皆さん、寒中お見舞い申し上げます。
昨年は9月に実家の母を失い、
10月に3頭いた愛犬の最後の１頭が虹の橋を渡りました。
そんなわけで今年は喪中ですので
新年のご挨拶は遠慮させていただきました。
新年に帰省予定の娘親子もクリスマスにコロナに感染。
今年は娘も孫も帰省することなく、
本当に静かで少し寂しい質素な年明けを迎えました。
昨年、10月19日に愛犬がなくなった後で、
初めて生活時間に余裕があることに気が付きました。
愛犬の葬送を見送った後、2日後の21日から
毎朝、亡き愛犬達のお散歩用の手提げバッグに
亡き三頭の遺品である首輪を3つ入れて、
いつも一緒に散歩していた公園に
気持ちだけでも一緒にとお散歩に行くようになりました。
楽しかった思い出を振り返りながら
楽しかった亡き愛犬たちの行動を
一つ一つ思い出しながら
母の遺品である防寒用のコートをきて
毎日欠かさず歩いています。
考えてみたら、毎日毎日生活に追われて
時間がないとばかり嘆いていた自分を思い出します。
常に何をするのも
若い頃は、常に生活費につながる事ばかりを考えていた
そんな気がします。
愛犬の介護もそれなりに大変でしたが
実家の優しかった母が亡くなり、
その愛犬もついに後を追うように旅立ってしまうと、
悲しんでいる時間が出来た自分に
今更ながら驚いています。
母が生きていれば後4日で90歳のお誕生日でした。
人は気持ちに余裕がないことはよくないですね。
感情まで押し殺して生きていた気がします。
忙しかったころ、幸せなど自分には縁遠いものだと思うほど
そんな事を考える暇すらなかった時期がありました。
今までの生活を振り返り今思うことは、
特に明日の心配もなく
普通に食事ができて寝る場所もある。
それだけなのに幸せなのです。
大好きだった音楽を聴いて
懐かしい写真を広げて自由に見る楽しさ。
誰からも束縛も受けないという自由。
毎朝、散歩をしたところで
全く自分的には、何の利益もないわけですが
余計な心配や考えを持たなくてよいことだけで
これほど晴れやかで
楽しい気持ちになれるのだということを知りました。
年始も元旦朝からいつもの公園を歩き
毎年のお正月を思い出しながら思い出に浸りながら
ゆっくりと歩きました。
今まで生きてきて一番静かな お正月になりました。
私はリウマチという基礎疾患があるので
出歩くことで、コロナやインフルエンザに罹れば
即入院になる体です。
ですが、ここ数年、病状も安定していて
普段の生活には何ら支障がなく
普通に暮らせているのことに感謝する毎日なのです。
幸せの尺度は個人差がありますから
目標を持つことはとても大切ですが
いろいろな意味で引き際というのもあると思います。
仕事が生きがいでいられる人は
ほんの一握りの人なのかもしれませんが。
一生現役が理想ではありますけれどね。
何事も損得勘定をしていては
やっぱり幸せを感じることは少ない気がします。
何事もいつかできるかも、
その時までは何が何でも頑張るなんて
そんなことを考えていては
おそらく一生何も楽しむことはできないと思います。
私は若いころから、海外旅行に行くのが夢でしたが
おかげさまで過去3回海外旅行に行くことができました。
ほんのちょっとだけお金の余裕ができた時
突然思い立って出かけました。
今しかないというチャンスをつかむことができた
そんな運の良さを持っていたのだと感じます。
今は、体を壊していますから
海外旅行はかなり無茶な選択になりますから
いけるうちに無理して行っておいてよかったと思っています。
いつか余裕で行ける時まで
待っていたらなんて思っていたら
ようやく行ける時期になって
年齢が上がっておまけに体を壊していては
全く意味がありません。
何事もあの某ハヤ※先生がテレビでいつも言っている
「いつやるの？今でしょ！」という
言葉の意味が本当によくわかります。
今年は癸卯の年です。
皆様にとって「飛躍の年」になることを祈念しています。
何事もやりすぎはやめて
ほどほどにが今年のキーワードです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
今年も皆さん何卒よろしくお願いいたします。
まずは新年のご挨拶まで。
また数理占星術や
他の占術などをご紹介をしていきたいと思っています。
それではまた書かせていただきます。
日宣 拝