おじいちゃん | おてんばみーこ子育て記録!

おてんばみーこ子育て記録!

2016.3月 結婚
2017.2月 妊娠発覚
2017.10月 みーこ誕生

名前変更いたしました!
あずさ→ばんびです!
主にみーこの成長記録を中心に
日常や夫婦の話など
気ままに綴っていければと思います。

祖父が息を引き取りました。

93歳でした。


厳格で亭主関白で

本当に「THE昭和の男」

って感じでしたが

その中にもユーモアがあり

娘にはデレデレで

優しくて

可愛いおじいちゃんでした。


去年くらいから

入退院が増えて

ずっと不安で、

札幌に帰ってきたい

一つの要因でもありました。


離婚を考えるときにいつも

じいちゃん怒るなーってのが

一番に頭によぎってて、

離婚するならじいちゃん亡くなってから

なんて思っていましたが

思ったよりも怒らずに

優しく受け入れてくれました。


どんなに病気で苦しくても

娘には笑顔で優しく接してくれ、

たくさんの愛情をくれました。


亡くなったことを娘に伝えるときに

どう伝えるか考えましたが、

葬儀やさんもちょうど

5歳のお子さんがいるらしく。

「仕事柄色々調べましたが、あやふや(お空にいったよ等)」ではなく、事実を伝えた方がいいみたいですよ」と助言いただき

「じいじ死んだよ」

と伝えました。


「なんで?」「どうして?」には

息をするのが苦しくてね、

止まっちゃったんだー

と伝えました(呼吸器系の癌です)


本人もじいじに触り

「ほんとだー!冷たーい!」と

ある意味貴重な経験。

こういうところは

好奇心の旺盛さや臆しない

強い?鈍い?すごさがあります。


32年間でもらった愛情には

到底応えられませんでしたが、

結婚し

式で詩吟を吟じてもらい

孫を見せ

食べたいと言われた手料理を

振る舞えたので

少しくらいは

返せたのかなぁと思います。


優しい孫ではなかったけど

貴方から受けた愛情は

本当に愛おしく

幸せなものでした。

父の時とは違い、

たくさんの時間をかけて

貴方の死への覚悟を決めてきたので

ボロボロに泣くことはないけれど、

今はむしろ

実感がないのもあり。

明日の通夜でたくさん泣かせてね。


呼吸器だったので

ずっと苦しそうで、

眠った顔が安らかだったこともあり

個人的には

お疲れ様の気持ちが強いのもあります。

本当に本当にお疲れ様。

長生きしてね、

って言葉は

無責任だなぁと、

最期の頃には思いました。


とにかく本当にお疲れ様でした。

実家に戻ってからは

一人の夜が久しく

ひどく寂しいです(※娘が寝た後の意)