76-2004  60歳,男性.高熱とともに両下肢に紫斑,腫張が生じ歩行困難と感覚障害も伴ってい | 皮膚科専門医試験勉強されている方、皮膚病、皮膚に関心のある方のためのブログ!!!

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76-2004
 60歳,男性.高熱とともに両下肢に紫斑,腫張が生じ歩行困難と感覚障害も伴っていた.白血球は12,000/mmで好酸球は34%であった.なお患者は,1年前から気管支喘息にてロイコトリエン拮抗剤で治療中である.臨床像と組織像は写真に示した(図18a,18b).最も考えられる疾患名を記せ.



$皮膚科専門医試験勉強されている方、皮膚病、皮膚に関心のある方のためのブログ!!!-図18a-2004-76

$皮膚科専門医試験勉強されている方、皮膚病、皮膚に関心のある方のためのブログ!!!-図18b-2004-76







 60歳,男性.高熱とともに両下肢に紫斑,腫張が生じ歩行困難と感覚障害も伴っていた.白血球は12,000/mmで好酸球は34%であった.なお患者は,1年前から気管支喘息にてロイコトリエン拮抗剤で治療中である.臨床像と組織像は写真に示した(図18a,18b).最も考えられる疾患名を記せ.


アレルギー性肉芽腫性血管炎

=チャーグストラウス症候群 

P-ANCA陽性 喘息が特徴的
 
熱、喘息、好酸球・IgE上昇