらいの気持ちで、講師としての入社を決めました。

 

甘かったですね。

 

その専門学校には、研修の制度がなかったのです。

 

入社して2週間ほどしてからの指示が

「来週、都市計画法の講義に登壇してください」

でした。

 

愕然としました。

 

何のスキルもノウハウもない私に、

突然人前に立ち、理解できているかどうかもよくわからない内容を

講義しろと言ってくるのですから、

その専門学校も怖いもの知らずだなあと今になっては思います。

 

専門学校は

・研修してる時間があるなら実践で学べという訳の分からない制度がある。

・宅建の資格さえあれば、やれて当然と思っている会社の体制がある。

 

ということを知りました。

 

そこから講師としてのいばらの道がスタートします。

 

はじめ数回は、石でもぶつけられるのではないかという勢いの

ブーイングの嵐。

泣きました!(お家でですが…)
壇上で足の震えが停まらず、心臓バクバク。
汗がにじみ出て、
講義時間が来るのが怖かったです。

 

でも、

だからこそ、私は成長できました。

 

講師に必要なノウハウは何か。

どのようにすれば相手に伝わるのか、伝えられるのか。

そして、2時間半という講義を

集中して聴かせるためには何が必要か。

 

これを実践で学ぶことができ、

今では、

「白戸先生の講義、いつまでも聴いていられる」

などと、嬉しい言葉もいただけます。

 

そして、常に初心を忘れず、

あのブーイングの嵐の様子を記憶に焼き付け、

毎回登壇するようにしています。

 

できない、やれないという気持ちよりも先に

まず、やってみる。

 

私は、講師としての道のりの中で

伝わるように伝える技術と相手の気持ちに寄り添う技術を

しっかりと身に付けました。

 

といっても、完成形ではありません。

まだまだ、進化し続けています。

 

そしてこの発展途上で

「キャリアカウンセラー(現キャリアコンサルタント)」という仕事に出会い、

講師業で身に付けた、

相手の気持ちに寄り添う技術と伝わるように伝える技術が

活かされていることがよく理解できます。

まず、やってみる!

 

大切なことですね。

あっ!

何故、講師業をすぐに辞めようとしなかったかというと、

ただの負けず嫌いなのかもしれないですね。

 

長文を最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。


 

 

一般社団法人リアライズ FB

 

 

 

 

こんにちは

 

事件は3月4日13時頃に起こりました。

 

原因は、100%自分自身の怠慢によるもの

 

この子が突如崩壊しました。

 

8年ほどのデータ更新を、

全てこれ1つで済ませていました。

バックアップを取ろう取ろうと思っていた矢先(という名の先延ばし)

PCに差し込むなり

「フォーマットしてください」

のメッセージ!

えっ?えっ?えっ?????

 

プロパティを見ると、中身は空っぽ使用領域0%!

慌てて、ネットで調べるとデータ復旧ができるとか…

藁をもつかむ思いで、復旧する会社へUSBを持ち込みました。

(この時までは、悪運強いはずだから、復旧できると心のどこかで信じていました)

 

診断結果は…

ほぼ壊滅。

フォルダは破壊され、拡張子ごとに集まっているものの、
開けないものもあり、たとえ開けても崩れてしまっていて解読不可能の状態の物もある…

大丈夫の物もあるらしいが、それがどれなのかはわからないので、

1つずつ、開いて確認するしかないとのこと。

 

「終わった・・・!」と思うと同時に

涙が溢れ出る…
(もう仕事辞めようと思った瞬間でした)

復旧会社の人には申し訳ないけれど、

号泣状態(全く迷惑な話です)

 

時間が経過するにつれて、

だんだんと自分の中で変化が。

 

2019年は私の節目の年
本格的に人生のセカンドステージに向けての準備中。
そんな中で8年貯めたデータが崩壊。

ということは、

過去をいつまでも引きずっていないで、

心機一転、今の自分を表現できるように

思い切って断捨離しましょう!

と、神様からの熱いエールなんだ!

 

なくなれば、作ればいい。

分からなくなれば、新たに考えればいい。

この8年は自分の頭の中にあるはず。

くじけていないで前を向こう。

だって、

なくなっちゃったんだもの。

しょうがないから笑うしかないよね!

 

と言いながら

今は、一日一日無くしたデータの作り直しですが、

*クラウド

*外付けポータブルHDD

*USB

の三重にデータ保存中(笑)

 

こんなに気持ちが復活できたのは、

セルフコーチングをすることができているおかげかな。

 

思いっきり、足踏みをしてしまったけれど、

あれから引換えといっては何ですが、
面白そうな仕事の話が舞い込んできます。

そして、この事件で一番私が得たものは

ここ数年のモヤモヤが晴れてきたこと。

自分の方向性が明確に見えてきたこと。

 

無くしたものは大きいけれど、

得たものはもっと大きい。

 

まだまだ、面白い人生を歩めそうです♬ドキドキ